南雲忠一中将を再評価するスレ(保)

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570GF長官
>>569の続き

夜間雷撃の方を断念したのは、日本側と同じく(>>217)、敵艦隊の捕捉困難や
収容の手間等を考えてのことでしょう。

「フレッチャー少将はこのとき、『あらゆる事情を考慮した結果、最善の方策は
わが部隊の兵力集中を保持して、翌朝の日本軍空母部隊との会戦に備える
ことである』と判断した旨を報告している」

ただこの決断は、合衆国艦隊司令長官アーネスト・キング大将の怒りを招いた
ようで、

「キング提督は、フレッチャー少将が日本軍に対して、その夜か、次の夜の
いずれかに、駆逐艦の魚雷夜襲を敢行しなかったことに我慢がならなかった
のだ」                                (『暁の珊瑚海』)

この人は間違いなく有能な上司なのでしょうが、彼の下では仕事したくない
ですよね!