760 :
名無し三等兵:
前々から思ってたんですが
WW2初期の戦闘機って現代の小型プロペラ機みたいに翼が胴体の上の方に付いてるタイプが多かったですよね?
で、そのあとの零式戦闘機やヘルキャットのような時代の戦闘機って胴体の下面に翼が付いてますよね
でまた時代が進むとF86やA-4、F-4のように下に翼が付いてるジェット機になり
その後はF-15、Su-27のように胴体の上に付いてるタイプ
EF2000、F-16のように真ん中(少し違う気もする)のタイプになってますが
この翼の位置ってなんか意味があるの?
ただのエンジンの問題には思えないけど・・・
>>760 WW2の初期というよりも、複葉機の時代から単葉機になった段階で、機体の下側に翼を配置するのが常識になってるので、
上翼のじだいってありませんが。
下翼機がおおいのは、着陸脚と地上高の問題で、たいてい翼に主脚を収納してたので、それが長くなるのを強度的に嫌ったのが一番大きい。
762 :
名無し三等兵:2010/01/29(金) 00:10:04 ID:QQsqSMZw
スツーカって、固定脚で性能に改善の余地が有りそうですが、なんで更新されずにマイナーチェンジだけで終戦まで戦い続けることになったんですか?
>>760 空気抵抗は中翼が最も小さく、上翼は安定性が高い。
下翼は運動性がよい。
昔は761が言っているように脚の問題があった。
脚を短くしたいために逆ガル翼にした機体もあるし、本邦の紫電戦闘機は中翼で脚が長くなるので伸縮式にしたりもした。
しかし最近の戦闘機は胴体に脚をしまうのでもはやそれは関係ない。
>>762 エアブレーキ代わりになって便利なので固定脚だったと思う
脚を引っ込める機構も省けて作るときも楽、しかも頑丈で素晴らしいじゃない
戦闘機じゃないので、別に脚引っ込める必要は特にないわけで
固定脚だと速度がでないから危険な面はあるが
30回撃墜されても死ななければルーデルみたいになれる
>>760 空力的には、高翼・肩翼は上反角効果を持ちロール安定に寄与する。
(現在では設計が進んで、この点においては高翼・低翼あまり気にしない。)
主翼と胴体の干渉抵抗からは中翼がベスト。
構造的には、翼から胴体を吊る(高翼)、翼構造に胴体を乗せる(低翼)、のは設計が楽。
中翼はキャリースルー(中央翼)が胴体を貫通するので、中になんか載せる場合は面倒。
(でも最近は 戦闘機なんかだとキャリースルーを持たず主翼構造と胴体フレームを結合する機体も多い。)
それ以外にも、視界、主脚との関係、エンジンのクリアランス、主翼下への搭載物、客室騒音、などの点で長所・短所がある。
時代・技術・用途等によって重視される点が変わり、それに都合の良い形態も変わってくる。