田母神俊雄前航空幕僚長が「ヒロシマの平和を疑う」の演題で8月6日の原爆の日に広島市で予定している講演は
「被爆者の心情を逆なでする」として、広島県原爆被害者団体協議会(坪井直理事長)など7団体は22日までに、
日程変更を求める抗議文を主催者の日本会議広島に郵送した。
抗議文は7団体連名で21日付。日本の核武装論を唱える田母神氏は
「被爆者を再び生まないために核兵器廃絶を訴える『ヒロシマの心』の自覚に乏しい」と指摘、
「講演会は原爆死没者への冒涜(ぼうとく)で、平和を願う人たちへの挑戦とも言うべき暴挙だ」と批判している。
田母神氏はこれまでの取材に「主催者が変更しない限り、やる。
私の意見と合わないから被爆者が一方的にやめろというのは、言論弾圧みたいな話だ」と語っていた。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090722/edc0907221922005-n1.htm