1 :
名無し三等兵:
第二次大戦前には「来るべき日米戦争」
冷戦時代には「東西両陣営の激突」
などなど過去にはその時代時代を反映した、数多くの軍事書籍が
出版され、今でも古本屋などでしばしば見かけられます。
ここはそう言った「論じていた時代が過ぎ去った」軍事書籍について
語るスレです。
2 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 14:32:46 ID:???
「米国海軍の真相」昭和7年出版
アメリカの工業力は日本の10倍以上、兵員の精神力・技量、指揮官の手腕、科学技術
その他もろもろにおいても日本が米国に大きく優越することは期待出来ず、
米海軍と戦って日本が勝てる見込みは非常に薄いという結論になっているが
この本の序文に当時の海軍軍令部次長(後の連合艦隊司令長官)である高橋三吉
が高い評価を与えているのが興味深い。
3 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 16:59:00 ID:eI6T9ojm
ザ・カミング・ウォー・ウイズ・ジャパン(日本語版は1991年に徳間書店より出版)
ジョージ・フリードマン、メレディス・ルバード
バブル期にはやった「第二次太平洋戦争」の本。日本人としては首をひねりたく
なる記述も多いが、バブル世代には今読み返すと感慨深いかもしれない。
4 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 17:49:43 ID:wS9M6RFH
大東亜戦争 陸軍報道班員手記(ガダルカナルの血戦)
タイトル通り昭和18年7月に出版されたガダルカナルやニューギニアにおける
陸軍報道班員の手記。
タイトルから景気よく日本軍が勝ちまくる話かと思いきや、あにはからんや
ガダルカナルやニューギニアで日本陸軍が飢餓と疫病に苦しみ、圧倒的な
連合軍の前に壊滅していく姿が描かれていて、どう見ても完全な負け戦である
ことが明確に報道されていたりする。
5 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 18:14:32 ID:???
大戦中の日本は自由な言論が許されている民主主義国家であったという証拠が次々に出てきていますね
6 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 18:46:10 ID:???
(⌒⌒)
ii!i!i ドカーン
ノ~~~\
,,,,,,,/´・ω・` \ 飢えて死んだ連合軍兵士はいなかったというけど
実は、3万人もの濠州軍兵士が太平洋戦線で
死んでいたからね☆
7 :
名無し三等兵:2010/01/01(金) 18:48:59 ID:???
それって日本の捕虜収容所だったりしてw
8 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 00:06:41 ID:???
まあ日本軍はニューギニアだけで18万人戦死してるけどね。
まさに飢えて死んだわけだが。
9 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 01:57:23 ID:ORCynjei
戦前の軍事書籍の傾向としては
・いわゆる「満蒙の特殊権益」を重視し、その確保のための軍事行動について
大きな頁を割いている事が多い。
ただし武力行使支持だけではなく、石丸藤太の「昭和十年頃に起こる日本対世界戦争」
(昭和7年出版、当時の石丸は海軍少佐)のようにそれが日本の国際的孤立を招き、
大戦を引き起こしかねない事に危惧を示すものもある。
・日米戦において日本の勝機は米艦隊の侵攻を待ち受ける「地元の理」に求めるものが
殆ど。ただし日本側が戦力的に不利であることから「先制攻撃」を説くものが多いが
それによる米国民の戦意高揚については論じられていない事が多く、当時の日本に
とっては「盲点」であったらしい。
・「統帥権の独立」については、統帥権に振り回される政府や議会の軟弱さを批判する
ものが多い。ただ「統帥権の独立は時代遅れ」的な評価をする本も多いが、憲法改正
を唱えるものはほぼ皆無で、それが「当時の限界」だったらしい。
・軍縮条約、特にロンドン条約については大部分が批判的。ただし建艦競争では日本は
不利だとして好意的なものもあり決して一枚岩でもない。
・潜水艦による通商破壊については軽視されていることが多く
「潜水艦は自分の存在を暴露しないためケチな汽船など見逃して、大きな得物を狙うだろう」
的な描写がなされるものが大多数。
・殆どの場合、米国の国力が日本を遙かに凌駕していることが述べられており、ソ連も
急速な工業化と軍事力の拡大が唱えられる。ただし中国軍についてはその弱体ぶりを
強調するものが多い。
まあ大体こんな感じになるな。当然ながら「日本は絶対勝てる」系の勇ましいものも
多いが、それでもそれなりに合理的な根拠を示して勝機を論じているのであって
決して神がかりだったり、精神力一辺倒というわけでもない。
もっともこの辺りは20年前の『ジャパン・アズ・ナンバーワン』系と似たようなもの
だろう。
10 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 03:22:34 ID:???
書籍の論を見る限り冷静な分析の書が多く、実に様々な分析もあることは判りました。
しかしながらそれらが軍の作戦行動や一般世論などへ影響を与えていない感もあります。
このあたりは大きな枠組みでの一種の思想統制みたいなものがあったんでしょうか?
11 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 03:47:31 ID:???
じゃ
「最近の軍部を語る座談會」
時局雑誌「今日の問題 7月号 特別・臨時増刊號」10銭 昭和12年7月発行
軍部記者 同盟 猪伏清 同 大岩和嘉雄 中外 大平進一 讀売 神田孝一
都 古澤磯次郎 東日 秋定鶴造 報知 佐野檜彦
目次
陸軍は狭義国防に転換したか…四
国防に狭義も広義もない…一一
海軍はどう考えているか…一四
陸軍と海軍との特質の相違…一六
軍部と政党との関係…二四
軍部と新党運動…二七
軍部と政党は握手するか…二九
海軍の首脳部を語る…三三
陸軍の首脳部を語る…三七
なかなか面白い。
全般に広義防衛論に対してはかなり寛容。
ただ現状、国民生活と軍備が両立しえないことに苦言を呈している。
基本的にファシズムに傾倒していく日本の体制を好意的にみてる、欧州の軍国主義からすると薄らボンヤリしてるけど。
後年の下村陸軍大臣の国会演説を顧みると感慨深いね。
12 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 09:37:43 ID:???
>>10 「思想統制があったのか」と言えば共産主義などを賞賛する本は出版出来なかったし
空襲で東京が焼け野原になって終わるような小説も駄目だったりするから、
そう言う意味では「あった」という結論にはなる。
だけど一般世論に軍事書籍の記述が影響を与えていない、というのはどちらかと
言えば「バブル期に過剰な土地取引への警鐘を鳴らす声」が省みられなかったのに
相通じるものがあるな。
13 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 10:03:25 ID:UrBnJYdU
満州事変前に東大生を相手に「満蒙への武力行使は是とするか」という質問を
行ったところ88%が「是」と答えている。
要するに昭和初期の日本では大陸権益の確保を目的とした武力行使は世論の
強い支持があったんだな。
14 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 10:23:41 ID:???
海軍の軍人がWWT後の理想的平和主義を希求するような論説を雑誌に載せたりしているし。
勇ましくなければダメってわけでもなかったんだね。
15 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 10:26:24 ID:???
>>12 >空襲で東京が焼け野原になって終わるような小説も駄目だったりするから、
平田晋策の小説はそれで国名が架空の国になったんだっけか。
それとも、アメリカ刺激するような本はダメって話だったっけ。
16 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 10:27:29 ID:???
>>14 ロンドン条約当時、海軍少佐だった石丸藤太は自分の著作で
海軍内部における軍縮条約反対の事を猛烈に批判して
「三百代言的(詭弁)」だと評しているんだよね。
当時の軍人は今の自衛官と比較しても随分と自由に発言できた
事が伺える。
壮夫のとむらひ弾丸の手向かな
武夫の目にも涙の手向かな
征途年巳暮
孤剣在南溟
宿志未酬得
空看十字星
航過一萬四千程
富嶽依然帯笑迎
今日平安是誰力
小臣先拝九重城
18 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 13:12:02 ID:5ElgI3N8
戦時中の書籍の場合
・当然ながら日本が戦争で最終的には勝利することを訴えるものが殆ど。
・勝利の根拠は緒戦で太平洋の拠点を制圧し、米軍が反攻するには根拠地が無い
事を挙げるものが多い。なおシンガポール攻略の扱いは大きく、これが緒戦に
おける日本の勝利を象徴するものと当時は受け止められていたようだ。
・ただし日本国内でも
「対米戦は日本は危ない」「最終的には負ける危険性が高いので早く講和した方がいい」
と言った声が決して少なく無かったらしく、そういうものを取り上げる事も多い。
・米国の軍需生産やルーズヴェルト大統領の演説など、連合国の情報については発表されて
いるものについてはおおむね正しい。
モンタナ級戦艦など現在では殆ど注目されない未成艦についてもかなり詳細な情報があった。
・大陸や南太平洋、そしてヨーロッパでの日本を含めた枢軸陣営は苦戦続きである
事は普通に記載されており、南洋での戦いでは前線の悲惨な状況を挙げて、補給
や兵站の重要性がこれでもかと説かれる。
ただそれ故に「兵站の問題から連合軍の侵攻は困難だ」という風に日本の勝利の
根拠にもなっている。
・「日本の政治家や官僚は英語を使いすぎている。これでは植民地ではないか」
「政府の唱える『八紘一宇』は漢文であるから日本語に直すべきだ」
などと政府批判そのものは決してタブーではない。
・戦艦大和については艦名や詳細こそ不明であるが「新鋭戦艦」として発表は
されている。「日本国民は最後まで長門を日本最強戦艦と信じていた」という
俗説は誤り。
当時の書籍を紐解くと結構いろいろな事が分かる。
結果から見れば既に日本の勝利は絶望的な状況だった大戦中期でも、その論だけを
取り上げれば一応は合理的な根拠に基づいて「日本の勝利」を訴えられている。
社会主義が後から見れば失敗は避けようが無かったにも関わらず、多くの人間が
支持していたように、当時の日本では避けようのない敗戦に向けて坂を転がり
落ちている中で「日本の勝利」を多くの人間が信じていた様子がうかがえる。
19 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 13:24:53 ID:???
利根が主砲を左舷に向けて発砲している写真が公開された時、これが噂の新鋭戦艦か? みたいな話もあったそうだしね
20 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 13:43:04 ID:???
軍部が一般民衆を弾圧しているイメージというのは共産主義に対するもの、
防諜に関するものの他に東条首相個人が憲兵を使ってやったものがミックス
されて「作られた」ものではないかと思っています。
特に東条さんがやったことというのはかなり特殊な例なんではないかと思う
のですがいかがでしょうか?
21 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 20:49:17 ID:???
>>軍部が一般民衆を弾圧
ここいらは終戦時の下村陸軍大臣のゴメンナサイ発言とか
内務系官僚&議員の反証によるイメージもあるかもなあと。
まあ大戦後半になると非主流派の政治家や官僚を予備拘束してるから
全くないわけではないけど(吉田茂とかね
>>東条さんがやったことというのはかなり特殊な例
というか異例。
翼賛体制下でも批判続出。
ちなみに戦時下で運動を続けた共産主義者に言わせると一番怖かったのは
そこら辺に居る一般国民だったとさ(吉村昭の戦艦武蔵ノートから
22 :
名無し三等兵:2010/01/02(土) 21:41:43 ID:???
>>20 あと戦時中に好きこのんで軍部に協力した人間が戦後になって
「俺たちは強制されていたんだ」と言い張った事もあるな。
そのあたりはナチスと一緒。
23 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 03:08:28 ID:???
陸軍参謀クラスの責任の押し付け合い、GHQへの擦り寄りっぷりは
国辱を通り越して男娼に近い姿だなw
24 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 09:07:54 ID:FR1jg4Bi
満州事変から日中戦争に関する書籍を読むと
「日本にとって中国大陸の権益は『生存問題』だけど米国にとっては『経済問題』
だから最終的には米国は引くはずだ」
と言う見込みを述べているのが多い。
今で言えば「平和憲法を持つ国」とか「唯一の被爆国」とかと一緒で国際政治の
シビアな部分を無視した「甘え心理」が伺えるけど、そのボタンの掛け違えが
積もり積もって太平洋戦争にまで向かってしまったんだろうな。
25 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 09:14:19 ID:???
俺だよ、俺
26 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 10:08:01 ID:???
やはり当時の首相だった東条さんが憲兵を使ってしたことは異例なことだったんですね。
軍による恐怖体制みたいなことを言われてたのを読んだことがあるんですが、よく考える
と東条さん以外には誰もしてないのではないのかという疑問がありました。
27 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 15:11:26 ID:FR1jg4Bi
あと戦前・戦中の本を見ると
「イギリスは本気で戦争すれば国力をすりつぶし、たとえ勝利しても植民地の
殆どを手放す羽目に陥るだろうから、早めに講話してくれるだろう」
という甘い見積もりが示される事が多い。
ご存じのようにこの予想の前半部分は正しかったが、後半は間違った。
つまり国力についての見通しは正しかったけど、継戦意欲を見誤っていたんだな。
28 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 18:35:29 ID:???
>>26 隣組や在郷軍人会、婦人会といった組織いろいろとやってますから、それなりに
圧迫感はあったようですが。
軍国主義といっても良くも悪くも日本的ないい加減さが残ってるんで苛立や不快を
口にしてり投書したりはあったようで。(井上成美の日記に残ってます)
もっとも国賊、非国民認定されないように生きていくのは大変そうですが。
認定されればそれこそ恐怖政治を嫌ってほど体感できたでしょうし。
吉村昭の自伝で「炎の中の休暇」って本があるのですが、軍国主義的ではないさりとて
自由主義的でもない日本独特の言葉にし難い戦中観を書いていてお薦めです。
>>27 一回くらい
書名あげたらいかがですか?
垂れ流してるだけでは誰も読みませんよ。
29 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 19:54:10 ID:???
>>21 >>28 結局その辺がいかにも日本的な話なんだよな…
>一番怖かったのは そこら辺に居る一般国民
>隣組や在郷軍人会、婦人会といった組織いろいろとやってますから、
>それなりに 圧迫感はあったようですが。
>もっとも国賊、非国民認定されないように生きていくのは大変そうですが。
>認定されればそれこそ恐怖政治を嫌ってほど体感できたでしょうし。
その結果若き日の小松崎画伯がワーグナーのレコード持ってただけで通報されたり、
(「これはドイツの音楽だ」と言っても当然理解されんかった)
要塞地帯でもない場所で写真撮った旅行者が軍機保護法で逮捕などという
非常に笑えない状況を作ってしまったし将来同種の話が起こるとも限らない
30 :
名無し三等兵:2010/01/03(日) 20:51:53 ID:???
国家のシステムとして弾圧があった、というより国民全体の間にある一種のムードが
軍国主義的であり恐怖支配型であったということなんでしょうか?
非国民は村八分にしてしまう、みたいな
紹介していただいた本はさがして読んでみます。ありがとうございました
それから蛇足かもしれませんが、東条さん云々としきりに書いたのは特にあの人を
非難したいという意図はありません。憲兵を使ったのもたぶん東条さんのあの性格、
潔癖症じみた几帳面さが未解決事案がいつまでも残っているのを許さなかったのでは
ないのかと想像しています。
31 :
名無し三等兵:2010/01/07(木) 01:48:07 ID:???
その当たりの話は「草の根軍国主義」とか「皇軍兵士の日常生活」とかで論じられている。
で、その軍国主義も今の視点で見ると少し変なんだよね。
軍事的な効率を最優先にする国家を軍国主義とするなら、戦前の日本は軍国主義じゃないと思うよ。
戦意高揚映画で「兵隊とチョコレート」など、反戦映画にしか見えない。
兵隊さんが、戦友の慰問袋にチョコレートが入っていると、集めるとオマケをもらえるシールをもらって、自分の子供に送る。
やがてシールがたまりおまけが子供たちに送られてくるが、それと同じく、戦死の通知も送られてくる。
おまけなんかより、お父さんに帰ってきて欲しいという泣かせる話。
これが戦意高揚になるというのは、皆で辛いことを共有するという思いがあるということではないかと。
皆で不幸になれ、不幸の平等が徹底していたんじゃないかと思う。それに相互監視システムが出来上がる。
捕虜の問題なんかもそのあたりに根っこあるんじゃないかな。
32 :
名無し三等兵:2010/01/07(木) 02:38:14 ID:???
33 :
名無し三等兵:2010/01/08(金) 00:13:49 ID:???
ちょっと前に読んだよ。
(読書後のメモ)
・平田晋策
子供向けの本でも、アメリカの国力の大きさを啓蒙
航空機に対する脅威を認識
それでも日本の優位、アメリカの補給困難
知識人向けの雑誌の企画
アメリカの国力を定量的に分析し、高い水準にある
海軍軍令部次長(高橋三吉)が推薦している
→軍部によって自由な言論ができないわけではない
短期決戦は無理、長期戦に、シーレーン防衛について
10年後の国際情勢を予想できないのは瑕疵ではない
太平洋戦争の様相はかなり正確に予想
海軍中佐の本
抑止力としての海軍という面を強調
満州事変で国際情勢変化するも、平和解決可能と予想
軍人ゆえの戦争への忌諱があるのか
退役少佐の本
昭和18年の段階でも勝てると判断
アメリカの情勢や日本の劣勢は情報として入ってきている
→ネガティブになる人が多かったのでは(著者)
大和の情報は入ってきている(新戦艦があるとラジオ放送)
アメリカの生産力は宣撫工作であり、そんな生産は不可能
航空機優先主義、モンタナの建造中止情報あり
長門、陸奥は小さい戦艦で旧式という認識
陸軍は英米軍を低評価している
34 :
名無し三等兵:2010/01/08(金) 20:37:10 ID:???
>>31 戦意高揚映画といえば「雷撃隊出動」なんか最初から苦戦する前線の様子、
最後には敵艦隊を追い返したけれど出撃した攻撃隊は軒並み未帰還という
あまりの暗い内容に戦後に米が調査した際には首を傾げたそうだからな。
(他にも捕虜の尋問を通して米の戦力が強大であることを語らせる場面やら
野球をする兵士達、航空機や物資の不足を強調したりとネタに事欠かないが)
閑話休題、福永恭助の「小説・日米戦争未来記」(「日の出」昭和9年新年号付録)には
・開戦に先立ち練習戦艦となってた比叡やワイオミングは再改造され戦力化
・米潜水艦が日本沿岸を砲撃、根府川付近の東海道本線を破壊する
・直径24インチ(61cm)の新型魚雷を積んだ日本駆逐艦が登場
(当時睦月型と特型以降の駆逐艦は53cm魚雷と公表してた)
・米側の噂話として「日本が潜水艦から飛行機を放ってパナマを攻撃」という旨がある
(結局本編では黒人の破壊工作により運河内でオクラホマ爆沈)
・「制空権下の艦隊決戦」という言葉が登場、主力艦隊激突の前に航空戦が行われる
35 :
名無し三等兵:2010/01/08(金) 20:42:31 ID:???
と、
>>34の途中で送信してしまったが結構興味深い内容だった。
(他にも日本潜水艦の哨戒・攻撃が不首尾に終わるなど暗示的)
36 :
名無し三等兵:2010/01/13(水) 01:07:38 ID:???
昭和16年2月出版の「日米戦はば」(池崎忠孝)を読むとヨーロッパでの
Uボートの活躍の影響からか潜水艦による通商破壊を結構脅威視しているし
米海軍の急激な膨張にも警鐘をならしているんだけど、地理的な優位と
精神論で勝てるという結論になってる。
もちろん対米戦の困難さは繰り返し説いているんだけど「不撓不屈」とか
「何年であろうと戦う覚悟を持って」とか後世から見れば空虚な言葉で
どうにか勝機を見出そうとするものになってしまっている。
結局、それが当時の限界だったのかもしれないな。
37 :
名無し三等兵:2010/01/17(日) 09:11:37 ID:???
>>34 日本の軍歌もそういう戦場の苦難を語るものが多いのに疑問を持たれるらしいね。
38 :
名無し三等兵:2010/01/17(日) 11:39:17 ID:???
お前の命など塵芥のごときもので
戦場とは理不尽で悲惨なものだ
もうあきらめろ
と叩き込むためだろう
39 :
名無し三等兵:2010/01/17(日) 19:58:22 ID:???
そう言えば、軍歌も補給が無いのを前提としていたな。
泥水すすりとか。
勝ち戦のシンガポールでも遺骨を抱くし。
悲惨な味付けがないと一般受けしないんかね。
40 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 01:43:14 ID:???
そのせいか戦前・戦中の日本では「米軍は軍隊の厳しさを知らないから
戦争になるとすぐに逃げ出してしまうだろう」なんて意見が幅を利かせて
いたりするんだよな。
41 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 11:54:17 ID:iAlDj59j
>>40 同じ様なノリの連中は今は亡きエンコリの青組の連中にも腐るほどいたな。
連中が言うには
「我が韓国海兵隊の訓練は世界一厳しいしいので錬度も士気も最高である」
「それに対して日本のへっぽこ自衛官どもは予算不足で一年にせいぜい数十発ぐらいしか
実弾射撃訓練をしないし、五時の定時になると皆家に帰るサラリーマンまがいの連中だ」
「これほどの差があるのなら韓国海兵隊員は1人でモヤシ自衛隊員百人分の働きをする」
「もし日本本土上陸作戦が行われれば、少数の海兵らが自衛隊の立て篭もる陣地に
万歳突撃を行った瞬間に臆病な自衛隊員は腰を抜かして逃げ散ってしまうだろう」
「この調子で日本各地に一斉に海兵隊を上陸させれば日本はあっという間に占領できる」
と某辻参謀の「これだけ読めば戦に勝てる」も顔負けの日本征服作戦を開陳してましたが。
42 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 12:15:23 ID:???
1976年5月の丸の特大号と特別号持ってるけど
海自の原子力潜水艦導入が確定事項の如く書かれてるのを見ると
絶対反対と言われるほどの核アレルギーは無かった様子
43 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 13:21:15 ID:???
1974年9月1日に原子力船むつが放射線漏れを起こしてます
44 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 13:54:52 ID:???
それで危機感を抱かないどころか原潜導入で国防薔薇色と書かれてるから
ちょっとミスった程度の認識だったと思われる。
45 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 14:18:12 ID:???
むつが入港しようとするたびに漁船が邪魔してましたね
原潜を作ってどこに入港するつもりだったのでしょう
46 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 15:26:38 ID:???
>>45昔の軍事雑誌の件で俺に逆ギレしても無意味なんだが。
文句は76年当時の丸ライターと噂をリークした海自関係者に言ってくれ
47 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 16:20:02 ID:???
76年丸の新年一月特別号もあったんで
見出しをダラダラ抜粋してみる
秋月級駆逐艦特集号なんで戦前ネタは無しの方向で
・日米当局を直撃した驚くべき議事録
ラロック証言に端を発した核かくし論争に終止符を打つヨコスカの”人脈と核脈”の真相!
・ミサイルが主役の現代の対空艦艇
対空ミサイルを主兵装とする現代の防空駆逐艦列伝!
・海外軍事トピックス 北極海の”静かなる緊張”
●ツンドラと白夜に覆われたソ連とノルウェーの国境付近に、
今静かな波紋がひろがりつつある……。
・もう一つの核”原子砲”威力調べ
核アレルギーに追いうちをかける”原子砲”の周辺を探る
この記事で
原子力船「むつ」のトラブルにはじまり、日本に核武装艦艇が寄港した、という元艦長の証言や、
秘密協定があったとかなかったとかという論争などによって核兵器を巡る論争がまた起こっている。
ある新聞では、日本における核論争を、再軍備是非論争と同様に「不毛の論議」とよんでいる。
根元が”アトム”への絶対的な恐怖アレルギーに端を発した、いわば結論の出ない論争であるからだ
と言う記述が出てくるものの丸ライターの認識では
政治家の人気取りに核アレルギーが利用されてる
程度にしか書かれてないのがスゲェ。
48 :
名無し三等兵:2010/01/18(月) 16:42:04 ID:???
読み直して気が付いたが国産原潜の記事が載ってたのは74年5月号だった。
全部76年のだと思って勘違いしてた。
74シークレット
国産原子力潜水艦●秘プラン全調査
”日の丸原潜”の物的証拠「原潜計画計算書」をもとに書かれた衝撃のレポート!
”国会の爆弾男”の異名を持つ社会党の樽崎議員が国会で、潜水艦メーカーとして歴史と伝統を誇る川崎重工が、
昭和三十三年にはやくも極秘のうちに原潜の試設計を完成したという、ショッキングな事実を暴露した
すでに国産原潜の出現は、最後の秒読みにはいったとさえいわれる、
うわさの周辺にスポットをあて、徹底的に分析してみよう!
この記事ではむつ事故の前なんで70年代後半か80年前後に3000トン級の国産原潜
が竣工する的な事が書いてあるから海自に運が無かったな
49 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 10:03:34 ID:???
なんという良スレ
50 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 10:28:16 ID:???
昭和戦前期いちばん読まれた戦記物は『ノロ高地』じゃなかろうか。
古本屋・古書展めぐりが好きな人はうんざりするくらい見かけてると思う。
51 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 19:10:11 ID:???
>某辻参謀の「これだけ読めば戦に勝てる」も顔負けの
アレ自体は別に悪いものではなかったはずだが?
52 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 19:13:59 ID:???
荒れると思うよ
53 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 20:13:52 ID:???
だから何?荒らすやつが悪いと思うだけだが?
54 :
名無し三等兵:2010/01/19(火) 22:09:44 ID:???
国策紙芝居の「鉄拳軍曹」はバイオレンスジャックのジム・マジンガの元ネタ。
55 :
名無し三等兵:2010/01/22(金) 00:25:27 ID:???
>>50 買わないけど、とりあえず奥付で第何刷かはチェックするのが楽しみw
56 :
名無し三等兵:2010/01/25(月) 10:17:17 ID:hN/9sid1
背が擦れて題の読めない黒っぽい本発見 → 棚から抜き出す → 「ノロ高地」(もしくは辻参謀のなんか)
57 :
名無し三等兵:2010/01/29(金) 22:56:00 ID:???
80年代前半はソ連侵攻の脅威を煽る記事や本が多かった
あいつら嘘つきか馬鹿だったんだな
58 :
名無し三等兵:2010/01/30(土) 11:09:34 ID:???
世界画報や歴史写真、アサヒグラフ、写真週報なども
ビギナー向け寄せ餌として古書店やオクでよく見る
59 :
名無し三等兵:2010/01/30(土) 13:31:10 ID:???
昭和19年7月に発行された「決戦下の食料増産」って冊子の甘藷の箱作りの項
に朱筆が入ってるのが泣けてくる
60 :
名無し三等兵:2010/01/30(土) 16:43:43 ID:???
>>59 その頃の書籍は酸性紙で劣化が激しいね。
赤茶けた画仙紙と水性インクのダブルコンボで見難い事この上なし。
新しい本を長期間接触させると、巻き添え食って劣化するから気をつけてね。
61 :
名無し三等兵:2010/01/30(土) 20:32:56 ID:???
>新しい本を長期間接触
これは初めて知りました。
ご教示ありがとさん早速、本棚を分けることにします。
62 :
名無し三等兵:2010/01/30(土) 21:47:26 ID:???
>>61 古新聞が挟み込まれた古書が、その前後のページだけ
黄変してることがあるけど、同じ現象だよ。
今の所、脱酸処理は個人では無理っぽい…
ベルリンの街中で、どう見てもラーテサイズのマウスが
T34を「文字通り」蹴散らしているという壮絶なイラストを載せた本、
あれ何ていう書名だったっけ…?(多分30年以上前)
64 :
名無し三等兵:2010/02/02(火) 10:44:46 ID:???
古い本の匂いだいすき。
しけった古書の匂いが店中にただよう神保町の叢文閣は癒される。
65 :
名無し三等兵:2010/02/02(火) 20:30:56 ID:???
>>64 二階にある本屋だっけ。
アジア植民地関連だけかと思いきや、何故か武術も充実してたw
文華堂は住民定番かな
でもまあ、神田は高いね・・・。
66 :
名無し三等兵:2010/02/11(木) 17:07:05 ID:???
昔の新聞縮刷版は面白い
67 :
名無し三等兵:2010/02/16(火) 14:53:27 ID:4EuWVhyt
PKO法案の時は「PKO活動で日本はアジアから孤立する」だの
「日本は軍国主義化する」だの今読み返すとお笑いの本が沢山出て
いたなあ。
広瀬隆なんか「PKO活動は軍需産業を潤すためのものだ」という
ぶっ飛んだ主張をあちこちで書き散らしていた。
普通に考えたってPKO活動せずに紛争させ続けた方が、軍需産業は
儲かるに決まってるだろうにw
68 :
名無し三等兵:2010/02/16(火) 18:07:27 ID:???
同時代資料のおもしろさだね。
そのPKOの件は別として、後世からみて無茶な論理であっても、
当時は真剣かつ説得力のある議論だったりすることがあるから、一概に批判できないのもある。
69 :
名無し三等兵:2010/02/16(火) 19:51:24 ID:???
軍事書籍かどうかは分からないが
カメラマンの宮嶋茂樹の本の幾つかが密着!自衛隊PKO!と化してて
駐屯地を視察に来た社会党議員の脳味噌お花畑な件を本で悉く罵倒していた
70 :
名無し三等兵:2010/02/17(水) 10:35:54 ID:p6XkofL1
池崎忠孝は夏目漱石の弟子
71 :
名無し三等兵:2010/02/17(水) 10:58:45 ID:???
72 :
名無し三等兵:2010/02/17(水) 14:10:25 ID:???
>>71 でも「レイド・イン・トーキョー」なんか民主党政権の今見ると割とシャレになりませんからな
どう見ても鳩山政権は友愛の美名の下に日米安保潰す気満々だし
73 :
名無し三等兵:2010/02/17(水) 14:14:10 ID:???
ROTは名作だね。
源文センセは、あれとカンプグルッペz.b.v.がガチ。
こんどの連立政権は国を売るつもりですぞ、我々を含めてって
フォーサイスの第4の核(労働党秘密左派による政権乗っ取り)もまっさおな展開が
まさか日本で起きるとはな。
しかも21世紀に
74 :
名無し三等兵:2010/02/17(水) 17:36:26 ID:???
いやそれじゃなくて
黒騎士のおまけについてたやつがあるだろ
大平がアーウーって言って降伏するやつw
75 :
名無し三等兵:2010/02/18(木) 00:10:04 ID:???
76 :
名無し三等兵:2010/02/23(火) 11:42:44 ID:1QzHf5uJ
>>74 あぁ〜ありましたねぇw
5、6ページくらいの短目なやつで
漫画というより挿絵付き解説ダラダラみたいな感じの
サイドスカート付き74式くらいは出てくるけど90みたいなのは
出てこない、そんな時代に書かれてやつ
77 :
名無し三等兵:2010/02/23(火) 15:02:19 ID:???
米ソ有事の際日米連合軍は極東で欧州正面牽制のため攻勢に出ると
指摘した評論家その他はいなかったのだろうか?
78 :
名無し三等兵:2010/03/03(水) 22:43:54 ID:???
雑誌軍事研究87年10月特集「ソ連の極東策源地を叩け」を読んだ
中川八洋以下陸自の渡洋侵攻を主張する内容に驚いた
このころは大分自衛隊の戦力に戦力に自信が出ていたようだ
79 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 00:28:57 ID:???
>>78 いやむしろ太平洋戦争直前のやけっぱちみたいな…。
80 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 23:56:27 ID:???
いちかばちかで奇襲防衛をかけるわけか。
81 :
名無し三等兵:2010/03/06(土) 12:45:23 ID:???
一般に戦時中は敵性語バッシングが激しかったように言われるけど、
戦争末期の新聞雑誌でも、横文字やカタカナ語、アルファベットは頻繁に出てくる。
当時のマスコミにさして普及していないのに、今は子供向けの歴史書にも
水を漏らさぬ恐怖の言葉狩りの如く描かれてるのはなぜなんだろ。
なんというか「戦時中=徹底した恐怖政治、狂気」を誇張したい勢力の仕業とも思えるw
82 :
名無し三等兵:2010/03/07(日) 19:22:53 ID:???
ていうか、野球のストライクがよしでアウトが駄目ってのしか俺は知らないんだけどそれ以外
ってどんなのがあるんだ?
83 :
名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:27:40 ID:???
>>81 そりゃ針小棒大に語られてるフシはあるでしょ
(兵器や技術関連の用語、固有名詞なんて外来語だらけな上禁止したら意味が通らなくなる)
まして英語禁止反対を強烈に主張した井上中将のエピソードなんて語られもせんし
>>82 野球で思い出したけど昭和19年の映画「雷撃隊出動」には
敵の来ない間に基地の一角で野球をする兵が出てくるのだが
普通に「ストライク!」と大声で叫んでたりするからねw
84 :
名無し三等兵:2010/03/07(日) 20:51:28 ID:???
野球のよし、駄目は敵性語排斥運動やってた朝日新聞が、自分等の運営してる甲子園
大会でそれを適応したんじゃなかったっけ?
85 :
名無し三等兵:2010/03/08(月) 19:39:15 ID:???
SLが動いてたのけ?
近くに交通公園てのがあって、そこに機関車が置いてあったのでよく登ってみたものだ。
86 :
名無し三等兵:2010/03/08(月) 19:39:56 ID:???
って超絶誤爆失礼
87 :
名無し三等兵:2010/03/09(火) 09:07:15 ID:???
>>77 藤井治夫氏が「アメリカ軍事力の徹底研究」(1986年刊)でレーガン政権の同時多発戦略について言及しているね。
88 :
名無し三等兵:2010/03/10(水) 23:38:28 ID:???
>>83 まあ加藤隼戦闘隊の歌詞でもわかるよね。
昭和18年に東條が陸相と首相を兼ねた時だったかな、
「東條首相はワンマンコントロールではない」と朝日新聞サブタイトルw
ほかにも本土防空戦や前線部隊のレポートは「A少尉、B少尉」とか、
記事でも「ブロック経済、経済のファンダメンタル、リソース、ステートメント、スポークスマン」
まぁ、奇怪な万葉仮名では社会の何事も表現できなくなってしまうよね。
昭和19年末の読者欄で
「日本ニュースのニュースは敵性語ではないか?表現を変えないのか」との声に
「変更の予定は無い」とのお答え。 強制ねえ・・・。
89 :
名無し三等兵:2010/03/10(水) 23:55:35 ID:???
>>84 ついでながら、朝日は戦中通じて別段やってないよ。
敵性語まみれ。
実態として全国紙が排斥キャンペーン張ってたり、国民大会等があったならともかくねえ。
流行らない官製デモだね。
90 :
名無し三等兵:2010/03/13(土) 13:08:17 ID:???
>>89 むしろ戦時中は議会で官僚や政治家が横文字を使いすぎだとか、批判されているよ。
日本の議会において、なじみの薄い横文字で他人を煙に巻く行為は、むか〜しから行われていたんだなw
91 :
名無し三等兵:2010/03/13(土) 15:33:24 ID:???
>>90 うむw
まぁ現代日本においてもそうだよね。
マニフェスト然り
92 :
名無し三等兵:2010/03/14(日) 19:59:13 ID:???
早稲田大学が敵性語追放とかには熱心だったようだよ。
93 :
名無し三等兵:2010/03/14(日) 22:44:01 ID:???
>>92 都の西北歌ってた一人だが気になる。
ソースはあるのかい?
94 :
名無し三等兵:2010/03/15(月) 16:54:12 ID:???
敵性語は知らんが、最後の早慶戦に関しては、
慶應が大学挙げて後押ししたのに対し、
早稲田はこの戦時下に敵性遊戯とは何事かと反対だったみたいだ。
大勢観客が集まると、何か起きるんじゃないかという危惧も理由らしいけどね。
結局、早稲田は野球部だけが必死に動いて、試合実現となったんだけど、
大学上層部は、観客が間に合わないように直前に試合開始を2時間早めろとか、最後まで妨害。
はいはい、わかりましたと従うふりして、だらだら練習して予定通りのプレイボールにしたそうなw
95 :
名無し三等兵:2010/03/17(水) 00:06:52 ID:???
>>94 確かに学生野球に関しては、言葉使い云々より競技そのものが欧米的で
排撃すべきだという記述を紙面に散見します。
その代わりに「国技」をやれと主張してる。
96 :
名無し三等兵:2010/03/19(金) 00:28:26 ID:???
逆に現在の海自の艦名が平仮名なのがウザすぎ。
きりしまとみょうこうとあたごははるさめより大きい。なんて句読点入れなきゃ読めん。
小学1年生じゃあるまいし、素直に霧島と妙高と愛宕は春雨より大きい、と書きたい。
97 :
名無し三等兵:2010/03/19(金) 15:39:08 ID:???
小学1年生は、そんな奇天烈な書き取りなどしないです><
98 :
名無し三等兵:2010/03/19(金) 22:06:01 ID:???
あたごはぎょせんをしずめてしまいました
99 :
名無し三等兵:2010/03/22(月) 14:13:22 ID:???
ひらがなの市町村名も同じ流れかね。
「さいたま」「あきるの」とか漢字で良いだろうに・・・
せっかく防衛省に格上げになったんだから、海保は平仮名。海自は漢字に出来ないかねえ。
陸は74式、90式(西暦だけど)空もF4、F15
海自だけ小学生だ。
中国語にすると漢字になるね。
神田は高いなあ。
レアな本は神田で捜索し、別で買う。
104 :
名無し三等兵:2010/04/20(火) 03:45:35 ID:13R3vWLF
護衛艦せんとれあ
か・・・
105 :
名無し三等兵:2010/04/26(月) 11:29:06 ID:iYdKO9LP
艦船古洋書を東京で買うとなると何処書店でしょう?
洋書か。
小川図書とか、ビジュアル主体なら魚山堂書店にあるかなぁ。
軍事系ならば文華堂や菅村、横浜だけど軍学堂が充実してるかな。
108 :
107:2010/04/28(水) 12:50:44 ID:???
訂正:西山洋書だった
週報にはかなりまともなことが書いてあったのに負けたね
110 :
名無し三等兵:2010/07/01(木) 23:48:24 ID:6z1VH9mn
>>109 戦前でも石丸藤太とか「対米戦は亡国の道」とか公言していた人間も結構いるよ。
「久留島竜夫と軍事研究グループ」なる作者の
第3次世界大戦シリーズ、
今見返すと爆笑モノなんだけど
当時すでに失笑もんだった。うちの市立図書館分館がずらりと揃えやがってな、税金の無駄だと子供心に怒ってたよ。
中国軍と日本亡命軍が共同して
駐日ソ連軍を追い出すというファンタジー
吉川猛夫氏についての書籍はありますでしょうか?
在りましたら、教えて下さい
世界最新最終兵器などと言う1983年発行の本を手に入れたが
タイトルの割に堅実で今でも通用する内容だった。
出た時代が時代だけに当然ながらソ連兵器の記述は無い
117 :
名無し三等兵:2010/09/06(月) 19:33:37 ID:BcOZmc/j
「日本国民は終戦まで長門を日本最強戦艦だと信じていた」という誤った俗説が
最初に出てきたのはいつ頃からなんだろう。
戦前(昭和初期だったかな?)出版された「米英赤露、ファッショの脅威」とか言うタイトルの本は面白かった。
海軍少佐が書いてたと思うんだがフッドのことを長門や陸奥でも対抗出来ない大戦艦とか書いてる。
空の脅威はかなり正確に説明されてて、航空機のスペック何かは古いけど理路整然と非常に良く出来ている。
曰く、日本の家屋は萌えやすい、
充分な早期警戒網無しには戦闘機を会敵させることすら不可能、
将来は電気の力を利用した火器が使われるだろうとか色々
結構面白かった。
>>118 萌え家屋とな
日本はついにそこまで逝ったか…
>>120 さすが青島…
プラモ業界の斜め上に煌めく独り星…
団地とか、屋台のプラモより元のキットの購買層が読めない
まさか新規じゃ…ない…ヨナ…?
>122 スレチだが、これのベースになるまともな団地のキット自体は出てる。Nゲージのレイアウト用だ。
Nゲージサイズの建物や車の塗装済み完成品が最近良く売れてるんで、大物の建物キットもいけると踏んだ模様。
成型色の段階でそのまま組めば良いように配慮したイージーキットなの。
…一方フジミは…
http://ga.sbcr.jp/mreport/014850/
124 :
名無し三等兵:2010/10/28(木) 01:56:28 ID:SB5iVt1M
石丸藤太の「支那を屈するには(1937)」を読んだのだが、日中戦争勃発
直前の書籍だけあって、当時の日本側の認識が結構興味深い。
特に日中が戦争になった場合、既に中国側は広大な国土を利用して転々と
移動しつつ消耗戦を仕掛けてくるだろう、とか中国は日本の東京のように
明確な中心が無いからどこを攻略されても屈服しない、とか言う主張が当時
から一般にされていたのは少々驚きだった。
>>124 その本とは違うけど、同時期の支那事変関係の本での中国人の反日感情を分析した記事は笑えた。
曰く「支那人はいち早く近代化に成功した日本を妬み、日清戦争にも敗れたことを根に持っている。だから日本を嫌うのだろう」
今でもそのまま使える評価だと思うw
「戦前の日本はバカで愚かな軍部が暴走して敗戦になった」
という連合国にとって都合のいい単純極まりない歴史観のメッキを剥がすような書籍が次々に明るみになるのはいいことだ
戦中の従軍記も淡々と事実を記録してあって普通に読み物としておもしろい。
戦前の本は精神論の勇ましいものばかりだ、という思い込みも間違いで
もちろんそういうのもあるが冷静に彼我の戦力や資源を分析したものも多い
その辺は今と大して変わらない
>>127 冷静に分析したした人や資料があるのに、それを言われると精神論や観念論で押し切って失敗したんだけどね。
稲垣武が指摘していたけど、そういう「合理的な分析や判断を精神論や観念論で否定する」
思考は戦後の日本では「非武装中立論者」に引き継がれたんだよね。
>>128 >>129 今起きてる尖閣諸島の争奪戦でも彼らの長期的な軍事政策や周辺国に対する戦略など一切分析せずに
「日中関係にヒビが!」とか「日中友好に暗雲が!」とか観念の世界に逃げ込んで報じてるのが多いね
昔も今も、合理的な分析をしてない連中が自分達こそ合理的と思って突っ走ってる訳か、駄目だこりゃ
核武装さえすれば大丈夫とか、やたらと支那朝鮮だの大東亜聖戦だのと言ってる連中にも引き継がれてる。
「考えられないことを考える」
過ぎ去った時代の書籍だがまだ輝きを失ってはいないなあ。
>>124 軍事分析とは全く違うけど
春秋時代などが一般教養だったの影響があるんじゃないか。
軍事力があって道路すら整備した可能性のある秦でも
侵攻して勝った後、占領せずに返還するなど
本当の打撃は武力でなく政略で与えようとしている。
暗に敵に勝てる軍事力があっても占領運営するのは無理だと見ることもでき、
古代とはいえ軍隊という一大消費グループが
中国で動くことの困難さが何となくは分かる。
136 :
名無し三等兵:2010/12/31(金) 22:40:04 ID:qMFKyBw6
「日米不戦論」(河本幹雄)
タイトルからすると外交関係かと思って買ったのに、実は教育論だったw
大正〜昭和初期の教育論なんだけど
「最近の学生は教師に対する敬意を失っている」
「もっと少人数教室にして生徒一人一人に教師の手が回るようにしろ」
とか今と言ってる事が殆ど変わらない。
コミケで平田晋作の本復刻して配布してるサークルがあった
平田晋策っちゃ猪瀬直樹の黒船の世紀での扱いがすげーザルだなw
昭和遊撃隊で一隻の巡洋艦の最上が米国太平洋艦隊を全滅させたことになってるしw
最上は宇宙戦艦ヤマトかよwww
潜水艦隊による紅石島奇襲(真珠湾攻撃)と荒鷲爆撃機による東京空襲もスルーw
批判したいならせめて全文読めと
後は少年倶楽部版と単行本版の遊撃隊を別の作品のように紹介してるし
新戦艦高千穂に至っちゃ他人の文丸写しかよw
後平田晋策がまるで自分の作品に出てくる超兵器が実用されるような節も書いてあったけど単行本版の遊撃隊の序文に平田自身が「不二のような怪物はおそらくまだまだ出てくることはないだろう」と書いてあったんだが…
山中恒の勝ち抜くわれら小国民も爆笑もんだったな
昭和九年に連載されている遊撃隊を昭和十七年に読んで時代遅れもクソもあるかとwww
>>129 左翼のことやね。
>>132 右翼のことやね。
でも「核武装すれば大丈夫」なんて言ってるやつ見たことないが。
「核武装すべき」は見かけるけど。「大東亜聖戦」も見たことない。
>>134 全然違う。二十八はねらーを馬鹿右翼と言ってるし。
141 :
名無し三等兵:2011/03/01(火) 22:41:12.96 ID:tOmaLyby
戦前の軍事書籍は毒ガスや細菌兵器の脅威を訴えるのが多いけど、
やっぱりBC兵器が怖いのは今と変わらないんだなあ。
フーラー博士の秘密兵器、荒鷲爆撃機のモデルはなんでしょうか?
現代流にするとF-15?
143 :
名無し三等兵:2011/04/03(日) 18:18:32.00 ID:dOojuQ9u
それほど昔のことじゃないけど
15年くらい前の中国軍に関する本を読むと
装備などが様変わりしていて近代化のペースが著しく進んでいることが伺えるね。
144 :
名無し三等兵:2011/04/04(月) 22:27:27.52 ID:LBfFQ+82
「いまだに59式を主力とせざるを」とか「空軍は北朝鮮と同等」懐かしい。。。
145 :
名無し三等兵:2011/04/05(火) 18:46:13.16 ID:1gTCr38J
中国は1990年代にSu-27を導入したけど北朝鮮はすでに1980年代にMiG-29を導入しているからね。
その後の経済状況で近代化が進まなくなったけどね。
あと、ソ連崩壊後の一時期、北朝鮮崩壊論と中国分裂論が盛んに論じられていたね。
実家に、入営の手引書があるんだよなぁ。
家族との別れから、壮行会での挨拶、各兵科の概説(イラスト付き)など、
巻末の広告(昇進試験マニュアルや手紙の例文集)とあわせて、当時の世相が垣間見える一冊でした。
個人的には
・戦車の分類(軽中重超)
・長すぎる挨拶は良くない
・「軍隊では星のあるのと無いのは大きな差だ 善行章をつけて故郷に錦を飾ろう」(巻末広告)
・「ただでさえ強い帝国軍人が、字も上手かったら『鬼に金棒』だ」(巻末広告)
といった辺りが印象に残っている。
>>146 >>・「ただでさえ強い帝国軍人が、字も上手かったら『鬼に金棒』だ」(巻末広告)
要するに元祖日ペンの美子ちゃん?w
当時の高級軍人はなにかにつけて揮毫とか依頼されたから書の腕って幅を利かすにはかなり重要だが、
兵隊レベルだとどうでもいいだろ、っていう
下士官になりたけりゃ、書類仕上げるには字が上手いにこしたことないがなあ
日本人っていつの時代でも分析力はある程度優れてるんだよな
ただそれを活用し実行する段階になるといきなり無能化しちゃう
>>143 岩波新書の中国人民解放軍?いや、あれは天安門前か。
文化大革命までは装備更新が世界ペースだったが、文革でばたっと止まったとか書いてあってへーと思った覚えがあるな。
>>146 ところが中国へ行くと、漢字は普通に読み取られて(当たり前)情報ダダ漏れなので、
ひらがなやカタカナが看板の類のメインで、ほぼ幼稚園状態という笑えない話があったりする。
150 :
名無し三等兵:2011/04/11(月) 20:17:07.77 ID:mEwPyX1u
>>149 1987年だね。
ちなみに当時の論調には以下のようなものが見られたね。
「中国軍は数は多いがその中身は大半が旧式兵器」
「(導入したばかりの)Su-27は南シナ海向け」
俺オッサンだけど
中一の時「21世紀の戦争」っていう本
(光文社から出たエバタソとノビーの共訳という珍しい本)
を読んでアメリカの軍事技術の高度さに驚かされた
その数年後日下公人の21世紀の日本はバラ色っていう内容の本の
読書感想文書かされてアメリカの軍事技術を知らないから
こんな能天気なこと言えるんだと書いてしまった
今思うと嫌なガキだったw
アメリカってやっぱ基礎研究レベルからして強いからなあ。
軍事から派生してるものの恩恵って現在進行形で浮けてるし。
日本は「平和利用第一!(キリッ」で技術を自衛隊にすら使わせない姿勢なので自衛隊は独自に技術開発しないといけない状態
陸海軍でバラバラにライセンス購入してたころと何もかわらない非効率性を維持してますよ
何を言っとるんだ?
>>153 >陸海軍でバラバラにライセンス購入してたころと何もかわらない非効率性を維持してますよ
その話は有名だけど最近の研究では否定されてるよ。
要するにライセンスは企業毎に与えられるわけで、中島と三菱で別々にライセンス
されたという当たり前の話だったはず。
>>155 一社だけライセンス契約してそこが陸海軍双方に供給すればいいだけのことなんだがw
単純に二重ライセンスなだけじゃなくて二重に投資という馬鹿な話なわけだな
単純にライセンス生産つっても契約内容や形態はその事案ごとに違ってくるしな
最近の研究者ってむやみに定説を否定して手柄気分になりたがるの多いが、結果として常識の無さ晒す人も出るよねw
>>156 中島で生産した零戦が沢山あるように、生産力が足りなかったんだよ。
一社で陸海軍双方の供給を満たす力が無かったので、二社にライセンスせざるを
無かったと言うごく当然の話だ。
>>157 規模の大きな中島三菱を例外に、他の軍需産業を陸海軍が自前の傘下工場として囲い込んでた現実からすりゃそれ屁理屈だぞ
一番有名な例のDB601だと、また同時に海軍なんて彗星以外に搭載する予定がなくて、その生産予定数は空母に載せる数百機だけだったしな
生産見込数に合わせて投資規模を確定して設備投資や場合によっては増資をさせるんだから、わざわざライセンス買うのに生産力が足りないは通らんわな
自衛隊にすら使わせない姿勢ってのはどこから来た話なんだか。
共同研究したい→軍事利用はNG、なんて日本の大学ではよくあること
逆に平和国家日本の誇りと思えば自尊心も満たされていい気持ちだぜ?
ソース有るんか。
戦前の書籍にソースがあるはずだちょっと待ってろ
いや、自衛隊と大学の共同研究云々の話について。
パワードスーツ研究してる学者さんは、軍用は嫌と言って協力拒んでたような。
まあ、思想信条の問題で、これは組織の非効率性とは別問題だと思うが。
プラズマで有名な某O教授の研究室に防衛省の人が出入りしてるって話は聞いたな。
電子熱砲とかあの辺りの検討とかだろうか?
>>164 それNHKの番組で見た。
米軍が資金協力申し出てきたときに、お話は有り難いが、ロボット工学三原則にかけてお断りしますって言ったら、それは失礼しましたって引き下がったとか。
アメリカは軍事コンテスト開いて安くて高性能な応用技術なんかも民間からガンガン吸い上げてるけど
日本でも同じようなことやってないの?
_,,,.-―==‐、、_
,彡三=_ミミヾヽ''シ,,;;;ヽ
!彡''  ̄ ヾ;;l 私アナスタス・ミコヤンからも諸君に話がある。
l彡' lミl
rヾ'' _ _ lリ このスレは今やかなりの人気スレになっている。
|「ll '',, 。=、` , 。=、'' l だから荒らしや厨が流入しやすくなっている。
. l 、  ̄フ ヽ ̄ | 彼等は何よりも誰かに構って欲しいのだから、
` l , /、_!、 l 人気のスレがよく狙われるのだ。
,| l ,illリlilミ、l l
/ヽ ` `二´ ,/、 諸君は彼等にけっしてレスをしてはいけない。
,,/:::::::::\ ー― '':::::::::::`ヽ どんな痛烈な罵倒もそれは彼等を喜ばせるだけだ。
良きソヴィエト人民たる諸君は当然導入済みであろう専用ブラウザの機能を活用し、
荒らしとそれに反応する者のレスを全て透明あぼ〜んしてさっさと忘れるようにしたまえ。
そしてスレで誰かに絡まれて不愉快な思いをしても、すぐ忘れること。
ここは2chなのだから善人も悪人もいる。君の個人的な感情でスレの進行を乱し、
皆に迷惑をかけることのないよう、常に務めてくれると私はとても嬉しい。
戦前の書籍を読むとワシントン条約については比較的好意的な本が多いんだけど
ロンドン条約は評価が二分していて、どっちかと言えば批判的なのが多いんだよな。
>>170 八八艦隊はどう考えても実現ムリポでワシントン条約は無謀な計画葬るのにこれ幸いだったが、
ロンドン条約になると主権制限の色あいが大きくなるからなあ
海軍艦艇全般規制されて抜け道がないのもどうにも閉塞感になるし
現職の首相が襲撃されるぐらい当時でも反対あったわけだしね
172 :
名無し三等兵:2011/06/07(火) 19:07:57.07 ID:lbbXyt5A
パウルカレルは小説として読めば面白い。
>>141 第一次世界大戦では、モノの数分で5000人ほど戦死してるんだ
そりゃ大量破壊兵器として最重要視されるさ。
WW2にいたっても、各国実験は重ねていて、オーストラリアもニューギニア戦線に投入しようとしてた
自国兵士で人体実験した挙句、計画は中止になったが。
>>168 DC-4導入時のエピソード
三菱「大型機の経験あるから、うちに注文来るといいな」
川西「大型機の経験あるから、うちに注文来るといいな」
軍「DC-2、3と中島なんだから、4も中島だろw」
三菱&川西( ゚д゚)ポカーン
アメリカm9(^Д^)
175 :
名無し三等兵:2011/07/19(火) 18:33:15.59 ID:knDUe6qf
中島「DC−4まねっこして深山作ったけど 輸送機になっちゃったー ゴメン」
中島「今度はB−17だー、よーし出来たぞ 連山だ あー戦争終わっちゃった」
>>149 「かなめぶたい」
「あけみぶたい」
だもんなw
部隊駐屯地の営門に飾る表札みたいなやつ
内地だと「近衛歩兵第一聯隊」とか「西部第八部隊」なのに
鹿目・・・暁美・・・
178 :
名無し三等兵:2011/07/29(金) 06:18:00.02 ID:7HBpY5UU
180 :
名無し三等兵:2011/08/15(月) 00:42:10.29 ID:vAOdDeJG
ひらがなの部隊名の看板って防諜対策だったのか
181 :
名無し三等兵:2011/08/16(火) 13:04:17.18 ID:jiH6Fqw+
こないだ、家を改装したときにベトナム戦争勝利記念みたいなアオリの本が出てきた。
目を離した間に持ってかれちゃった。
この目で見たカンボジアというタイトルのも出てきたけど、ポルポト派がプノンペンを
放棄した直後くらいから中越戦争位の時期に取材したっぽい。
ポルポト派の支配下の生活の様子とか、処刑場に使われていた中学校の写真とか興味深い。
ポルポトの支援に来てた中国を指してもはや日本軍やアメリカ軍と同じ侵略者に堕したと
評してるのが面白い。
>>177、
>>179 今カラデモ遅クナイ、直チ二原スレ二復帰セヨ。
魔法少女スレ住民ハ泣イテヲルゾ。
軍艦メカニズム図鑑復刻してくれ!!!!!!!!!!!!!!!
戦艦巡洋艦空母駆逐艦潜水艦メカニズム図鑑も
おながいします
保守
昔メカニズム図鑑の潜水艦って無かったっけ
ネット探しても見当たらん・・
>>185 続・艦船メカニズム図鑑に載ってたくらいな気がする。
護衛艦だけでなく、機雷戦艦艇・両用戦艦艇・支援艦と幅広く扱っている、なかなかの労作。
艦船、続艦船、日本の戦艦、日本の駆逐艦メカニズム図鑑を図書館2件回って立ち読みした
バカ高い値段で買わなくて本当に良かった・・・
>まあ加藤隼戦闘隊の歌詞でもわかるよね。
>昭和18年に東條が陸相と首相を兼ねた時だったかな、
>「東條首相はワンマンコントロールではない」と朝日新聞サブタイトルw
>昭和19年末の読者欄で
>「日本ニュースのニュースは敵性語ではないか?表現を変えないのか」との声に
>「変更の予定は無い」とのお答え。 強制ねえ・・・。
あと、何故か最近は「敵性語運動はマスコミ、特に朝日新聞が率先していた!」なんて事言ってる奴多いけど、
そのマスコミ(特に朝日)でさえ別に率先して運動してた事実は皆無なわけで
誤爆失礼
どこのスレ?
学研ムー
いまだに売っててワロタ
これほど罪作りな雑誌は他にないだろうw
全国の子供達は学研なんだから書いてることは本当なんだろう
と思い込んじゃったもんなぁ・・・
あれはネタで真に受けて読むひとがいるのか?
読者層も中年が多いし
真に受けるようなのは本当の読者じゃないよ。
そしてムーブックスの宗教本は内容がとても良い。
197 :
名無し三等兵:2011/11/25(金) 15:57:07.92 ID:d5cZliIB
a
昔あったモデルジャーナルってラジコン雑誌に
紙とプロポで艦隊編成 って連載?があって
ボール紙で作った1/200の上は戦艦下は駆逐艦までいろんな艦が載ってたんだよね
ときどき図面入りで
もう手に入らないかなぁ・・・
保守
200そして浮上。
少年少女講談社文庫 ふくろうの本
A-34 少年版・太平洋戦争 (1) ワレ奇襲ニ成功セリ 山岡荘八
A-35 少年版・太平洋戦争 (2) ゼロ戦とミッドウェー海戦 山岡荘八
A-36 少年版・太平洋戦争 (3) 山本長官機かえらず 山岡荘八
A-37 少年版・太平洋戦争 (4) カミカゼ特別攻撃隊 山岡荘八
A-38 少年版・太平洋戦争 (5) 原爆機ヒロシマへ 山岡荘八
昭和のミリオタ少年はここから入りました
見事に海軍主体だな
浮上
>>201 3と4の間がちょっとあいてるなあ
まあそのシリーズに限った話じゃなく、太平洋戦史を短くまとめようとするると
ガダルカナルの(下手するとミッドウェーの)次にいきなりエセックス級の大群が
マリアナに襲来したりするからなあ
さらに日本に限らず、欧州戦史もクルスクの(物によるとスターリングラードの)次が
ノルマンディーだったり、独ソ戦に限るとベルリン市街戦だったりするし
205 :
名無し三等兵:2012/07/09(月) 08:41:01.47 ID:rj3TY7hs
意外と1943年ってスルーされがちだよねWWII
>>205 太平洋戦争だと大きなイベントないが、WW2のくくりだとスターリングラード降伏とクルスクがあるだろうが
おまけでDAK壊滅とか連合軍イタリア上陸とか
ついででイタリアさっさと降伏とか
うむ
保守
209 :
名無し三等兵:2012/08/21(火) 01:45:51.99 ID:vMtMlU41
2,30年前の絶版した本でも良いのか?
戦前でも別に
このスレ重複してるな
PKO法案が議論されていた当時なんか、今読み返すとクラクラする内容の
ものも多いな。
まあ朝日新聞なんかでも「PKOは軍国主義復活」とか無茶苦茶な事を
繰り返し主張していたが、広瀬隆あたりになると
「カンボジアやユーゴに1万人以上も兵士を送るのは軍事常識外れの大兵力で
実際はPKOを口実に軍需産業を潤すためのものだ」
とかトンデモ論を唱えていたな。
>>212 PKOで軍需産業って…w
アレで儲かる軍事関係って、被服とか糧食関係とかごくごく一部だよなw
食料や駐屯地を提供する地元の業者も広瀬的には軍需産業になんのか?w
当時の広瀬はPKOの予算32億ドル(UNTACなどで今よりかなり多かった)が
軍需産業の垂涎の的となり、この経費が軍需産業の懐に入っているのだ
とか喚いていたけど、どう考えたってこの経費の多くは選挙監視団とか
軍需産業とは全く無関係な部分に使われているよな。
215 :
名無し三等兵:2012/09/16(日) 11:59:26.80 ID:Fdo1fKBK
100文字当たりいくらもらえるんですか?
何、ただ?じゃあやりませんよ。で、仮に出来たにしても、本当に原文どおり
なのか確認のすべがない以上、全くの無意味。
>>214 32億ドルってw
まあ大金だけど国際的なプランの執行予算としては微々たるもんだよなあ
大半直接の人件費とあとは食料被服とかの給与や駐屯派遣経費に消えてるよな
■監修 水野晴郎
コンバットコミックやシーパワーについて語られているスレかと思って見に来たのに…
雑誌は対象外か。無念
海と空
サンケイと、航空ジャーナルだろ。
コンバットコミックと言えば9・11テロの直前に休刊になったんだよな。
もしあと数ヶ月頑張っていれば、今でも続いていたかもしれん。
226 :
名無し三等兵:2013/01/19(土) 03:22:09.83 ID:4OCXO1G1
戦時中の報道についてはよく「日本軍は敗北を隠蔽した」
「前線の悲惨な状況は伝えられなかった」をと言われるが
もちろんそれは一面の真実なんだけど、当時でも明らかな
負け戦である事は報道班員の手記なんかでも、明記されて
いたりするし、ガダルカナルやニューギニアなんかでも
補給の苦しさと飢餓の実情は結構詳しく報じられている。
しかしそれによる規律の乱れだとか軍上層部への批判など
は全く見られない。
つまり優先順位で言えば軍が隠蔽したのは敗北や前線の
悲惨な状況ではなく、軍内部の問題だったことが分かる。
まあ米国でもベトナム戦争の敗北は知っていても、その
敗北を招いた軍た政府上層部の誤りや軍の規律の乱れは
あまり知られていないから、どこの国でも敗戦そのもの
よりも内部の恥を隠そうとする傾向はあるんだろうな。
日中戦争勃発直後の書籍を何冊か持ってるけど、どれも
「支那の抗日侮日に基づく挑発行為が原因」
「日本が力を見せつければ中国は挑発を辞めて真の友好関係が築ける筈だ」
というような論理になってる。
いずれも念頭にあるのは「満州事変の成功」なんだけど、満州は欧米列強は
もちろん中国にとっても関心の薄い「辺境の地」だったから、それなりに
黙認されたという点が抜け落ちているんだな。
逆を言えばその「成功体験の誤った分析」が日中戦争を泥沼化させる日本側
の大きな要因になってしまったと言える。
228 :
名無し三等兵:2013/07/13(土) 15:27:42.94 ID:xQ0vBZKZ
十数年前の架空戦記ブームの時は殆どロクな知識も無いのが、偉そうな事を
述べて旧軍批判するのが多かったな。
「なぜ真珠湾を艦砲射撃して徹底的に破壊しなかったのか理解に苦しむ」
なんてのもあるが、世界最強クラスの要塞砲を備えた真珠湾に対して
そんなことは不可能だって事は戦前の子供向け軍事書籍にだって書いて
あったんだけど。
まあ重油タンクとドックはある程度の犠牲に目をつぶっても
2〜3次攻撃で潰すべきだとは思うが。
Jane's Fighting Shipsの1944〜5をヤフオクでゲット
送料込みで5000円だった
ドイツが降伏してた頃に出たのか、Germanの前にExって付いてたわ
大和の排水量が46000tで主砲が16インチ砲9門、速力が30ノットになってた
つか米軍のミッドウェイ級空母まで載ってたから日本降伏した後に出た本かこれ?
>>229 重油タンクの重油60万トンは戦前の米海軍の評価でも太平洋艦隊の戦時
一ヶ月分であって、これは戦前の日本の軍事書籍にも普通に書いてある。
要するに重油タンクを破壊しても殆ど影響は無い。
あと軍艦修理用の巨大な鉄筋コンクリート製ドックを日本艦載機の空襲で
長期間使用不能にするのはまず不可能。
232 :
名無し三等兵:2013/09/15(日) 09:23:36.28 ID:9j98xBfz
「人間の條件」が瞬く間に1300万部のベストセラーになったところをみると、
兵隊になった日本人の多くにとって、最も憎むべき敵はアメリカ兵でも
ソ連兵でも中国兵でもなく、自国の軍隊、威張るばかりで無能な将校、
サディスティック な下士官、底意地悪い古参兵の中にいたのだと思う
“地上より永遠に”という米小説/映画がありましてな
235 :
名無し三等兵:2013/10/03(木) 19:04:27.65 ID:Mp5XAN2x
236 :
名無し三等兵:2014/02/01(土) 14:34:37.62 ID:v6+OGL1e
テレッテレーレー テレッテレーレー
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡⌒ ミ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――― と(´・ω・`)  ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ――――‐/ ⊂_ノ ―――__ ――
―― ./ /⌒ソ
 ̄ ̄ -'´  ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
U S U G E M A N