林間「きききき貴様、よくもこの俺を殴ったな!!ママンにも殴られたこと無いのに!!11!
痛いよ〜!!でもボクの勝ちだもん。この勝負、感情的になって暴力を振るった鳥坂の負けだもん」
鳥坂「まだそんな事言うか!他人の命を冒涜するお前だけは絶対に許さん!!」
鳥坂が第二撃を加えようとすると、後ろから手をつかまれた。振り返ると、教頭がいた。
教頭「林間君、さっきの君の暴言はすべて聞かせてもらった。君には教師としての資質が
著しく欠けているようだねぇ…守本君と一緒に退職してもらおうかな〜」
林間「そ、そ、そ、そんな!!だったら、だったら鳥坂はどうなんです!!あいつは教師である
私に対して暴力を振るいました!!あんな奴は退学、いや、除籍にしてください!!」
教頭「鳥坂君、君には停学1日と校内カウンセラーとの面談を命ずる。
いくら暴言を吐いていた林間君が悪いとはいえ、暴力は悪い。いいね」
鳥坂「はい」
林間「いやだ〜〜!1!!!そんなボクは殴られ損じゃないか!!!1!かんしゃくおこす!11!」
数日後
吉田「…というわけで、婆ちゃんは何とか一命を取り留めたよ。快復までは時間はかかりそうだけどな」
コヴァ「よかったでしゅね〜。ボクのお祖父さんも同じ病気で亡くしていましゅから、
心配で心配でなりませんでしたにょ。」
吉田「にしても鳥坂、林間なんか殴ること無かったのに。あいつが人類最底辺クラスの人間なのは
とっくに分かってることなんだから、殴るだけ損だぞ。1日だけとはいえ、停学になっちまったし」
鳥坂「今でも軽はずみなことだったと思ってるよ。国崎先生からもおかんからも同じ事言われたけど。」
コヴァ「そういえば知ってましゅか、林間は教頭先生たちに泣きついて何とか首は繋がったようですにょ。
今度同じことをしたら問答無用でクビになるそうでしゅが」
吉田「はぁ…来年もあいつとの腐れ縁も続くんかなー」
(おしまい)