【長野/リニア】「AやBルートでは世界の笑い物になる」とCルートに期待する飯伊。他の地域はBを推す
1 :おっおにぎりがほしいんだなφ ★ :2009/06/18(木) 16:36:15 ID:???0
2025年の東京〜名古屋間の開業を目指してリニア中央新幹線計画を進めるJR東海が、
県内各地区の建設促進期成同盟会を対象に開いた説明会が一巡した。
県が主張する南アルプスを迂回(うかい)し伊那谷を通るBルートか、JRの想定する
南アを貫通するCルートか。「地元調整」が焦点になる中、説明会では地域間の温度差も
浮き彫りになった。
◆飯伊はCルートに期待、飯伊以外はBを推す
「一市民としてCルートにまとまらないことに忸怩(じくじ)たる思いがある。AやBルートでは
世界の笑い物になる」
飯田市役所で15日に開かれた飯伊地区の説明会。柴田忠昭飯田商工会議所副会頭の発言に、
会場は大いに盛り上がった。
対照的に、飯伊以外の会場にはBルートを推す声が満ちた。ルートをめぐっては1989年、
県による意見集約で木曽谷を通るAを断念し、Bに一本化。20年にわたり要望を続けてきた
経緯がある。南アを貫通するCは当時、技術的に困難と指摘されていた。
諏訪地区の参加者は「鉄道は誰のものか。説明を聞けば聞くほどBルートだ」と都市部を重視する
JRの姿勢を批判。上伊那地区の参加者は「人を物のように速く運べばいいのなら、
直線で結べばいい」と皮肉り、中間駅設置による地域振興を主張した。
中信地区では、青年会議所関係者から「地域振興について意見を言える場を設けてほしい」という
要望も。調整のための説明会が、地域の思惑の違いを浮かび上がらせる皮肉な事態になっている。
>>2へつづく
ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090618/CK2009061802000021.html 画像:想定ルート
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090618/images/PK2009061802100126_size0.jpg