平成21年6月26日 佐藤総務大臣閣議後記者会見の概要
ttp://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_000027.html より、該当部分
日本郵政株の凍結
問:総選挙が近いので各党はマニフェストの作成に着手していますが、野党がですね、郵政の株式の
凍結を一つの主要政策に掲げようとしていて、以前、麻生総理もですね、売却に非常に消極的なことも
おっしゃっていましたけれども、大臣はこの点についてどうお考えでしょうか。
答:それをいいか悪いかということではないとは思いますけれども、当然これから検討していかれるべき
話であって、早急にその株式を放出するということ等々も含めて考えるべきではないかというふうに
思っておりまして、これはいろいろなこれからの検証等々も含めてですね、法改正といいますか、そういう
ものも視野に入れたものも1つ考えていかなければならないとするとですね、そう簡単に、軽々に申し
上げる話ではないのかなというふうに思います。私の意思としては簡単に株を放出するという話では
ないのではないか。私自身の考え方としてはそう思います。まして今の状況の中で、そこを論議する話
ではないのではないかなというふうに思います。
問:大臣、先日の総務委員会でもおっしゃっていましたが、株を放出することをためらう、何が駄目で
それをためらっていらっしゃるのかという点を国民に説明していただきたいのですけれども。
答:結局、今、改善命令を出したかんぽの宿等々の一連の会社側の対応、コンプライアンスの問題等々
ある中で、株の放出がいいのかどうかと言ったら、これはだれが見てもいいとは思えないと思います。
だから、そういう観点で私は申し上げているわけで、慎重にというのは現時点でですね、そういういろいろな
整理を1年間かけてやるという中で、そういう話はちょっといかがなものかなということを申し上げている
つもりでございます。