◆◆最初に読もう!軍事速報&雑談スレ1699◆◆

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520名無し三等兵
郵政造反組の復党について「安倍の真意がつかめない」といってる人がいたが、
あの復党は、自民党内でずっと前から日教組や自虐的な歴史教育の見直しなどで
活動していた教科書議連が、郵政選挙のあおりでメンバーが離散したために
活動停止に追いやられていたのを再開させる目的があった。

造反組の復党によって再開した自民の教科書議連は、
河野談話の見直し(米下院慰安婦決議で流れたが・・)や、
南京大虐殺説の否定などで、民主の保守派と連携する動きも見せていた。
今現在は、この前NHKがやらかした台湾特集番組の偏向問題に対して、
この教科書議連がNHKに質問状を送るなどの活動を展開している。

また復党組の古屋は、平沼らと連携して憲法改正への超党派議連を立ち上げたり、
加藤紘一らの「アジア研究会(親中)」に対抗するために、中川昭一らと価値観外交議連を作ったり、
衛藤晟一は、ウィグル開放で活動しているカーディル議長と自民党本部で会談している。
(中国はこれがきっかけで、海自艦隊が香港に寄港する予定だったのを中止したばかり)

もしあの時、自民党が造反組を復党させてなかったら、自民党内におけるこれらの動きが
まったく起きなかったわけで、今頃自民党はもっともっと左派的になって、
その存在意義すら問われかねない状況になっていた可能性がある。
2chのニュー速板あたりでは、「野田聖子を復党させた安倍が悪い」などと、
批判されることが多いが、あの復党劇にもそれなりの意義があって行われていたということ。

ただし、復党させる過程で、言いだしっぺの青木と反対派の中川秀直との対立で
自民党内の受け入れ態勢が整わなかったのと、郵政民営化支持の宣誓書をめぐって
平沼が最後まで渋ったりしてゴタついて、スムーズに復党できなかったことで
マスコミや野党に批判されるスキを与えてしまい、支持率低下を招いてしまった側面がある。

いずれにせよ、マスコミがやっていた「格差問題」や「年金問題」、「失言問題」に
官僚リークによる「閣僚問題」など、復党以外にも支持率を下落させる要因は一杯あったのだから
全ては「復党」からおかしくなったという議論だけは避けるべきかと思います。