各国次期主力戦車(戦闘車)動向2009(2)

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37名無し三等兵
インド・ロシア共同戦車開発
ttp://theasiandefence.blogspot.com/2009/09/india-russia-to-jointly-develop.html

ロシアの戦車メーカー「Uralvagonzavod社(UVZ)」のNikolai Malykh社長は、インド
とロシアが共同で、より高速で火力の強い未来的な「スマート」主力戦車を開発す
る事を計画していると明らかにした。

既に双方の間で開発に関する初期の論議が開始されている。今週にはUVZの代
表団がインドの産業界と共同して将来戦車に関する国際セミナーに参加するた
めインドを訪問するが、その際にインド国防省関係者とこの計画について論じる
事になっている。

Malykhによると、新しい戦車は、より高速で強火力、洗練された装甲防御力、ス
ムーズな操縦性、乗員の生存性改善のための防御力向上がなされるとされる。

生存性向上のため、自動装填装置と無人砲塔が採用され、装甲により保護さ
れた乗員区画はそれとは分離される。偵察機や人工衛星とリンクしたバーチャ
ルリアリティー指揮システムが搭載される。

インド防衛研究開発機構(DRDO)は、アルジュン計画を存続させるために、イン
ド軍と共同して査定を行うことを提案している。しかし陸軍はその考えを拒絶して
いる。陸軍はDRDOが提案している、(アルジュンを)現用のT-90と比較するとい
う提案に対して態度を明確にしていない。

著名なロシアの軍事専門家は、インドとロシアが戦車の共同開発を行うことは
良識あることであるとした。

インドはロシアから輸入した物と国産化したものをあわせて、1600両に上るT-90
を調達することになっている。UVZは長年にわたって、インドのアバディにある重
車両工場(HVF)でのT-72とT-90のライセンス生産に協力してきた。
38名無し三等兵:2009/09/09(水) 06:33:44 ID:???
ウラルヴァゴンザヴォード社はT-62、T-72を開発し、現在T-95を開発中
のロシアを代表する戦車メーカー。

>>37 の、「無人砲塔+自動装填装置」「乗員区画と砲弾区画の分離」「充
実した情報システムの採用」などのポイントからは、T-95との関連性が窺
える。

ロシアの新型兵器をベースにして共同開発を行うという方式は、FGFA計画
(ロシアのPAK-FAをベースにした印露共同開発戦闘機)で実現している。

インド軍がDRDOが提案しているアルジュンとアルジュンMk.2を採用するか
それともロシアとの共同開発を選択するか、今後の動向が気になるところ
である。