ハンドガン総合スレ34

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334ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U
アラスカの国立公園で人を襲ったグリズリーを射殺するのに一番多く使われるのが
ショットガン(散弾銃)の鹿撃ち用バックショットだ。
ハンティングと違って、レンジャーがクマ駆除する場合は、突然薮から飛び出してきたり、
時速50km/hで突進してくるクマに対処するというケースが多く、
極端な場合は、肩の高さまで銃を上げてる暇もない。
狙って急所に命中させる必要があるライフルよりも、むしろ30m以内の距離なら
突進してくるクマをストップするのにショットガンは一番有効だ。

実際に30年以上の間人を殺傷したクマの駆除に立ち会ってる研究科のスティーヴンヘレロ氏に
よるとショットガンのバックショットを使用して、薮から急襲してくるグリズリーが
目の前で射殺されたのを何度も見てるし、ライフル使用時によくあるような仕留め損ねて反撃されたり、
失敗したという話は一度も聞いた事が無いということだ。
スラッグとバックショットを交互に装填していれば尚心強い。

ただし、ショットガンの場合はライフルのように有効射程が長くないので、
有効距離はバックショットでせいぜい25m、最近の精度の優れた
ブリネッキスラッグの3インチマグナムを使えば100m前後は十分に使える。

バックショットの場合25m以下でなければヒグマの致命部まで到達する貫通力がなくなる。
25mというと銃の素人からすれば話にもならないほど近すぎる距離で、
それくらいの距離ならクマは1秒〜1.5秒で人間まで到達してしまう。
なので的確な射技を持つ経験者でないと自分に到達するまでに、クマを撃ち落せない。
但し、鳥撃ち用のバードショットではヒグマの皮膚すら貫通できない。
335ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:45:20 ID:???
北米においてグリズリーの駆除にショットガンが使われた一つのケースは
イエローストーン国立公園で研究者3人とレンジャー1人計4人のパーティーを組んで、
無線発信機をつけた子連れの雌グリズリーを追って灌木の密生地の中に入って行った。
クマは傷を負っていると思われ、これ以上に危険な状況は想定できないほどだった。

発信機をつけていたので、研究者とレンジャーはおおよその位置は掴んでいたにも
かかわらず、雌グマは突然繁みの中から突進してきた。
クマは約4mの距離から大きな粒径の鹿用散弾(OO Buck)を込めた12ゲージのショットガンで
最初の1発を撃ちこまれた。
そこで、突進のスピードが落ち、ヨタヨタと妙な走り方になったところで
立て続けに発射された次弾で息の根を止められた。

もう一つはアルバータ州野生生物局で働く生物学者ブライアン・ペルチャットが、
子供のいない雌グリズリーに、彼のグループではほとんど経験の無い、
新しい鎮静剤を打ったときに起きた。
そのクマは突然覚醒して敏捷になり、攻撃的になった。

クマを扱ってたブライアンは走って逃げた(その状況では正しい判断だった)、
その彼をクマが追いかけた。
その場にいたレンジャーは万一に備えて12ゲージのショットガンを持っていた。
彼はスラッグ弾1発でクマを撃ち殺したが、倒れたクマはブライアンからわずか
2〜3m後ろまで迫っていた。

ショットガンのスラッグは弾丸の直径が18mmほどもあり、至近距離では
.30-06(7.62mm)などの軽量高速な汎用ライフル弾とは比べ物にならないほど、
ヘビーなパンチ力があり、50m以内ならばむしろライフルよりも効果的だ。
それにブッシュでスラッグを使用する場合、ライフルの軽量高速弾のように
細い木の枝に触れただけで弾道が逸れるという弊害がない。
336ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:46:19 ID:???
アサルトライフルやボルトアクションライフルは点の攻撃なので火線を追従させ難く
突進されるとヤバい。
http://jp.youtube.com/watch?v=TZwq9M_FtOc

この2つは間一髪食われかけギリギリでライオンを仕留めてる。
http://jp.youtube.com/watch?v=EFd8WEGUfjk
http://jp.youtube.com/watch?v=x_yTNo36YOs

こういう瞬発力があり、人間の反射神経を凌駕する猛獣相手のケースでは
動標的に圧倒的に強いショットガンで なるべく連射が速いオートから撃つ3インチマグナムが最適だ。

これもそうだ。
http://jp.youtube.com/watch?v=1LjG7S8aqJg

こういう遭遇戦ではオートショトガンが有利だ。
下の動画を見ても一目瞭然だが、ショットガンは素早く動く動標的に対する
アドバンテージが非常に高く、俺の様に訓練を積んだものなら時速120km/h以上で飛翔する鳥も撃ち落せる。
http://jp.youtube.com/watch?v=Z5uHt4AwYb4
337ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:48:45 ID:???
アトランタ(ジョージア)のEric MorrisさんはBlack Magic Magnumを使い、
止め矢も含め2発で体重900ポンド(約400kg)のバッファローを仕留めている。
18.5インチM870を使い100mでゼロインするのに全く問題なし。

85ヤードでは、これらのスラグは手前側からバッファローの体内に入って
3フィートの深さまで入り込み、反対側の皮の下で止まっていたそうだ。
65ヤードでのショットは、完全に900ポンドのバッファローを
通り抜けて、反対側の地面で跳飛した。

300Win Magsと7mmのRem Magsのライフルを使っていた同行者は、
それらのバッファローを倒すために5〜6撃たなければ倒せなかったそうだ。
このサイトの下のほうにEric Morris氏の仕留めたバッファローの
写真と詳細が載ってる。
http://www.slugshooting.com/id6.html

取り出した弾丸見てみろ。
アメリカバイソンは45-70を5発ぶち込んでも死なないことがあるくらいタフで有名だ。
こんな400kgのバケモノを弾頭変形もさせずに2発で殺すシロモノが
人間に当たったらヤバ過ぎる。
338ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:49:34 ID:???
現代のアサルトライフルが3ポイントバースト2ポイントバーストが主流に
なっているのは「扱いやすさの問題ではない」事を補足します。

これはベトナム戦争当時の話になるのですが、当時米軍で主流だった
M16アサルトライフルは「全自動装填(フルオート)」だったのですが、
一番の問題が「弾切れ」だったのです。何しろジャングル戦ですので、
敵がいると思った時にはとにかく兵士が引き金を引くので、あっという間に弾が尽きてしまうのです。

また、このフルオート射撃では最初に照準している場所に命中するのは
「最初の2〜3発だけ」という事も実験の結果わかりました。撃っているうちに
反動などで銃口がぶれて、撃てば撃つほど命中率が下がっていくのです。
言い換えれば、フルオート射撃で4発目以降は「全くの無駄弾」だったのです。

その為に改良型のM16アサルトライフルでは1発しか撃てない「セミオート射撃」と
一度引き金を引くと3発発射されて停止する「3ポイントバースト」しかできないように改良されたのです。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2979487.html
339ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:50:39 ID:???
弾薬名称:44 Remington magnum
口径:11.18mm    
初速(m/s):448
弾頭重量(g):15.55 
エネルギー(ジュール):1560.5 
初活力(m^2/kg):159.5

弾薬名称:.50AE                        
口径:12.7mm     
初速(m/s): 419
弾頭重量(g):19.5  
エネルギー(ジュール):1711.7
初活力(m^2/kg): 174.9

弾薬名称:Rottwel Brenneke Classics Slug 3inch Magnum (散弾銃スラッグ弾)
口径:18.3mm               
初速(m/s):434
弾頭重量(g):39.0  
エネルギー(ジュール):3672.9
初活力(m^2/kg):375.3
  
弾薬名称:Brenneke Black Magic Slug 3inh Magnum(散弾銃スラッグ弾)
口径:18.3mm               
弾頭重量(g):38.8
初速(m/s):457
エネルギー(ジュール):4065.8
初活力(m^2/kg):415.5
340ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:51:35 ID:???
口径:7.62mm×51(NATO弾(旧)) M14・FN FAL   
初速(m/s):830
弾頭重量(g):9.72
エネルギー(ジュール):3348.1
初活力(m^2/kg):342.2

口径:ソビエト 7.62mm×39 AK47   
初速(m/s):710
弾頭重量(g):7.9
エネルギー(ジュール):1991.2
初活力(m^2/kg):203.5

口径:アメリカ 5.56mm×45(SS109) M16A2   
初速(m/s):960
弾頭重量(g):4.54
エネルギー(ジュール):2092.0
初活力(m^2/kg):213.8
341ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:53:04 ID:???
火縄銃

弾薬名称:3匁筒(装薬量4g)
口径:約12.5mm   
初速(m/s):325
弾頭重量(g):11.25
エネルギー(ジュール):594.1
初活力(m^2/kg):60.7

弾薬名称:10匁筒(装薬量10g)
口径:約18.4mm  
初速(m/s):315
弾頭重量(g):37.5
エネルギー(ジュール):1860.5
初活力(m^2/kg):190.0

弓矢

名称:20kg張り弓 現代の競技用弓   
初速(m/s):60
弾頭重量(g):31
エネルギー(ジュール):55.8
初活力(m^2/kg):5.7
342ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:54:02 ID:???
このように散弾銃に使用されるスラッグ弾の3インチマグナムは50m以内で
あれば7.62mmなどの軍用ライフル弾を遥かに上回るエネルギーとインパクトがある。
しかしながら100m以上の距離となってくると、長射程においてもエネルギーロスの
少ないライフル弾の天下だ。

しかし、密生した木々の間から獲物を狙う事が多い日本の土壌において
ライフル弾の使用には相当の注意を要する。
ショットガンの優位性はバックショット使用で素早い移動標的に対応できて、
スラッグの打倒力を発揮できるという点だが相当熟練の射手でも100m前後までに限られる。
だが近距離戦において、俺の様な名手が使えば一撃必殺のイナーシャドリブンシステムを搭載した
オートショットガンは、ほぼどの携帯火器にも撃ち負けしない。
http://www.youtube.com/watch?v=rzqwEP5QC78

俺の射撃の腕とBenelli M2があれば新型インフルも敵じゃない。
343ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 17:55:33 ID:???
★テクノロジーとスタイリッシュの集大成 M2 Practical Comfortech

ストック全体を反動吸収用のプラットフォームとする新技術がComfortech。
チークピースにブーメラン状のラバーピースを斜めに並べて埋め込むなどの
新設計により、射撃時のストレスを大きく軽減する。
これらは反動吸収の最も良い効率をコンピュータにより解析したものになってる。
リコイルパッドは左右非対称のエルゴノミクスデザインで、材質となるジェル状ラバーは
手で曲げれば変形する柔軟性をもっており、これが反動軽減にかなりの効果を発揮する。

それにくわえ、ガス利用ではなく、ベネリ射が独自に開発したイナーシャシステム
(慣性利用装排莢)は世界最速の速射回転性とを誇り、メーカー公称で1秒間に6連射が可能。
Benelliのプロシューターでギネス記録保持者である、Tom Knappのような名手なら
さらに早い連射も可能だろう。

さらにM2 Practical Comfortechの24インチバレル先端にはマズルブレーキが
付いており、これとComfortechの相乗効果で3インチスラッグを撃った際の
強烈な反動も半分以下に軽減されてその気になれば3インチスラッグ100発でも続けて撃てる。
撃った事が有る人なら分ると思うが普通は3インチマグナムスラッグなんて10発も撃てば
肩に来る強烈な反動で嫌になるが、そんな苦痛もなしに難なく撃てる。
シリンダーチョークから撃ってもバレルの精度が非常にいいので、50mのスラッグ射撃で
最低でも5cm以内にはまとまる。(もちろん技術は必要)

この銃は撃って楽しく、ストレスもないので弾を消費しすぎて困るw
外観はゴーストリングサイト、ドットサイトやスコープを搭載できる
ピカティニーレール標準装備でいかにも「タクティカル」という感じでカッコいい。
言っておくがM1やM3は24gで撃つと回転不良が起こりやすいので、新銃の場合は
28gでしばらく「慣らし」が必要だが、M2は24gの軽量弾でも回転不良なしにバンバン撃ちまくれる。
俺の様にスキート射撃でもハイスコアを叩き出す、名手が扱えば M2 Practical Comfortechは
まさに最強、 最高の性能を持つショットガンでそれを撃つ俺もカッコいいし最強だ。
344ショットガン太郎 ◆ug4iNBVf9U :2009/05/17(日) 20:47:16 ID:???
>>309
だからって一般の職業兵士がアサルトライフル持ってボルトアクション持った
シモヘイヘと撃ち合いして勝てるとも思わない。