南雲忠一中将を再評価するスレ(部)

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274GF長官
>>273の続き

さて、スミス中尉の「敵空母発見電」を確認したディクソン少佐ですが、
米攻撃隊が発進する頃には、MO機動部隊上空にたどり着き、その旨を打電。

0715「敵見ユ、空母2、地点ZEDより北160浬、敵針180節・25節」

「それは、誰しも思わず昂奮させられる素晴らしい光景であった。
厚い雲の層に阻まれて、日本艦隊の全容はつかめなかったが、2隻の空母を
中心に、重巡部隊と駆逐艦がとりまき、一路南下を続けている。
これこそまさに、彼らが前日来捜しもとめていた日本の正規空母なのだ。

ディクソン少佐は、約1時間15分も上空にとどまり、日本機の攻撃をかわしながら
燃料ぎりぎりまで触接を続けた。菅野飛曹長機と同様、米軍にも任務に対して、
誠実果敢なパイロットの存在がある」             (『暁の珊瑚海』)