>>329の続き
ここは、「大空のサムライ」坂井三郎中尉にご教示願いましょう。
坂井三郎の名勝負列伝その10〜昭和19年6月24日硫黄島上空〜
伝説の”1対15”(零戦1機対F6F15機)
「後ろを振り返ると、単縦陣になった4機がもう500mくらいに迫って、
私にピッタリと狙いをつけている。私はこの敵から目を放さない。
もう400mかなと思った瞬間、先頭機の両翼からパッパッと火を噴いた。
瞬間、私は左足をぐっと踏んだ。飛行機は左にすべる。ついで操縦桿を
左に倒す。機は左に横すべりしながら、左に急旋回する。とたんに私の
右の翼下を、光るものが数十条の縞になって、さーっと通りすぎた」
(『大空のサムライ』)
この時坂井氏はすでに片目の視力を失った状態ですから、驚くばかり。