ズブロッカはなんで桜餅そっくりの香りなんだろうか?ポーランドではリンゴジュースで割るのが多いみたい。ポーランドの留学生から聞いた。
少し前まではフィンランディアのクランベリー味が日本にもあったんだが輸入されてないみたい。
>>951 砲兵大好きロシア軍だから、スンマ村はどえらい砲撃を食らうんですよね・・・
954 :
名無し三等兵:2011/09/10(土) 17:37:49.33 ID:UQpIaLfe
フィンランド側からは物量に物を言わせて攻撃するソ連軍であったが、
その実情は必ずしも単純なものではなかった。
砲兵隊にはコンクリート・トーチカ用の特殊砲弾が支給されていたが、
その使用には上級将校の許可が必要とされていた。第90狙撃師団の
大隊長が、攻撃前にポノマレンコ中尉の観測哨を訪れた。「同志中尉、
この書類にサインして欲しい。」ポノマレンコが目を通すと、それは
前面にコンクリート・トーチカがないという証明書であった。「この
書類がないと攻撃を開始出来ないのだ。」特殊砲弾使用の申請をしていない
以上、コンクリート・トーチカはあってはならないのだ。もしも攻撃が
始まってコンクリート・トーチカが発見されればNKVDに召還される
のであろうか。彼は赤軍の官僚制度を呪いながら書類にサインした。
>>特殊砲弾使用の申請をしていない以上、コンクリート・トーチカはあってはならないのだ
書類を申請してトーチカが無かった場合の方が恐ろしいのだよな・・・
oh…
まさに官僚主義だね。
うへぇ・・・ 頭悪ぅ・・・
959 :
名無し三等兵:2011/09/11(日) 19:07:27.70 ID:V+tZjV1W
ソ連軍が、フィンランド軍防衛戦を弱体化させる為の準備砲撃に時間を掛ければ
掛けるほど、攻撃正面とそのタイミングを把握したフィンランド軍は、攻撃待機
中の部隊に集中射撃を浴びせた。
「村が燃えている。」ソ連第100狙撃師団第85連隊のチェティボック曹長は炎を
見た。「違う。あれは火炎瓶攻撃により味方の戦車が燃えているんだ。」上官が
答えた。砲声が轟いていた。砲兵はいつも後方にいて、壕の中で生活する。敵兵を
見る事もない。「実を言うと砲兵は羨ましかった。戦車兵になりたいと思った事は
ない。」チェティボック曹長は、後にインタビューに答えている。
モロトフさんちの特製カクテル、キテタ━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━!!
うーむ・・・
正に鉄の棺桶か・・・
>>952 少し考えるんだ。ズブロッカのあの野草の匂い…。
フィンランディアにあったクランベリー味…。
オレはレモンや唐辛子を漬け込んだウォトカを見たこともある。
特別な工夫はいらないんだ。
何か自分が気に入っている風味というものがあるならば、
その風味の基を瓶の中に入れ、冷蔵庫で満足するまで寝かせておけばいい。
そうすればオリジナル味のウォトカができあがる。
964 :
名無し三等兵:2011/09/16(金) 22:45:30.62 ID:P9beGBF1
「少なくとも3個狙撃師団と1個戦車旅団が攻撃に参加しています。」マンネルヘイムは、
幕僚からスンマ戦線の報告を受けていた。ソ連軍の進撃は遅々としたものであったが、
これまでと異なり、前進することより敵の火点をつぶすことに集中しているようだった。
カレリア地峡軍司令部は、総司令部予備の第5師団の前線投入を強く要請していた。
ソ連軍は、数と戦力の有利を生かし広正面を同時に進撃し、防御側に戦力の分散化を
強要していた。「ブルシロフ以来の伝統だな。」
この時第5師団は戦線の15km後方に控置されている。この時点では、まだ状況は
差し迫ったものだとは考えられなかった。「要請を認めよう。ただし、1個連隊のみだ。」
マンネルヘイムは命じた。併せて第3猟兵大隊が前線へ移動を開始した。
なんかウィンターウォーって映画見たけど長い戦争を120分くらいで表したからなのか微妙に感じた…
相手の武器ろ獲とかやらないのね
どなたか詳しい方はいらっしゃいませんか…
>>965 ウィンターウォーの見所は、ダッシュで塹壕に飛び込むシーン。
塹壕の中には死体役の役者さんが身動きしないで寝てるんだけど、
そこに全力疾走で飛び込んだもんだから、
全体重+ダッシュの直撃を食らった死体役の人が悶絶してのた打ち回ってるシーンがある。
967 :
名無し三等兵:2011/09/17(土) 22:59:50.27 ID:hFLA8mVB
スンマを守るフィンランド第7連隊は、ソ連軍に激しい砲撃と銃撃を浴びせていた。
しかし、前線の第1及び第3大隊の疲労は極限に達していた。「前線の兵士はもう
限界です。」第1大隊長のクルト・アルフルソン大尉は連隊長のカーロ・ヘイスカネン
大佐に訴えた。「第2大隊は第1大隊と交代しろ。」彼は予備として待機していた
第2大隊に命じた。拠点Sk2の周囲にはソ連兵が充満している。
この夜、増援の第3猟兵大隊が到着した。「第3大隊の戦線を引き継いで欲しい。」
ヘイスカネンの要請で、彼らはSk2に対する反撃に投入された。数発の砲弾が
ソ連軍終結地で炸裂した。貧弱な支援砲撃であったが、第3猟兵大隊の兵士達は
士気を高め、ソ連軍を撃退した。
>>965 「Tali-Ihantala1944」をご覧ください。
文句なしの傑作ですよ。
>>967 本当に貧弱な支援砲火ですね・・・
>>965 地味にDP機銃を使っていたりする(火焔放射戦車のシーン以降)
ラティ・サロランタが弾詰まりを起こして、射手が装填レバーを何度も引いた挙げ句に弾倉を交換するとか、意外に細かい
本国版のシーンをいろいろ削った米版を日本語化したと聞いたから、いつか完全な本国版を手にしてみたいものだ
970 :
名無し三等兵:2011/09/18(日) 18:52:06.92 ID:gCk+PfcQ
8日、スンマでは戦車に支援されたソ連軍が、またも煙幕に紛れてマンネルヘイム線の
突破を図った。各戦車は装甲された橇を引き、兵士を運んでいる。
フィンランド第3猟兵大隊のエイナー・シャデウィッツ伍長は戦車によじ登り、ハッチを
叩きながら叫んだ。「開けろ、イワン。これは死のノックだ。」フィンランド語を解さない
ソ連兵がハッチを開けた隙間に、シャデウィッツは手榴弾を放り込んだ。雪の上に伏せた
彼の耳に戦車が爆発する音が聞こえた。攻撃は何時ものように夕方には撃退された。
150もの橇がフィンランド軍の手に落ちている。
それでも第2軍団長のハロルド・オーキュストは、総司令部に第5師団との交代を具申して
いた。「第3師団の将兵は疲労の極みにある。」
>フィンランド語を解さないソ連兵がハッチを開けた隙間に、シャデウィッツは手榴弾を放り込んだ
酷いw
というか開けるなよw
973 :
名無し三等兵:2011/09/19(月) 19:05:12.12 ID:hMZf+xGE
随伴の橇に乗っていた兵士はどこに行った・・・
そこでタンクデサントの出番なのですな
戦車で引くそり、アイディアは良さそうですが・・・
フィンランド軍の銃弾が簡単に貫通してしまい、意味が無かったそうな。
フィン側も似たような橇使ってたな。
戦時映像に映ってた記憶が。
あと関係ないけどフィン空の使ってたアエロザンがカッコいい
フィンランド軍の橇は簡単なもので、兵士は乗りませんね。
銃やら弾を載せて引っ張ります。
979 :
名無し三等兵:2011/09/19(月) 23:28:22.00 ID:oV4RWc5C
10日、リッティ首相ら政府首脳がミッケリを訪問した。マンネルヘイム線はまだ
持ちこたえている。ラトガ・カレリアでは第23師団が到着し、ヴォロジェンキヴィ
では、ソ連第18狙撃師団第208連隊がまるごと包囲された。そこはさっそく連隊
包囲網と名付けられた。
「無線傍受によると、ロシア兵は凍死した戦友の毛皮帽やフェルト長靴を巡って
諍いまで起こしているようだ。」マンネルへイムは戦況を説明した後に言った。
「今だからこそ、政府は和平交渉をすべきなのだ。」
連隊包囲網ですか。
何人くらいがいたんだろう。
ついに和平交渉か
憲法九条と非核三原則破棄するなら原発なくしても良いけど。
ロシア空軍お得意の誤爆でしょうか・・・
>>983 我々はフィンランドの労働者にパンを投下しているのである。
なんだ、またパンか…
このパン爆発するんですけど…
爆竹パンパン
じゃあ乾杯といこうぜイワン
瓶をありったけ持ってこよう
989 :
名無し三等兵:2011/09/23(金) 10:54:43.43 ID:V+iA4xH5
11日は良く晴れた日曜日だった。8時40分、零下20℃の中、何時もの様に
ソ連軍の砲撃が始まった。ソ連第20重戦車旅団司令部は、第91戦車大隊を
支援に送り込んだ。
「15分おきに暖気運転しろ。」戦車長が運転兵に暖機運転を命じている。
第91戦車大隊のハラブロキン上級中尉は、踏み固められた雪道を歩きながら
彼らと共に出撃する歩兵大隊の陣地に向かった。「防寒服の右袖を捲り上げて
くれませんか。敵味方の識別のためです。」ハラブロキン上級中尉は、歩兵
大隊の将校達と打ち合わせた。その場で最先頭の部隊は青い小旗を用意する
ことも決まった。
まだ瓶の準備が出来ていないから明日にしてくれ頼む
パン籠にカクテルと、モロトフおじさんは太っ腹だねえ・・・
(^。^)シベリウスの音楽がやっと聴ける季節になりました。
良い曲だよね
小学生の頃に牧場の少女香取で初めて聞いて印象に残った
クラシックって貴族やインテリの音楽と思ってた中学生の頃
反骨精神というかソウルというか、そんな気持ちのこめられた
クラシックもあるんだと知って感銘を受けた
戦前は、場末のパブでさえ「今度○○市民オーケストラに入った新人のオーボエ奏者がさぁ…」みたいな話がされていたと聞くよ。
今より音楽のジャンルがずっと少なかった事も、聴く曲の選択肢の中に入りやすい要因だったのかも。
いずれにしてもクラシック音楽がもっと身近だったんだな。
995 :
名無し三等兵:2011/09/24(土) 21:00:07.43 ID:9Up6fKLP
11時半までに、フィンランド軍各拠点間の連絡は断たれた。「火線を延伸しているな。
間もなく始まるぞ。」第7連隊対戦車砲中隊のハマライネン少尉は砲手のムルトヤルヴィに
囁いた。彼らのボフォース37mm砲は、待機壕のすぐ横に設置してある。正午近く、戦車と
共にソ連軍は前進を始めた。既に陥落したSk2の廃墟周辺から次々とソ連軍が姿を現した。
疲れきった第3猟兵大隊と第7連隊第2大隊が駆けつけてきた。
ラーデ地区でも、ソ連第123狙撃師団の攻撃が始まっている。2日前に到着したばかりの、
アーサー・リンドマン大尉率いるフィンランド第9連隊第2大隊375名が迎え撃った。
筆まめな少尉さんが再び登場です。
>>992 お前んとこみたいに一次調査の段階で半島にワープしちまうような家系と一緒にするなよ
うちは少なくとも三百年前から江戸に住んでんだ
「三代続けて」は単純に三世代続けてって意味じゃねえぞ
日本で暮らすならこの程度の日本語は覚えろや
1000ならフィンランド赤化
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