SBCTについて その10

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94名無し三等兵
アフガン東部司令部、第101空中強襲師団から第82空挺師団へ指揮権限引継ぎ直前の記者会見
Commander, Combined Joint Task Force-101 Afghanistan Maj. Gen. Jeffrey Schloesser
June 02, 2009
DoD News Briefing with Maj. Gen. Schloesser From Afghanistan
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4426
派遣15ヶ月間で戦死178名、負傷810名
・旅団数は2008年3月と比べ2個→5個へ、兵数は1万7600→2万2500へ増加
・増加した旅団の一つは米陸軍のTFスパルタンでWardak州とLowgar州にあり
・1個大隊(おおよそ700名)を抜いてパキスタン国境沿いのKunar川東側に配置
・東部司令部の地域のアフガン国治安部隊は約3万2千名
・アフガン国境警察は国境重点強化計画(6週から8週の準軍事訓練、兵器装備支給
人員規模21%拡大)により進展あり この計画は2009年9月に完了予定
・指揮官緊急援助資金は2008年に4億8500万ドル、2009年は6億8300万ドルで
プロジェクト2500件、学校建設・改装400超、診療所建設・改装300超、電力132件など
・州兵から農業開発支援チーム来る
・道路建設はUSAIDと緊密に連携、3億ドルを指揮官緊急援助資金から充てプロジェクト300件
工事長は進行中も含めて2000km
MRAPは2008年にはゼロ、現在はアフガン全体で2000両超、東部には1000両超
・ヒンズークシ山脈裾部ではMRAP使えず現在はハマーを使用している。小型で軽量のMRAPが必要
Kapisaに仏軍大隊、Ghazni州では来月に権限をポーランド軍任務部隊に委譲

ヘリ旅団(130機)は南部司令部に1個大隊を派出していたが、第82空挺師団のヘリ旅団が
南部に兵站支援で派遣されたのでこの大隊(30機)は復帰
・地形の険阻な稜部ではロバをリースして使っている、donkey battalionという表現あり
・安全な地域では民間契約業者の航空機も兵站に使用

タリバン穏健派との和解については
少将の身を超える事であり、アフガン側の主導すべきこととしつつ、可能とする条件を整えるため
まずはタリバンを劣勢に追い込む必要があるとの認識を語る

東部地域司令部では攻撃回数は上昇しているも、これはかつては部隊を展開していなかった
地域に進出した結果であるとし、アフガン東部では適切な内乱戦略が実施されていると語る