たばこ税率は引き上げるべき、喫煙率低下が目的=古川民主党税調副会長
2009年 05月 27日 13:51 JST
[東京 27日 ロイター] 民主党税制調査会副会長の古川元久衆議院議員は27日、ロイターの
インタビューで、たばこ税率は引き上げるべきとの考えを示した。喫煙率引き下げが目的であり、
1本1円というこれまでの増税規模ではなく「喫煙率半減に資する水準であるべき」とした。たばこ税は
「税収確保を目的とするべきではなく、税収は付加的なもの」との考えから、増税による販売減に伴う
税収減少は容認する。
こうした施策を進めるにあたっては、日本たばこ産業(JT)(2914.T: 株価, ニュース, レポート)の経営、
葉たばこ農家、喫煙率引き下げを一体として考えなければならない、と付け加えた。
一方、酒税についても、健康の視点から、アルコール度数に応じた課税にするべきと述べた。現在は、
ビール・発泡酒・第3のビールは異なる税率となっているが「同じアルコール度数なら合わせる」とした。
民主党は、07年12月に出した税制改正大綱で、消費という行為に対しては「消費税」があるため、
個別間接税は「グッド減税・バッド課税」の考えに基づいた課税体系にあらためるべきとしていた。
古川副会長は「党としての方向性は決まっている。政権を取れば、抜本改革に着手していく」としている。
ttp://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPnTK027148720090527 (ノ∀`)