部下に飲み会で出身地の車掌芸を強要するミロリのパワハラが訴訟に・・・・
防衛省は自衛官の人権を国会の責任で守る「軍事オンブズマン(防衛監察委員)制度」の
導入に向け、調査に着手する方針を固めた。同省幹部が明らかにした。自衛隊の海外活動が
定着する一方で、年間100人近い自衛官が自殺していることから、与党内に導入論が
上がっていた。防衛省はドイツなどを参考に、国会に同制度を導入する場合の組織や
服務の在り方などを調査、検討する。
同制度は、スウェーデンやドイツなどで兵士の待遇改善やいじめ対策を目的に導入されている。
ドイツでは連邦議会(下院)が防衛監察委員を任命、全兵士は上官を通さず監察委員への
通報権が保障され、監察委員は事前通告なしで全軍施設に立ち入り調査できる。
独軍でも海外活動による負担が高まっており、兵士の待遇に議会が責任を負う制度として
重視されている。
日本でも海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」で起きた自殺をめぐる訴訟で、遺族の原告らが
制度導入を国に要求。社民党も衆院選マニフェストで提唱した。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010011002000088.html