押井守の衒学的軍事知識・描写を語る 3

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237名無し三等兵
>>203 スレチだが、日本内戦ものの最近の傑作に、
打海文三「裸者と裸者」「愚者と愚者」「覇者と覇者」の応化クロニクル三部作があるんで、このテーマが好きなら是非一読を。
覇者かいてる途中で作者が逝去したんで完全には終わってないが、終戦までは行ってる。

あと基本的には日本への侵略者との戦いなんだが、榊涼介「ガンパレード・マーチ」。
星雲賞取ったゲームの小説版でおそろしく出来がいい。原作通り、人型戦車整備班の重要性がパトレイバーをずっと上回ってる。
で、今日出た新シリーズで最新刊、「逆襲の刻 東京動乱」がクーデタものの傑作だ。これまでのあらすじもついてる。
兵站は重視どころの騒ぎじゃない。ネタバレだが、作中で流通センター長談
「内戦は流通の敵なのですよ。検問所が一つあるだけで渋滞が起こります。渋滞しているうちにアイスクリームは溶けてしまいます」
…には、まいった。是非お勧めする。