田原爺さん、麻生内閣を的確に分析の巻
ttp://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090226/134972/?P=3 国民から見ると「何もしていない総理」
ところが、麻生内閣はあまりにも力がなく、皆ばらばらだった。
そのために、9月に総理大臣に就任して、「景気回復に全力を投入する」といいながら、
第2次補正予算が未だにあがっていない。9月から5カ月たってまだあがっていないということは、
つまり何にもしていないということだ。
麻生さんは、同時に09年度の本予算にも手をつけた。しかし当然ながら両方ともあがっていない。
国民から見ると、麻生さんは何にもしていないことになる。
今、塩崎恭久さんや、元マッキンゼーの茂木敏充さんなど何人かの自民党議員が、
「補正予算は30兆必要だ」と打ち出している。
麻生さんが打ち出しているのは、第1次、第2次の補正予算と本予算とを入れて、
真水は12兆円しかない。これではとても追いつかない。アメリカ、中国に比べて少なすぎる。
そこで、塩崎さんたちは30兆という数字を打ち出している。