SBCTについて その10

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83名無し三等兵
豪州のラッド首相のシャングリラ基調講演での質疑応答
ttp://www.iiss.org/conferences/the-shangri-la-dialogue/shangri-la-dialogue-2009/plenary-session-speeches-2009/opening-remarks-and-keynote-address/keynote-address-qa/
冒頭の質問に対する回答は基調講演で示した豪州の姿勢の要約となっている。
戦略的現実に対応し、戦略兆候を的確に読み取り、軍備増強に転じつつも、地域の安全保障向上に
資する新たなアジア太平洋共同体の創設に向けて特使を任命し活動していくという話
中国の台頭あるいは平和台頭と軍拡を結びつけるのは避け、英国、NZ、シンガポール、マレーシア
豪州の5カ国相互防衛協定について触れ、インドネシアとは東ティモールがあるがロンボク条約に触れる
など、国防白書は思考過程、戦略指針を打ち出す過程を丁寧懇切に示しつつも、判断については
極めて微妙な表現と構成で伝えてあるものだった。

なお、質問者の一人Blackwillはブレマー回顧録に頻出する主要人物
サンチェス中将よりもよほど多く、会合などでブレマーとともに登場する。