>>257の続き
(B)輸送船団に対する攻撃
>さらに前日カタリナの夜間雷撃を受けた攻略部隊が一時的に 無線を使用しており、
上記の触接情報は判断が難しいところですが、以下に記す攻略部隊への攻撃は
明らかな事実であり、南雲司令部も承知していた。
「まず0520、単独航行していた第十六掃海隊は、北緯27度21分・東経174度6分
(ミッドウェー島から約430浬)において、敵飛行艇と遭遇し交戦中を報じた」
実はミッドウェー海戦における最初の交戦は、この掃海隊VSカタリナになるのですが、
米側の記録にないので、”幻の交戦”とされています。
日米双方に記載があるのは、リード少尉機(PBY)による輸送船団発見。
「次いで船団部隊は、0615頃敵飛行艇に発見され、計5機による約1時間にわたる
執拗な触接を受けた」
この情報をもとに、船団は二度にわたる攻撃を受けた。
1330 B−17 9機(被害なし)
2354 PBY 4機(油槽船あけぼの丸に魚雷一本命中するも、航行に支障なし)
(C)第二機動部隊によるダッチハーバー空襲(6月4日0040時)