ブラックホークダウンで有名になったモガデッシュの戦闘以来、5.56mmの
威力不足が問題視され7.62mmを効率よく撃てるライフルを米軍は模索している。
イラクではついに一般兵士からも5.56mmの威力不足に不満の声が殺到しているそうだ。
M4の軽量高速弾は身体をスパスパ抜けてしまい、延髄や脊椎に当たらないと
なかなか倒れてくれないそうだ。
しかしながらロスのAK乱射事件を見ても分るように7.62mmでもFMJの場合致死率は低い。
あれだけ乱射して負傷者を出したが死者は2人だけだった。
一部の開けた戦場は別として、我々一般市民が市街地の個人戦で遭遇しうるケースで
まず、300m先の敵とかに応戦することは通常あり得ない。
アメリカの警察統計を見ても分るように、銃撃戦が勃発するほとんどは
7m前後またはそれ以下がほとんど。
ショットガンの装填数は4〜9発で、サブマシンガンは20〜40発。
この数字だけを見るとサブマシンガンが有利に見えるかもしれ
ないが、たとえ、毎分600発の発射速度があろうと、20発のマガジンを
全弾撃ちつくすのはたったの2秒だ。
しかも幾ら速く連射できようとも20発は20発でしかない。
一方、少なめに見積もってキャパシティー5発マガジンのショットガンから
OOOバックを撃ち尽したなら合計50発の38口径弾丸が発射されることになる。
実戦の場において一度引き金を引くと敵が倒れるのを確認するまで
撃ち続けるのは人情であり、そのような戦闘状況で冷静に消費数を
覚えてることはほぼ不可能に近いということはイラクに派兵され
最前線で戦った兵士も証言している。
だが、ショットガンであれば動く標的であっても、体の一部だ
け露出させてる相手であろうが、ある程度の技術さえあれば
ヘッドショット1発で倒すことも可能。
派手な発射音や機能美に憧れる気持ちは俺も分る。
だが、トレンチガンの功績でも証明されているように、40m以内の
近距離戦においては、ショットガンの火力と命中率はサブマシンガンのそれを上回る。
弾丸というものは貫通性に特化すればするほど、ストッピングパワーや
パンチ力を犠牲にすることになる。
しかし、貫通性能と大口径ライフル並みのインパクトの両方を
兼ね備えてるのがショットガンの12ゲージスラッグだ。
日本で合法的に所持できるショットガン(散弾銃)にも、様々な種類が
あります。拳銃の弾薬と違い、ひとつの弾薬の中にベアリングに似た
散弾が装填されています。鹿狩りの際によく使用される「00(ダブルオー)
バック弾」は、30メートルまでの近距離で効果を発揮し、76センチ四方の
円状に鉛弾が飛散します。これは同弾一発で9mm弾丸9発分に相当する事に
なります(レベル3Aで防護可能)。恐ろしいのは、鹿狩りに使用される
「ライフルド・スラッグ弾」です。有効射程距離が100メートル、
至近距離だと自動車のドアを簡単に貫通するパワーがあり、レベル3Aでは
完全に防護できません。
ライフル銃に代表される高速弾も、レベル3以上の防弾性能が必要です。
犯罪にこのような狙撃銃が使用されるケースは稀ですが、非常時に
追加パネルとしてインサートできる「クイック・フィット」と呼ばれる
装備をしておくことが必要です。
自動小銃では壊れない鉄のドアでもスラッグなら簡単に破壊できる。
http://www.youtube.com/watch?v=XoL3JVOGnKc http://www.youtube.com/watch?v=b9mAEedYoGA&NR=1
見通しの効かない場所での遭遇戦において、ショットガンの有効性を
体験済みのSAS隊員がジャングル戦に選んだという設定に何の不自然さもない。
ベストアンサーに選ばれた回答luminox3907さん
H&K MP5
http://ja.wikipedia.org/wiki/MP5 はアメリカ特殊部隊のデルタや海軍DEVGRUに留まらず人質救出や逮捕を任務にしている組織がごぞっと使用。
民間人とターゲットが入り混じっている屋内射撃には向いているみたいですね。
9mm弾だから貫通して他者に当たる事もないのでしょう。セミオートと3点バーストも使える。
完全なCQB向け(接近戦闘術 格闘や逮捕も想定)です。
ショットガンは敵地奥のジャングル戦で愛用されています。突然顔あわせになり、
同時に射撃したら相手のフルオートライフル弾は外れ、ショットガンは一撃で
当たったというベトナム戦争の逸話あります。
ショットガンの欠点は装填が手動ポンプアクション、セミオートないしオートが
必要になるのでしょう。反動が凄いのと、人質救出作戦であれば周囲の殺傷もしかねない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q118117226 塹壕戦で活躍したスコップとコンバットショットガンは兄弟だ。
装弾数の問題も俺はマズルブレーキ付き23in銃身のツラ位置まで来る9連の延長チューブ
(もちろん普段はスペーサーを入れてる)を付けてるんだが、これだとチャンバー含め10連発で
一秒間に6発撃てるから約38口径相当の少弾丸が10発入ったOOO Buckのシェルを2秒以内に10発撃てる。
つまり系100発の少弾丸で弾幕を張れるので、40m以内もしくはもっと至近距離での突発的な遭遇戦が
メインになるジャングル戦などでは、むしろ小銃よりも有利だ。
暗闇で自分の銃すら確認しずらい状況や、ブッシュでの遭遇戦では肩の高さまで銃を上げる間もない
状況も多く、そういった場合肩付けせずとも命中させられるショットガンの弾幕はむしろ効果的といえる。
「ショットガンは敵地奥のジャングル戦で愛用されています。突然顔あわせになり、
同時に射撃したら相手のフルオートライフル弾は外れ、ショットガンは一撃で
当たったというベトナム戦争の逸話あります。 」といった逸話も頷ける。
1発で確実に殺せるキリングパワーが非常に高い事と、動標的に対し
ヘッドショットが容易に行える事を考えても、ジャングル戦での火力はフルオート火器に勝る。
幾ら連射が速かろうと1発当たりが弾丸の直径でしかないアソルトライフルやSMGなどでは
天地が引っくり返ってもこういった芸当は不可能だ。
http://jp.youtube.com/watch?v=Z5uHt4AwYb4
ブレネッキ・タイプスラッグ弾は。鉛鋳物製の弾頭にクッション材になるフェルト製のワッドと、
尾部に高圧ガスの漏れ止めの白いポリエチレン製のガスシールがネジ止めされて
一体となって発射される。このガスシールの漏れ止め効果で発射速度が約10%上がるのは、
マイクロフロンΠのピストンとシリンダー壁間の漏れ止め効果と同じ。トルク計算にすると21%増大する事になります。
このスラッグ弾の威力は、1発で44マグナム3発分の威力(3000フィート・ポンド)が有りましたから、
大きなヒグマも一撃でノックダウンできました。
弊社の前身となった現代狩猟SRCが設計したタービン状の羽根を持つブレネッキ・タイプスラッグ弾は、
グリスに混合したマイクロフロンのテフロン系パウダーによる潤滑テストがされ、銃身内を秒速450メートルまで
加速され発射されました。飛行中は羽根による高速回転で、狙い通り正確に軌道をトレース出来ました。
浅間山荘事件によってライフル規制が始まった直後に大物猟を始めた関係上、
大型のイノシシを倒すのにスラッグ弾の改良に情熱を燃やす青春時代を過しました。
最初に参考にした外国製のスラッグ弾は、米国製のベンコ・ビット弾やフランス製のブロンドウ弾でした。
ベンコ・ビット弾は、通常の12番散弾銃からアフリカ象を含むビッグ・ファイブを
倒せる威力のある超弩級575グレーンのスラッグ弾でした。その銃口エネルギーたるや、
発射されてから100m飛んだ458win弾と同等と物凄い威力でした。このスラッグ弾を
頑丈な検速圧銃身から発射した事がありましたが、初速500m/s以上出せましたので
458winのマズル・エネルギー並みになりました。勿論、通常の12番散弾銃から
初速500m/s以上で撃てば、反動で射手は後方へ吹っ飛んでしまい、薬室の
耐圧不足で危険この上ないのは間違いありません。400m/sを少し上回る実包を
5発ロードして、西富士射撃場にて50mでの命中率テストした事がありましたが、
あまりの反動の強さに3発目で諦めた経緯のあるツワモノです。