民主党ですが党内の汚れを歯ブラシでゴシゴシ

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797名無し三等兵
>>エロ師

政治と金の問題を腑分けすると、まずなぜ企業献金が原則禁止なのか?って
話になる。これは、企業が経済活動を継続する上で必要な環境ってのがあって

1) 予測可能性:計算できる、ってヤツです。この従業員は遅刻したり休んだり
  せずに、将来これくらいの利潤を上げてくれるだろうって言う予測が立つ─の
  社会環境版です。具体的には共産化したりしないよねという話

2) ルールの透明性:規制や規則が継続性と一貫性を持っており、朝令暮改じゃ
  ないということです。規則自体が厳しいかどうかとは別次元で、規則が決まる
  プロセスが明らかになっていて、矛盾したり180度反対のルールにある日突然
  変わったりしませんという話。

過去の日本においては、この観点から企業は経済活動を継続できる政策を打ち
出していた自民党を選んで企業献金をして応援してました と言う歴史的経緯が
あります。
共産主義や社会主義より、自由主義や民主主義が選好されてて、利益が上がるか
どうかよりも継続して利益を上げ続けられるか?と言う点が重視されてました。
798名無し三等兵:2009/03/30(月) 04:24:44 ID:???
>>797
んで、日本の政治環境が良くも悪くも安定して来て「やっぱ自由主義と民主
主義だよね」というコンセンサスが成立したので(西側諸国としての自覚が
芽生えた)、共産化や社会主義化を防ぐために企業が政治を応援する時代が
終わったわけです。

そうすると企業は自社の利益の最大化のために政治献金を利用するようになり
造船疑獄から始まって手口が巧妙化、秘密化して行きました。
ロビーイングとインサイダーの時代です。(ある日突然変わったわけではなく
徐々に傾向が強まるというゆっくりとした移り変わりですが)

その時代ごとに花形と呼ばれる業種で同業他社を出し抜くために政治献金が
用いられ、ある時代は造船が、別の時代では商社が、また別の時代では
不動産業が政治と結びつき自社利益の最大化に励みました。