鳩山内閣、勢いに陰り=「指導力」に疑問符
鳩山内閣の12月の支持率が5割を切った。1960年の池田内閣以降では、小泉、細川内閣に次ぐ歴代3位の
60%の高水準でスタートしたが、政権発足3カ月で早くも勢いに陰りが見えてきた。懸案処理で鳩山由紀夫首相が
指導力を発揮して、支持率の低落傾向に歯止めを掛けることができるのか。参院選を来年夏に控え、政権の
「反発力」が試されている。
首相は、米軍普天間飛行場移設問題、2010年度予算編成、偽装献金問題の「三重苦」を抱えて、就任3カ月を
迎えた。普天間問題は、「日米同盟」と「連立政権維持」のはざまで結論を先送り。予算編成でも、深刻な財源難の
中、子ども手当やガソリン税などの暫定税率廃止をはじめとする衆院選マニフェスト(政権公約)の扱いで揺れている。
首相は「一生懸命努力していることだけは認めてほしい」と訴える。だが、鳩山内閣が「政治主導」を掲げながら、
政策決定で混乱と足踏みを繰り返していることに、国民が不満を募らせているのは明らかだ。
今回の調査で内閣を支持しない理由は、「リーダーシップがない」が14.5%で、「期待が持てない」15.3%に
次いで2番目。民主党支持層でも4.2%と、数字自体は大きいとは言えないものの、八つの選択肢の中で最も
多かった。
鳩山内閣の支持率は、発足直後の調査から2カ月間で13.8ポイントも落ち込んだ。同じ期間で21.9ポイント
下がった麻生内閣よりは少ないが、落下速度は急ピッチだ。「予算編成がずれ込めば、国民の見方は厳しくなる。
次回の調査ではさらに下がるかもしれない」。経済情勢が好転しない中、首相周辺からは不安の声も漏れる。
(2009/12/18-18:27)
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009121800779 >首相は「一生懸命努力していることだけは認めてほしい」と訴える。
だよなあ。
リーダーシップがないと批判してるくせに、鳩山イニシアチブを打ち出したら文句付けてばっかりだし。
一体どうしろと言うんだ___