>>791 補給が追いつかなくなった局面というか、作戦計画を立て直していた局面はある。
その時期は、砂嵐が発生していた時期と一致する。これは補給線に民兵が出没し撹乱を受けたこと、
イラク側の抵抗の主体は正規軍ではなく、むしろ各種民兵であること、亡命イラク人政党・組織
による支援が見込んでいたものではなかったことなど、計画の手直しが必要となったことを反映している。
もちろん、一部ではイラク側機甲部隊による逆襲があり、機甲戦闘は発生しているのだが
(カルバラ地峡をすぎて、ユーフラテス川にかかる主要橋梁を渡ったところで、橋を守る戦車中隊と
イラク側の機甲旅団規模が夜間戦闘している)、当初の計画で考えられていたような大統領警護隊の機甲師団
との大規模な機動戦は発生していない。