Private ship escorts guard against pirates
By Katharine Houreld - The Associated Press
Posted : Friday Jun 5, 2009 14:09:42 EDT
NAIROBI, Kenya
http://www.navytimes.com/news/2009/06/ap_piracy_escorts_060509w/ アデン湾などソマリ沖海賊に対して民間警護会社が乗船警護を提供している話と法律上の問題
武器の積み込み、積み下ろしを入港先で可能か
・特に中東の腐敗が横行し、テロの危険性がある港湾では問題
・ある事例では武器密輸となるのをさけるため、入域に先立って、ジブチ政府から貸与されていた武器を
海中に投棄せざるをえなかったとのこと
武器使用時にどの国の法律が適用されるか
・使用した者の母国か、船籍が属する国か、現場の海域を有する国か
民間船舶の無害通航権は武装警護が乗り組む船舶にも適用されるか
海賊が射撃するまで反撃は認められないか
海賊が船体を射撃している場合、反撃することは正当か
海賊が乗っ取った船で船員を人質の盾にして攻撃してきた場合どうすべきか
・2008年11月にインド海軍が海賊の母船に反撃し沈めたところ、実は海賊に乗っ取られたタイの
引き網漁船であり、船員15名のうち14名が船の爆発炎上に巻き込まれて亡くなった事件がある
民間警護各社の状況
イエメン所在のロータス 取材に応じず
米国のTemplar Titan
4ヶ月前からアデン湾にて月あたり15件ほど乗船警護を提供。武装しているのは
航程の半分から3分の4ほど。
同社社長Lew Knoppによると海事部門は昨年中に3名から30名へと拡大。
米国政府と直接協議しているほか、弁護士の検討を受けて国際法や規定の遵守に
努める
英国のHart Security
2009年4月のマースクアラバマ号乗っ取り事件以来、問い合わせ件数増える
特に米国企業の関心高い
・昨年10月に乗船警護業務開始して月5件程度、4月以降は20件となる
また、ヘリ甲板付きの船(各船28名)2隻で集団護衛を提供しており、毎週のように利用あり
・警護員はイエメン人で、武器の持ち込みも適法になるよう留意
英国のMaritime Asset Security and Training(MAST)
英国の海軍や特殊部隊出身者による武装警護を提供
・ジブチに子会社を設立し、アデン湾西端にて武装通域業務を行う
・これによりジブチ政府の承認をえての武器使用許可を得ている
・同社のPhillip Cableによると月30件から35件、あるが武装警護はそのうち10から15%のみ
以下2企業は
Olive(シェルのイラクでの警護)、海事警護のDrum Cussacは法問題が不明確としている
またイラクやアフガン以外での多角化の一環としてソマリア沿岸警備隊の訓練に
関心を持つ向きあり
・しかし、訓練で得た技能や武器の使い道がどうなるか、きちんとした措置が必要と指摘
ソマリア警察官1万名を訓練する国連の計画は脱走率が高く、腐敗ゆえに凍結されている
105 :
名無し三等兵:2009/06/09(火) 02:53:36 ID:rW6SM6kg
Troops reduce presence in Iraqi cities
By Chelsea J. Carter - The Associated Press
Posted : Tuesday Jun 2, 2009 14:42:41 EDT
CAMP CARVER, Iraq
http://www.navytimes.com/news/2009/06/ap_iraq_troop_pullback_060209/ イラク都市部からの米軍撤退の状況
首都バグダッドから南東15マイルのMadainにある米軍基地CAMP CARVERではテントと住居が増設
され人員規模2倍以上に膨らむ
・バグダッドから引き上げた部隊が入っており、これらは
イラク治安部隊支援のため市内に出向くが夜はすごさない
・同基地での増設は第255工兵旅団が担っており、担当はGreg Parker中佐
増設と基地の防御強化作業は5月早くから開始し、6月末までに完了予定
都市部にイラク治安部隊訓練と支援のために残る部隊向けに制服や車両に
肩章、サインを別に用意することを軍は検討中
バグダッドのキャンプビクトリーと小規模の基地2箇所、アンバル州の
ラマディ、Taqqadum、ファルージャ郊外の海兵隊基地、北部のバラド、タジ、
モスル郊外のMarez基地、南部のバスラで英軍から引き継いだ基地などは
6月末の期限後も残る
・郊外では米軍基地が拡大されたり、居住部分が広げられているほか
新規にパトロール基地を設ける場合あり
撤収されるのは2007年の増派で設立されたバグダッドやモスルなど都市部の小基地が主
・年初から60の基地を閉鎖あるいは委譲、さらに6月末までに50ほど閉鎖かイラク側に返還の予定
・バグダッド中央部ではAndrew Roher大尉(ミシガン州Grand Rapids)の基地で撤退準備が
進んでいる。コンクリ防爆壁や螺旋鉄条網は通りから撤去されている。ブルドーザーでコンクリブロック
を破砕、自爆車爆弾を防ぐ巨大な金属柱は溶断されている