ゴキブリは天下無敵なのだ〜第21歩兵師団工兵科

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705名無し三等兵
「よよよヨメノフ閣下あああ!フロバンスにいいい!フロバンスにヤツが出ましたあぁぁぁ!」
「わかったから静かにせい、ご近所に迷惑だぞ」
(とヨメノフ閣下が薄い紙を出しコード:Yの斥候に対し作戦開始、静かに制圧作戦成功)

「ダンナチョフ。我々がこの戦線に来てからもう半年になるな」
「はいヨメノフ閣下、光栄であります!」
「なあダンナチョフ、ここで春を迎えるのは初めてだな」
「はいヨメノフ閣下、光栄であります!」
「ダンナチョフ。正直に言ってもいいんだぞ」
「はいヨメノフ閣下、光栄であります!」
「完全に固まっとるなこりゃ。全く、最近の若者ときたらコード:Yの斥候を見つけたぐらいでガタガタと、わしなんぞ実家で何度身体の上を走られたか」
「イヤアアアイワナイデクダサイモソモソシマス」
「男なら最小限の兵器でいけ最小限で。軍刀などなくともT-Pレベルの武装で十分勝てるのだぞ」
「ダッテプチットナルヨオオオキモチワルイヨオオオ」
「この根性なしめ、バッチャ議長のいらっしゃる最前線で戦いたいか!?ここで泣き言を言うようではあそこでは夜も眠れんぞ!」
「イヤアアアイヤアアア!」
「ま、お前には最初から期待しとらん。ほれ、武器を支給してやる、腰抜けのお前はこれで奴らを足止めしろ。その間に私が敵を叩く(物理的な意味で)」
(ダンナチョフにスプレー缶が渡される、そこには雄々しき鶏が描かれている)
「化学兵器『緊張の夏、日本の夏』だ。さて、明日はベランダの下にW-Killerでも撒くか。コード:Wの大量発生時期だしな」
「キャアアアアアアア!!!ハナシダケデモコワイカラアアアアア!!」
「作戦の前にまずダンナチョフ、貴様はいい加減パンツを履け。その粗末な武装で奴らに対抗しようというなら止めはせんが」
「(´;ω;`)ブワッ」

──ダンナチョフ、精神的ダメージ甚大につき兵役一時免除。ヨメノフと『奴ら』の戦争が今、始まろうとしている──