【AUF1】野砲・自走砲総合スレPart4【M109】
511 :
508:
> 89FV69両(4個中隊分)
ウィキペディアの記述を鵜呑みにして69両にしていたが、H01-H16年度の予算案を合算したら68両にしかならない。
H10年度分だけ予算案が入手できなくて概算要求に代えているけれども、2両を要求して3両に増えるなんて有り得んし。
試作車が1両だけってこともなければ、量産車に近い試作車を改修して部隊配備する場合、初年度調達に含まれるはずだし。
よく分からん。ここは、89FVの調達数を68両に訂正する外なかろう。
したがって、89FV計68輌/総額438.90億円/1両平均6.45億円になる。
>16年度の推定価格4.6億円
>>476のH04ベース価格内訳を援用し、重MAT一式0.6億円は変わらない前提で車体価格を計算すると、1両平均 4.2億円。
したがって、89FVの車体単体の価格は、量産68両で1両平均4.2億円という実績になる。
端的に4.6億円と4.2億円の差とは、単年度契約の場合、年度ごとの発注数が価格に及ぼす影響が大きいためと考えられる。
ゆえに、見積量産単価前提数量は170〜340両の間になるとして、単年度契約が前提なら年度ごとの発注数にも縛りがあったはず。
おそらく、大体15年かけて170乃至340両を受注するものとして、年産12乃至23両という見積もりだったのではないか。
量産数の増加分と価格逓減率は、必ずしも直線的に変化するものでもない。
だから、>量産170両で89FV車体3.0億円/量産340両で89FV車体2.3億円は、量産数と価格がそれぞれ1対1で対応する訳ではなかろう。
しかし、それより高くならない見積もりとして有意と考えられる。
また、量産170両を年産12両に、量産340両を年産23両に読み換えることもできよう。
すなわち、計68両を単年度契約で調達する場合でも、毎年89FVを90TKの半数程度(6年間)から同数程度(3年間)発注するだけで、100億円から150億円を節約できたのではないか。
512 :
508:2009/12/12(土) 03:34:19 ID:???
>量産170両で89FV車体3.0億円なら、16年度の推定価格4.6億円がザックリ1億円減って
>量産340両で89FV車体2.3億円なら、16年度の4.6億円がザックリ1.5億円減る
見直すと、小計113両(正しくは112両)と小計107両を足せば合計290両(正しくは289両)になるので、それで量産170両よりも高くなるのは変だった。
加えて、上記の条件が本来は単年度契約の年産数を基にしていたならば、これを一括発注に改めると、さらに価格を逓減できることは確実だ。
だが、そこは謙虚に、一括発注による逓減率の拡大を考慮しないことにする。
改めて、@H16年度の車体価格4.6億円を基点に、量産170両3.0億円までの逓減率を求め、次いでA量産170両3.0億円を基点に、量産340両2.3億円までの逓減率を求めることにする。
@第1ロット。価格差は1.6億円であり、112両は170両の65.9%であるから、1.6*0.659=1.05として1億円安くなる。これが積算の根拠だが、答えに変化はない。
A第2ロット。価格差は0.7億円であり、289-170=119両は340-170=170両の70.0%であるから、0.7*0.700=0.49として3.0億円から更に0.5億円安くなって2.5億円になり、H16年度の車体価格に比べて2.1億円も安くなる。
第1ロットと第2ロットを更に一括して契約すれば、全て第2ロットの単価で調達できるけれども、分けて契約する場合、第2ロットを含めずに第1ロットのみで積算するから、@A一括より総額が56億円高くなる。
再び。99HSPの車体は89FVより安いか悪くても同額として、2.1*78=163.8だから164億円浮く。
弾薬給弾車と施設作業車が0.9億円ずつ高くなったとして、163.8-(0.9*29)=137.3だからロット全体で137億円安くなる。@で3億円浮き、Aで137億円が浮くならば、総額で140億円の節約になる計算だ。
513 :
508:2009/12/13(日) 09:35:53 ID:???
>間違っても憶測で語るんじゃねえ
という言い草なんで、仮説の幅を拡げて目標(=正解)夾叉の確実を期そうか。
仮説[1]見積量産単価前提数量は年産12乃至23両という見積もり、これは
>>511-512で述べた。
仮説[2]見積量産単価前提数量は量産累計数を基とする見積もり、これを以下で延べよう。
>89FV計68輌/総額438.90億円/1両平均6.45億円
すなわち@量産68輌で車体価格が1輌平均4.2億円を基点に、量産170両3.0億円までの逓減率を求め、次いでA量産170両3.0億円を基点に、量産340両2.3億円までの逓減率を求めることにする。
@第1ロット。価格差は1.2億円であり、112-68=44両は170-68=102両の43.1%であるから、1.2*0.431=0.517として4.2億円が3.7億円に安くなる。89FV68輌の小計では、0.5*68=34億円の減になる。
したがって、H16年度の車体価格4.6億円との対比では、1輌当たり0.9億円の減になる。地雷原処理車と自走迫の車体が1.6億円ずつ高くなったとして、1.6*44=70.4だから、第一ロットで36億円の増加に止まる。
A第2ロット。価格差は0.7億円であり、289-170=119両は340-170=170両の70.0%であるから、0.7*0.700=0.49として3.0億円から更に0.5億円安くなって2.5億円になり、実績平均の車体価格に比べて1.7億円安い。
再三。99HSPの車体は89FVより安いか悪くても同額として、1.7*78=132.6だから133億円浮く。弾薬給弾車と施設作業車が0.9億円ずつ高くなったとして、132.6-(0.9*29)=106.5だから第二ロットで107億円安くなる。
第一/第二を合算すれば132.6-34.0=98.6億円なので、全体じゃ99億円が浮く計算だ。[2]の試算じゃ節約幅が小さくなるものの、全体としてのコスト節減効果は依然として大きい。
総括すると、「調達価格の総額を抑えるには、“当該車輛”だけ安く上げれば良い」と短絡してたんだよな。w
つまり、ファミリーの内の最も調達数量が大きい車種の価格を値下げできれば、調達総額の節減効果が最も大きい。
そのためのファミリー化なのであって、たとえ調達数量では少数派の派生型の価格が上がっても、全体としてコストダウンに成れば良い訳だ。
>第一/第二を合算すれば132.6-34.0=98.6億円なので、全体じゃ99億円が浮く計算だ。
もとい、132.6-36.4=96.2億円なので、全体じゃ96億円が浮く。結論に変わりなし。
違う!。
>132.6-36.4=96.2億円なので、全体じゃ96億円が浮く
もとい^2、106.5-36.4=70.1億円なので、全体じゃ70億円が浮く。
…朝酒が祟ったか。w