南雲忠一中将を再評価するスレ(部)

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398GF長官
>>397の続き

(1)『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』

「第五索敵線の筑摩一号機は、発進後東方に進むに従って天候不良となり、
低空に雲が垂れ込んできたので、雲上を飛行したため敵を見なかった」

「同機の機長・黒田信大尉(旧姓都間・筑摩飛行長・海兵66期)の回想
敵艦隊を発見するのは、当然私のところであったが、天候の関係から致し方
なかった。当時の天候は味方付近は良好であったが、敵方は不良であった」

「米側資料などから推して、敵艦隊付近の天候は悪くなかった(現に第四
索敵線機=利根四号機は敵艦隊を発見している)。
雲上飛行では、雲の切れ間に敵艦隊があるような偶然の機会の他、敵を
発見することはできない。本機が雲上飛行を続けた原因には、当時の甘い
情況判断が大きく影響したのではなかろうか」