>>34 島内のムカデは10cm位が一杯居て、暗い所を好むので、
隊員が寝てる隙に靴などに入りこみ朝、靴を履いた隊員がギャーとなるので、
靴を履く前は逆さにしてムカデが入ってないか確認してから履くに注意されている。
アフリカマイマイ
本種を中間宿主とする寄生虫(広東住血線虫)は、人間に寄生した場合、
好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至る。
触る、這った跡に触れる等してもこの寄生虫に寄生される危険があり、大変注意を要する生物である。
日本では植物防疫法により有害動物指定を受けており分布地からの生体の持ち込みは原則禁止されており、
世界各国でも本種の生体の持ち込みは禁止されている。
一方で外来生物法においても要注意外来生物に指定されており、
世界の侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000) 選定種にもなっている。
のろいカタツムリのイメージとは異なり、移動速度はかなり速く、一晩で50m以上も移動する。
日本では南西諸島のうち奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本島、宮古島、石垣島に、
小笠原諸島のうち父島、母島、南鳥島に分布する。
本種を中間宿主とする広東住血線虫に感染することで発病する好酸球性髄膜脳炎については、
2000年に沖縄県で死者がでており、また小笠原諸島ではかなりの確率で、
同虫のアフリカマイマイへの寄生が確認されている。
ゆえに本種に素手で触れるのは無論のこと、本種の這った跡に触れること、
這った跡の残る野菜類を生のまま口にするのも危険である。
なお本種の駆除や防除にはナメクジ用の農薬が効く。