米政府・GM、法的整理前提に調整 債権者に譲歩案
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090528AT2M2803U28052009.html > 【ニューヨーク=小高航】米政府と米ゼネラル・モーターズ(GM)は28日、GMの連邦破産法
> 11条(日本の民事再生法に相当)申請を前提に、約270億ドル(約2兆6000億円)の無担保債務の
> 債権者に対してこれまでよりも譲歩した新たな債務削減案を示した。米政府とGMが法的整理を
> 活用した短期での再建を想定し、関係者との事前調整を進めていることが明らかになった。
>
> GMが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によれば、GMが破産法を申請した場合、
> 破産手続きに賛同することを条件に再建後の「新GM」の10%の株取得に加え、15%分の
> ワラント(新株引受権)を与える。
>
> これまでの提案では債務削減の見返りに10%の株式を与えるとしていたが、条件が不利として
> 26日深夜までに必要とする同意を取り付けられなかった。債権者は30日までに新条件に同意
> するかを決める。既に金額ベースで20%の債権者が新提案を支持しているという。
#破綻前提の調整が始まる。60日から90日以内の再生を目指しての条件闘争が
#繰り広げられており、これまでの所大手債権者に同意の動きが見られているが
#35%の債権者の同意を取り付けることを目指した案であるのに対し20%程度の
#同意しか取り付けられていない
#6/1にオバマ大統領がGMについてのコメントを発表するとの発表あり。
#6月以降の政府支援については約400億ドル(4兆円)規模が想定されており、
#うち90億ドルをカナダ政府が負担する方向で調整中。