民主 予算編成ゼロから見直す
7月22日 18時28分
民主党の岡田幹事長は東京都内で講演し、今度の衆議院選挙で政権交代を実現した際には、税金のむだ
づかいを一掃するため、総理大臣のもとに民間人なども加わった「行政刷新会議」を新たに設け、予算編成を
ゼロから見直す考えを示しました。
この中で岡田幹事長は、民主党の政権公約=マニフェストをめぐって、与党側から財源が不明確だという批判
が出されていることに関連して「政権交代を実現した際には、税金のむだづかいをなくすため、民間人にも参加
してもらって新たに『行政刷新会議』をつくり、予算をゼロベースで見直す。『効果の薄い政策はやめる』という
大きな方向性を打ち出したい」と述べました。また岡田氏は、出席者が「憲法改正や集団的自衛権の行使を
めぐる問題について、どう議論を進めるのか」と質問したのに対し、「あまり積極的ではないし、優先順位も低い」
と述べ、政権を獲得しても、当面、論議する考えはないことを明らかにしました。さらに岡田氏は、選挙後の
政権の枠組みについて、「民主党の獲得議席が、ぎりぎりの第1党であったとしても自民党や公明党と連立
政権を組むことはまったく考えていない」と述べました。
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