みんす党ですが、指名は確実に

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937名無し三等兵
>>738
お手数かけます。

>「誰か」とは本当に「市場の参加者全て」と言えるのかどうなのか?
 自分の考えだと、この点は限りなくブラックに近いグレーだと思う。今回の危機は
馬鹿みたいなモラルハザードを量産した、その中の一つと言う発想。例えば、日本
政府の個別企業に対する資金提供、これは市場倫理から見たら明白なモラル
ハザード。だが、国民という’社会’の一代勢力のコンセンサスを得た、だから、
実行された。実際、危機からの回復にも効用があるのも事実。でも、モラルハザード
であると言う事実は変わらず、市場と言うものの土台たる神話に対して、後々まで
禍根として残る事は確実。根はそれと同じで’社会’からの差し迫った需要とモラル
ハザードのトレードオフの話。で、上記の問題がより一層シリアスになのは、まず、
金融・会計制度という国家死活問題にまで議論が拡大した事と、米国とEUという
二つの社会の対立軸にまで地理的にも拡大してしまったと言う点。この為、政治に
フィールドが移りすぎてしまった。もはや、専門家による規範論や市場のニーズを
超えてより、奇怪でグロテスクな力によって、実務上は最終的な軟着陸地点に
到達するんじゃね。
 ただ、自分は上記スレに書いたように、各国が各国の判断で各国内での施策で
本来は対応すべきだと考えている(ただ、この発想は人類の共通財となりえるコン
バージェンスとのストレスなりえる。)。