>>948 Wikipediaは参考文献欄を見るところだよ。
スレで興味深いことが書いてあってもソースまで書いてくれる人は少ない。
一方、Wikipediaは参考文献や脚注でどの本が元ネタか書いてある。
どの本を読めばより詳しくなれるかってのを示してくれるのは有用だ。
954 :
名無し三等兵:2009/11/25(水) 22:52:30 ID:49TxDeHd
一ノ瀬さん、以前伝単のカラー資料集も出してたね。何でも総額300万ぐらい
自腹切って収集したものだとか。マニュアルのほうも自腹切って買ったのかどうか
知らないが、そうやってお金を手間をかけて収集したものを資料集として惜しげもなく
提供してくれるのはありがたいことだ。
死蔵させてるオレとは大違い。
>947
フィンランド空軍(+戦闘機)限定で興味がおありなんでしたら、
E.A.ルーッカネン少佐の回想録「フィンランド上空の戦闘機」をおすすめします。
「北欧空戦史」も、ことフィンランド側の戦闘機・空中戦関連ではこの本からの引用が多いですし;
www.kaiga.co.jp/emp-bin/pro1.cgi/kaiga/NN/k_syosekifiles/search_results2.html?223
>>947 興味があるなら雪中の奇跡もいい本だよ
陸軍物だけどユーティライネンの初出撃の話とかも採り上げてるし
ただ、それ関連で読んだ滝沢聖峰の漫画は軽くトラウマだ
>>954 >伝単のカラー資料集
収集と資料集の編纂過程でうまれたのが講談社メチエの著書だったんだね。
田村洋三『沖縄の島守』良作だけど、本書が高く評価している島田叡知事に
厳しい評価をしている林博史『沖縄戦と民衆』が参考文献に挙がってないのが
気になった。
オスプレイ対決シリーズ
パンター対T34@1943年ウクライナ
火力、装甲、FCSに秀でたパンターDと
機動力、生産性、信頼性に秀でたT34/76を
実際の戦例や運用記録に基づいて比較した本。
うろ覚えですが、以下に要点を書いてみます。
・パンターの正面装甲は当時の戦車で最高レベルだが
虎と異なり側面装甲が弱く、森の多い東部戦線では
正面装甲や火力の優位を活かせる機会が少なかった
・'43年の東部戦線においては両軍とも戦車と対戦車砲の連携
が広く行われており、純粋な戦車VS戦車の戦いは
少なかった。よく準備された陣地に拠ったT34/76は、
防御戦においては、パンターに対抗可能だった。
T34は1200mの距離からパンターの側面を撃破可能だった。
・パンターが火力、正面装甲の優越を活かしてT34/76に大勝
できるのは防衛戦に限られていた。攻勢側のT34が開豁地の
進撃を強いられる状況においては、待ち伏せるパンターの側が
戦術レベルで大勝できることがままあった
このほか、比較しにくい「信頼性」の差についても、
移動距離と機械故障の発生率など定量的なデータが
示されており、そのほか両軍戦車兵の訓練法など
戦線後方の両軍の置かれていた状況についても概説されており、
間違いなく良書と言っていい本だと思います。
>>911 『砂漠の狐を狩れ』
映画化されるってあとがきに書いてあったけど
そのあとさっぱり続報が・・・
>>948 どちらにしろ日本語版Wikipediaとは違うところの話だよね
965 :
名無し三等兵:2009/11/26(木) 21:28:25 ID:j7Iyv72N
>>964 よし、俺が落札して墓場にもっていくか!
>>964 これ防衛省がやるのか。だったら販売してくれればいいのに
>963
>741の迎撃戦闘機搭載飛行船 だが、イギリスでは実際に構想があった。
空中空母として、あるいは兵員輸送船として、あるいは対潜哨戒に、と活躍する、
「魔法スレスレの高性能」を持った飛行船を開発する予定だった。
競争試作として、「資本主義者号」と「社会主義者号」の二機が製作されたが、片方は飛ばず、片方は事故で墜落。
魔法どころか、地面スレスレしか飛行できなかったという残念な結末に。
>>911 買って読んでる。これは面白い。
これなら今後迷ったときに作者買いと訳者買いしても良いんじゃないかと思う。
今シュトゥンメが死んだ後辺りだが、おそらく今後出てこないだろう
スタイン先輩とストリーター曹長(最初の一言特に)がなんかかっこよかった。
ありがとー。
> 全編そんな感じだともっと嬉しかったんだが…。
同感その2。クルセーダー特盛りになりそうだが。
誰か海外でハヤカワ辺りの海洋冒険ものが海軍将校でやってるような
英戦車将校を主人公に据えた話を書いてないんだろうか。
開戦前から始まってるのがいい。
アメリカでもアクロン、メイコンの二隻がいます。インディジョーンズ3だったかに出演してます。
後のゴブリン戦闘機なんかも構想としては似てますね。キャリアーは爆撃機だったと思いますが。
972 :
名無し三等兵:2009/11/27(金) 03:37:01 ID:J4q+5/fY
>>971 それ滅茶苦茶安いじゃん。うらやましい。
>>964 ありがたやありがたや
電子化電子化ありがたや・・・
公開してくれたらどこでもいつでも戦史叢書参照できる
電子叢書は検索システムを立派なものにしてもらいたいぜ
>>964 改訂版とセットで販売ならなおいいな
ところで次スレある?
>>968 >>970 それが『戦闘機は敵の爆撃機の到達前に空中高く飛んで居なければならぬ筈である』と、
戦略爆撃機の迎撃が主目的らしくて。
防空空中空母?
ヘリコプターといいガンシップといい、後に似たものが実用化した兵器であっても
「何か違う」感を漂わせています。本の主題は、
総力戦はヒト・モノ・カネだよ兄貴!
だから勝っても儲りっこないのがWW1で身に染みたからもう起きないと思うけど(希望的観測)、
もし起きたなら野蛮なる資本主義自由経済に全体主義統制経済とか社会主義計画経済が敵うわけないよ!
というそれなりにまともなものですが。
>>978 気になるのが、「有能な怠け者は司令官に〜」ってやつ
あれゼークトの言と言われつつも出典不明だったと思うけど、
載ってる?
>>979 眠い人が出典を突き止めてたよん。
クルト・フォン・ハンマーシュタインについて書かれていた本で、彼の言葉だそうな。
>>979 >>980のとおり「有能な怠け者は司令官に〜」の言はありませんが、
他人を無能な働き者認定するのが大好きな方々には次のくだりなんか受けるんじゃないでしょうか。
『自国民を故意に無防備の状態に陥れんとする者、正当なる国防の準備に汲々たる国民を支援するよりは
寧ろ敵なる隣邦と結んで国民の力を弱劣ならしめんとする者、
−かかる平和主義者は、(中略)宜しく街路柱に首吊られて然るべきである』
(中略)には『たとえ道徳上の制裁に止まるにせよ、』と入っていることを黙っておけば。
何せゼークト閣下御自ら
『人間精神がこれと抗争して遂に徒爾に終わるものは、愚昧・官僚主義及び標語(スローガン)の三事である』
とか
『我々の責任感は、軍事的問題に関して通俗的な標語を無検討に崇拝することを厳に戒めねばならぬ』
とか仰っていますし。
なんてわかりやすい藁人形
地元の古本屋で『大東亜補給戦』を1500円で回収
これがあるから古本屋巡りはやめられない・・・
次スレ建築してくるわ
次スレ乙、円高なので洋書特集でもしたいな
ではまず英語の参考書を…w
どうせ洋書のドルレートはむちゃくちゃな設定なんじゃないのか?
>>991 西山レートか。でも、amazonでも買えないのがあったりするんだよな。
993 :
名無し三等兵:2009/11/28(土) 21:12:23 ID:VjCV2Crh
『大東亜補給戦』は是非復刊してほしいな。『補給戦』のように文庫で復刊が
一番いいんだけど。
さて次スレまでう
おい誤爆してるぞw
998
999
戦史叢書の電子化・改訂版作業が上手くいきますように。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。