ロボ、大助かり
不良債権基準緩和も 亀井金融相 銀行検査の見直し検討 2009年9月30日 夕刊
亀井静香金融相は三十日午前、報道陣に対し、中小企業の借入金の返済猶予などを
内容とする「貸し渋り・貸しはがし防止法(仮称)」の実施に併せ、「検査マニュアルを手直
ししていかなくてはいけないところが出てくる」と述べ、銀行の不良債権基準の緩和を検討
していく考えを示した。そのうえで金融相は「(これまでのように)企業をつぶすのではなく、
立ち直っていくことを目的に、金融機関の検査もやっていく」と述べた。
民主党は政策集で、検査マニュアルの弾力化として「利払いが行われている限り不良
債権に分類しない」と言及。亀井金融相は「民主党と私の考え方に乖離(かいり)はない」
と述べた。
二十九日に発足した同法案の検討会でも金融検査マニュアルなどの他の法制・政策
との連携を図ることを検討ポイントとして上げていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009093002000230.html