一族経営の非上場と上場企業の対等合併はそも無茶だろ。キントリーが誕生しなかったのは残念だが。
キリン・サントリー、、統合交渉が決裂=比率で溝埋まらず
http://jp.wsj.com/Japan/Companies/node_30638 キリンホールディングスとサントリーホールディングスは8日、統合交渉を打ち切ると発表した。
最大の争点だった統合比率について主張が対立、溝が埋まる見通しが立たず決裂した。
加藤壹康キリン社長と佐治信忠サントリー社長が会談、これ以上の交渉継続は困難と判断した。
キリンは「統合新会社は公開会社として経営の独立性・透明性が十分に担保されるべきだと考えていたが、
認識の相違があった」とのコメントを発表。記者会見で加藤社長は「こういう結果になって大変残念な面はあるが、
グループの中期経営計画の実行スピードを上げ必ず達成したい」と述べた。
サントリーは佐治社長が「最終的な統合比率で、合意に至らず交渉を終了した」とのコメントを発表した。
(ry)
両社は昨年11月下旬、金融機関による資産査定の結果を踏まえて統合比率の案を提示し合った。
その際、キリンはキリン1対サントリー0.5程度という案を出したが、当初から「対等」に近い水準を希望していたサントリーは
1対0.9程度を主張。自社株の9割を持つ創業家が、新会社の株式の3分の1超を保有する水準を求めて激しく反発、
交渉がこう着状態に陥っていた。