民主・鳩山代表「靖国参拝せず、閣僚にも自粛求める」
2009年8月11日17時41分
民主党の鳩山代表は11日、総選挙後に鳩山政権が実現した場合の靖国神社への参拝について、
「当然、そのようなポスト(首相)に就いた時に参るつもりはないし、閣僚にも自粛をいただききたい」と
語った。鳩山氏は首相の参拝に対し、A級戦犯合祀(ごうし)を理由に反対してきたが、自らが首相に
なってもその立場を貫く考えを明らかにした。
総選挙前に開いた海外メディア向けの記者会見で、歴史認識に関する香港の報道機関の質問に答えた。
岡田克也幹事長も同日、記者団に「(党の09年版)政策集に考え方は書いた。靖国に総理が行くべき
でないというのは、党の歴代代表の一貫した姿勢だ」と述べた。政策集には「靖国神社はA級戦犯が
合祀されており、総理や閣僚の公式参拝には問題がある」と明記。「何人もわだかまりなく戦没者を
追悼し、非戦・平和を誓えるよう、特定の宗教性を持たない新たな国立追悼施設の設置に向け取り
組みを進める」としている。
ttp://www.asahi.com/politics/update/0811/TKY200908110333.html