>>77 戦記が趣味だったらあれだけど
高橋慶史『カンプフ・オブ・ヴァッフェンSS(1巻)』(2009年)
第1、第2、第37(!)の師団史。一応全師団刊行の予定。
ジョージ・ステイン『武装SS興亡史』(原著1966年/翻訳2005年)
芝健介『武装SS―ナチスもう一つの暴力装置』(1995年)
どちらも組織としての武装SSの栄枯盛衰の話。
武装SSとは軍隊だったのか、それ以外のもっと政治的な何かだったのかみたいな
話で二冊の解釈は分かれている。
そういう政治的、学術的な話を抜きにすると
新興組織が国防軍のいじめられながら膨張する愛と感動の物語が読めて面白い
入手しやすいのは後者。