アメリカ、イスラエルのF-15SEへのアクセスをブロック
ttp://theasiandefence.blogspot.com/2009/05/us-blocking-israeli-access-to-usf-15se.html オバマ政権は、アメリカ製戦闘機を調達しようとするイスラエルの努力に
対して制限を課した。米政府の情報提供者は、ホワイトハウスが、イスラ
エルを含む非NATO諸国が、F-35を含むアメリカ製戦闘機を調達するの
を抑制する事が出来る法律を策定したと語った。彼等によると、政権はイ
スラエルがF-35を得るためには、国務省と国防総省の特別の許可を得る
事を要求するであろうとのこと。政府はまた、新しいF-15SEに関するイスラ
エルの情報要求に対してこれを認めていない。
情報提供者によると、F-35は核兵器運用能力を有しており、これは輸出に
おける問題になるであろう。そのため非NATO諸国は特別の許可が必要と
なる。国防総省は核兵器運用能力を排除したF-35の改造を命じるであろ
うが、ロッキード・マーチンが最初に生産するF-35は核/非核の両方のタ
イプを製造するような命令は出されないであろうとのこと。
イスラエルはF-35の最初の輸出先になろうとしていた。しかしこれまでの
数ヶ月に渡り、政府はF-35の設計変更に関するイスラエルの要求を拒否
してきた。それはイスラエル製のECMシステム(の搭載?)やイスラエル
が戦闘機のコンピュータを修理できるためのソースコードの開示を含ん
でいる。アメリカの拒否は、イスラエル空軍がF-35のいかなる修理でも、
数ヶ月をかけて機体をアメリカに送る事を強いられる事を意味している。
情報提供者は、国務省が現在まで新しい世代のF-15の調査のために必
要とされる情報提供を求めるイスラエルの要求を延期し続けていると述
べた。情報提供者は、政府が外国の軍隊への輸出向けの新世代F-15を
昇任しなかったと述べた。それは、イスラエルがボーイングから航空機を
調達するためにFMSを使用することを阻止する事を可能とする。
「これは法律上の問題で、F-15SEはFMSの資格を得られないかもしれ
ない。」と情報提供者は述べた。