>>533の続き
さて、「索敵考察の章」のまとめといきましょう。
空母戦において、航空索敵の精度の重要さは今更申し上げるまでもありません。
では、その精度向上のため、どのような対策が考えられるか。
まずは、何よりも「熟練偵察員」の養成ですね。具体的には、
(1)艦型識別能力(敵兵力を正確に把握する)
(2)航法能力(悪天候下でも確実に機位を保てる)
(3)操縦能力(上空の雲に隠れながら、敵直衛機の追撃をかわしつつ、触接を維持する)
そして、これらの任務を果たす上での「冷静さ」が挙げられるでしょう。