[諜報・防諜] インテリジェンス総合12 [情報機関]

このエントリーをはてなブックマークに追加
83名無し三等兵
内局中枢に制服組 防衛政策局強化へ再編案
ttp://www.47news.jp/CN/200906/CN2009060301001070.html

 一連の不祥事を受けた防衛省改革で、内局官僚(背広組)と自衛官(制服組)の
混成化を図る組織再編案の全容が3日、判明した。内局の防衛政策局の機能強化
に向け、次長を現行の1人(背広組)から国際参事官(外務省出身者)と制服組を
加えた3人体制とするなど内局中枢に制服組を登用する。

 同時に、中長期的な防衛戦略を検討、立案する戦略企画課を設置し、防衛政策局
を改編。内局と陸海空各幕僚監部の防衛力整備部門を一元化した局を内局に置き、
局長は背広組、次長には背広組、制服組から1人ずつ充てる。防衛政策局と防衛力
整備部門の課長には制服組からも起用する。

 政策立案機能の強化は北朝鮮の核、ミサイル開発や中国の軍事的な台頭、頻度を
増す自衛隊の海外派遣など国際安全保障環境の変化に対応するのが狙い。防衛省
は8月の来年度予算概算要求に再編案を反映させて、防衛省設置法改正案など
関連法案を来年の通常国会に提出する方針だ。

 ただ、背広組と制服組の混成を進める組織改革には、シビリアンコントロール(文民
統制)の面から異論も予想される。衆院選後の政権枠組みによっては、修正を迫ら
れる可能性は否めない。

 防衛政策局の防衛政策課、日米防衛協力課、調査課の課長にはこれまで通り
背広組が就く。各国との防衛交流などを担当する国際政策課長は制服組から充てる。
さらに防衛計画課が防衛力整備部門に移管するのに伴い戦略企画課を新設し、
課長は背広組とする。