>>399の続き
(3)『実録太平洋戦争』(秦郁彦/著)
「水偵の索敵は目視によるため、通常300〜1000mの低高度で、しかも
雲下を飛行することになっていたが、この日、都間機が進出するにつれて
進路上の雲は増大し、視界は低下して行った。
前日まで南雲機動部隊を米側の索敵網から保護していた不連続線の影響
と思われるが、北側ほど天候が悪く、南側および東側に行くほど好天だった
ようである。実際に都間機の北側を飛んだ第六索敵線の筑摩四号機は、
天候不良のため引き返している」(
>>357)
「それにしても、都間機のコースは直下の敵大機動部隊を見落とすほど、
悪い条件下にはなかったと水偵されるが、同大尉が回想するように、途中
米哨戒機(ヨークタウンのSBD・ブレストン少尉機)と遭遇して空戦したことに
気をとられ、あるいはそのため一時的にコースを外れたのが、見落とす原因
になったのかも知れない」
他にも多数ありますが、類似の内容なので省略。