南雲忠一中将を再評価するスレ(保)

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361GF長官
>>360の続き

そういえば、板倉光馬少佐(伊41潜水艦長)も、似たようなことをやってましたね。

『艦長たちの太平洋戦争』によれば、浮上航行中、雲間から突然B−24が現れ、
すでに弾倉を開いている絶体絶命の状況。
ここで彼は、なんと「帽振れ」を号令。
すると米パイロットは手を振って、飛び去ったと言います。

「人間誰しも、大事を決行する直前には、一瞬の迷いが生じるもんです。
それに賭けたわけです。敵機のパイロットに迷いがなければそれまでですが、
イチかバチかやってみるだけだと思ってね」

映画『Uボート』にも同じ場面があったはず。
レーダー等の機器がどれだけ発達しても、最終的な判断を下すのは人間
ですから、このような機転が生死を分かつこともあるのですね。

そしてこの後、世界海戦史上稀に見る珍事がー
「総員、斬り込みに備えよ!」