SBCTについて その10

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262名無し三等兵
現在、ロシア陸軍は戦車2万2千両を保有、うち1万5千両以上は倉庫備蓄である。つまり、
戦闘可能なのは6千両そこそこである。うち常時即応部隊配備分は1000両から1500両である。

今後10年間で、陸軍は師団を常備旅団-大隊へ置き換える。常備即応となる戦車は2000両から
2300両である。つまり、いくらか増えることになる。訓練部隊も数百両を保有する。このほか倉庫備蓄
として3千両から4千両を保有する。したがってロシア陸軍全体としてはしめて6千両から7千両である。

つまりロシアの保有する戦車数からいえば戦車戦力は3分の1に削減されるとはいえ、仮想敵とロシア
を比べて質と量の面でどの程度格差が生じるか、軍改革が国防力に長期的にはどのような影響を
もたらすかは不明である。