与党、北朝鮮非難で国会決議へ 7日にも、民主も同調の方向
与党は5日、北朝鮮のミサイル発射を「北東アジア地域の平和と安全を損なう行為」と批判する声明を
発表、野党もそれぞれ遺憾の意を表明した。与党は北朝鮮を非難する国会決議を7日にも衆参両院で
採択する方針を確認。民主党も同調する方向だ。
自民、公明両党の幹事長らは発射後、与党対策本部を自民党本部で開催。国連安全保障理事会が
この問題を取り上げるよう政府に外交努力を求めるとともに、声明で制裁を念頭に「独自に追加的な
措置をとることを早急に検討、決定すべきだ」と指摘した。自民党の細田博之幹事長は追加制裁に関し
記者団に「今週中に検討したい」と述べた。
対策本部に先立ち、公明党の太田昭宏代表は「重大な挑発行為」と抗議談話を発表。自民党の山崎
拓外交調査会長は談話で「北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、ミサイルに装着すれば最大の脅威になる。
朝鮮半島の非核化に全力を挙げなければならない」と求めた。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は三重県松阪市で記者団に「さらなる経済的な厳しい措置が必要」と追加
制裁に理解を表明。同時に、4日の誤発表を「大失態。謝って済む話ではない」と重ねて強調し、予算
委員会での集中審議を求める考えを示した。
前原誠司副代表も「日本と世界中に『防衛省、自衛隊は大丈夫か』との疑念をもたらした」と指摘した。
社民党の重野安正幹事長は談話で遺憾の意を示す一方、「この機会に乗じてミサイル防衛体制の整備を
進めようとするのは問題だ」と強調。共産党の志位和夫委員長は「ロケット発射」とした上で「発射された
ものが何であるかを見極めた上で、あらためて見解を明らかにする」とした。
2009/04/05 17:34 【共同通信】
ttp://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040501000487.html 前さんと社民・共産はアホか。アホの子なのか。