【社会】「弱者を思いやるのが仏教」⇔「仏は禁煙など説いてはいない」…お寺の全面禁煙化で意見が分かれる
1 : ◆SCHearTCPU @胸のときめき(090414)φ ★ [
[email protected]] :2009/02/28(土) 16:47:16 ID:??? ?
多くの参拝者が集まるお寺の境内を、公共施設と同じように「全面禁煙」にしようという動きが、
目立ち始めている。「これも時代の流れ」という受け止め方がある一方、「お釈迦さまの
教えに『禁煙』はないはず」という声も。
関係者の反応は一様ではない。
(中略)
お寺を全面禁煙にする動きは各地で相次いでいる。
福岡県宗像市の臨済宗承福寺。埜村(のむら)要道住職(66)は30代まで喫煙者だったが、
今は「身(しん)(からだ)と口(く)(ことば)、意(い)(こころ)を汚すたばこは破戒行為」と、
檀信徒に喫煙を戒める。同じく元スモーカーで曹洞宗長泉寺(宮城県角田市)の
奥野成賢住職(54)も数年前、「弱者を思いやるのが仏教。寺には幼稚園もある」と
全面禁煙にした。
この流れに「高齢者が多く集まるお寺が禁煙にするのは当然」(NPO「日本禁煙学会」の
作田学理事長)と、禁煙派は歓迎する。
しかし、全国のすべてのお寺が「禁煙」を励行しているわけではない。多くの寺が掲げる
「葷酒(くんしゅ)山門に入るを許さず(心を乱すニンニクや酒などを口にした者は
入ることを許さない)」に、たばこは含まれていないのだという。
浄土真宗東本願寺派の東本願寺(東京・台東区)は「仏教では直接、禁煙を説いていない。
自然の流れに任せる」。曹洞宗の永平寺(福井県)も「規則である『律』ではなく、
『戒』をもって自発的にやめるべきだ」という立場。浄土宗の知恩院(京都市)も
「各人の自覚が大事」と説明し、この三つのお寺はいずれも喫煙所を設けている。
(後略)
*+*+ YOMIURI ONLINE 2009/02/28[16:43] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090228-OYT1T00599.htm