南雲忠一中将を再評価するスレ(保)

このエントリーをはてなブックマークに追加
635GF長官
>>634の続き

対する米側はどうだったのか。
フレッチャー少将は、翌8日朝、「全周索敵」を実施している。

MO機動部隊の索敵機が艦攻7機だったのに対し、米第17任務部隊は、
18機ものSBDを、全周に渡って索敵に出している。
原少将の機転で、米側の半分以下の機数をもって、米空母捕捉という任務
を果たし得たのです。

素晴らしいではありませんか!
およそ、錯誤や混乱が常である戦場において、これほど的確で柔軟な対応
というものは、そうそうあるものではないでしょう。

その根源には、米空母撃滅に懸ける原少将の強い決意と使命感があった
と感じます。今日の我々と当時の軍人と、最も異なる要素の一つが、この
「責任感に基づく信念」ではないかと推察する次第です。