日本も日本で妙な共同幻想持って行くからな。
同じアジアの同志なんだからみたいな。
あんま言いたくないけど何か偉そうな事が出来るだけの力も無いんだけどな。
こうゆう感情的な面での外交意識みたいなのは昭和の連中に比べるとだけど明治の方がデリケートに読み取れてるねえ。
>>952 なんかの本で「幕末の動乱の中、血や硝煙をくぐったリアリストたち」
って言い方してた。
>>952 それは昭和、明治がどうこうじゃなくて、大アジア主義者の時代を通じた特徴だと思う。
日清戦争前の朝鮮に対する動きといい(特に金玉均関連)、清朝改革派や孫文に対する態度といい。
あぁでも、そういう人達が公的な力を増したって意味ではその通りか。
石原莞爾はその典型に思えるな。
自分の身もロクに守れないのに「オレがアジアの盟主になる!」みたいな意識があるんだよな
ちょうど中国も分裂中だし
今でも大アジア主義者が変なこと言い出すよな
福沢先生の偉大さが本当に良くわかる。
別にアジアとかかわりを持つななんて言うつもりはないけど、ケツまで拭いてやれるような余裕は無いわな
当時も今も、たぶんこれからも
脱亜入欧ですな、わかります。
いや脱までする必要はないしできないよ
ただ入れ込むこともできないだけで
昨日のNHKのJAPANデビュー3回目では
「結局、帝国主義というか王道ないし覇道をもっては脱亜入欧は出来ない事を悟り(解らせられた)以降、経済で脱亜入欧をはかっていった」
みたいなコメントがあったな。
たまにアメリカ人識者とかも言うけど80年代の日本とアメリカの経済戦争なんかを太平洋戦争の延長と見ると
日本は(その時代の結果論では)アメリカに勝利したとも言えるみたいなコメント。
まあどちらも今となってはの話だけど。
>>960 太平洋戦争の延長とみると……楽しいけど
なにせ前回、木っ端微塵になるくらいに完敗しているからね
少しくらいアメリカに痛みを与えても全く勝った気がしないぞ
あの国はでかいからね。多少叩いてもなかなか沈まんよ
今だってバイオ関係では黙々と特許をとり続けているし、兵器関係では無敵だし
アメリカ人が自国内で満足して他国の知識に疎い、もしくは全く知らないのが多いのも
自国内でほとんど足りてしまう国力があるからなんだ……
最近は微妙だけど、まだまだ底力はアル
>>961 >最近は微妙だけど、まだまだ底力はアル
底力を発揮すると恐ろしい国だよな
国民が一様にGod Bless the Americaを歌いながら、愛国心に燃えるような状況になったら、
どの国も敵わない
冷戦終結で軍事力では一人勝ちになったし、国民が、あれだけの経済格差や人種を抱えてる状態で、
今は経済危機もあるから,さすがに外に敵が無いとまとまらないって感じだろうな
話は変るが、オバマが偉いのは、江沢民やブッシュのように国民の目を外に向けるための、
敵を無理に作らないというところだと、最近思う
ウォール街を敵にしたてあげて叩いてる気はする。
外に敵を敵を作らないのは大変に素晴らしいが、逆に変に内向きにならきゃいいが。
宮台真司が言っていた。
敵を作り出さなければ選挙には勝てない。
オバマは敵を作り出していないわけではなく、
「敵を名指しする奴ら(ブッシュに象徴される人々)はアメリカの分断をもくろんでいるから敵だ」というひねくれた「敵の作り方」をしているだけ
だと。
奴が先に殴り返したわけか
もう幕末兵器・兵装・戦術スレじゃないな
以前、宮古市に住んでいたんだが。
彼の地においても例のアボルダージュの戦いは「宮古湾海戦」だの「宮古港海戦」「宮古海戦」だの呼称がまちまちだった。
正式にはなんと呼ぶべきだったのか?
上司だった郷土史研究家は『宮古港海戦』が実情にあっているような気がする、なんて言っていたが・・・。
へえ、今までずっと「宮古湾」でFAだと思ってた。
いかに幕府海軍がツイてなかったか、ということを如実に示した戦いだな。
>>968 そうだねーついてなかったねーかわいそうだねー
も少し船があればなあ…
でも幕府海軍だってそれなりに持ってたのに。
何でこんな事に
>>970 いやあ船の数じゃないよ。
トップである榎本が、いちばん動くべきときに動かなかったからだよ。
逆に蝦夷にいってからは、軽々しい行動が目立つし……
あと、どっかで読んだけど、
「イギリス海軍など一流海軍は、戦闘海軍である以前に探検海軍で、暗礁や暴風雨など大自然の恐ろしさを熟知していた。
しかし幕府海軍は伝統のない即製軍隊なので、そういった気風が伝わらず、上っ面の戦闘技術だけしか伝授されず、だから嵐やら何やらで戦う前にやられた」
と。
>>971 たしか、その探検海軍の話は、兵頭二十八の対談集か何かで読んだ気が……
あと上の方でも出てた気がするけど、
武士はプライドが高くて戦術や砲術は熱心にやる代わりに
運用とか航海術は真面目にやらなかったとか。
カッティンディーケが愚痴ってた。
帝國海軍にもその伝統は受け継がれ・・・。
カッティンディーケの回想で笑ったのは、日本人は食事時になるとところかまわず
七輪を持ち出して煮炊きを始めるってところだ
>>976 甲板で七輪とかねw
よくあんな短期間で近代化出来たもんだ…
>>977 >甲板で七輪
気持ちはよくわかるなあw
幕府さんまじめにやってください^^;;
まじめにって、あの頃七輪以外に火種を比較的安全に艦内で使える物って他に有るのか?
>あの頃七輪以外に火種を比較的安全に艦内で使える物って他に有るのか?
確かに七輪しかないんだが問題は調理室とか喫煙所じゃなくて
船員一人一人が木造船の上で船長が把握していない火種を持ち歩いているわけで
確か福沢諭吉も休憩中にお茶を飲もうとして船火事をおこしたそうだ。
七輪を揺れる船の上で使うのは怖いよ。
ちゃんと固定できる場所が有るならまだ良いんだろうけど。
大黒屋光太夫の漂流でも七輪で火事があったと思う。
大黒屋さんとかジョン万次郎ってどうやってあっちの言葉をマスターしたんだろ?
ジョン万はボディランゲージとハワイの小学校だったか。
光太夫は島にやってきた毛皮商人のロシア人から学習したようだ。
光太夫は元々頭の良い人であったし、ジョン万はそれ+若さだなぁ。
>>983 最初は身振り手振り。ものを示すだけでも、ある程度の意思疎通は可能。
どちらの人も、記録を見ると、英語のWhatに相当する単語を偶然発見したことで、
急速に相互理解が広まったらしいぞ。
そうゆう人達だと欧米の文明や文化というか
要は連中の強さと懐のでかさまで骨身にしみて理解するんだろうなあと思いまして。
>>984 光太夫も、最初にロシア語の会話ができるようになったのは、一行中で最年少の磯吉(後に光太夫とともに帰国)だったとか。
988 :
名無し三等兵:2009/06/16(火) 07:16:10 ID:XZtlGdt4
テレビでやってたよな
ジョン万次郎式の英語では
『what time is it now?』を
『掘った芋ほじるな』
って覚えるんだけど、
実際アメリカの街中で『掘った芋ほじるな』って声をかけてみると、時刻を教えてくれる人がけっこう多かった。
たしか英語教師の英語より通じていた。
どっかの原住民に言葉を学ぼうとした学者が、最初は紙に対象物を書いて子供に聞いてたんだが
ふときづいて、ぐちゃぐちゃな線を書いて見せて、whatを聞き出すことに成功したとか
ジョン万次郎だったっけか
初めは双方とも全然言葉を理解できなかったけど、水を指して
「ワータ」と聞いたことが突破口になったやつ
>>989 ちょっと待て
アーネスト・サトウはイギリス人だぞ。
サトウという名前は確かスウェーデン人の父親の名前だ。
北欧は日本人の名字にもある名前があるよ。
俺も同じ名前のフィンランド人にあった事がある。
お互いものすごく驚いたが。
>>989 あの人は英国の正規の外交官で、清国駐在時代に日本語をきちんとした先生から学んでる。
漂流民とは基本的に立場が違う。
架空戦記で、日本の当麻さんとドイツのトーマさんが
『えっ、あんたの国にも同じ名前があるの?』って驚くシーンがあった。
ところで、次スレは?
幕末の軍事全般のスレにする?
幕末明初の軍事で、フェートン号事件から西南戦争まで入れていいんでないの?
黒船来航から西南戦争で良いのではないか
風雲児たちにならい関ヶ原から西南までに一票
当時の世界情勢もおまけ程度で良いんで語れると嬉しいです。
結構、参考になった蘊蓄が今スレは多かったので。
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。