SBCTについて その10

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167名無し三等兵

イラク政府は原油価格が1バレル140ドルを維持すると信じており、国外の技術と機器に投資して
増産を図るかわりに政府職員の増給と人員規模拡大に充てた
・2009年1月の州議会選挙でのマリキ首相人気には効果があったが、価格急落で政府は資金不足
・その後価格は上昇したものの政府の問題を解決できるほどではない

2008年6月、イラク石油界は石油企業と2年間の技術支援契約を結ぶところまでいき、石油相と
閣僚会合の支持もあったにも関わらずキャンセル。石油省はバスラを地盤とするシーア派
宗教政党のFadhila党が根城としており、閣外に去ったとはいえShahristaniを大臣として受け入れて
いない
・同党は昨年、国外石油企業から技術を導入しようとする動きに反対しておきながら、現在は
投資を怠ったせいで厳しい条件を飲むはめとなったと政府を批判している

イラク人の多くは歴史ある油田が部分的にであれ外国企業に運営されることを憤慨するだろうが
政府は他に選択肢はないと考えている