税、年金、医療情報一本化 社会保障番号で民主原案
民主党は26日、国民一人一人に固有の番号を割り振る「社会保障番号」導入についての
原案をまとめた。
政府が2011年度導入を目指している、年金手帳、健康保険証、介護保険の被保険者証の
役割を兼ねた「社会保障カード」の機能に加え、税務と雇用保険、生活保護、障害者福祉など
幅広い社会保障分野の情報も対象とするのが特徴。情報を一本化することで所得把握の
精度を上げ、社会保障制度の効率化を進める狙いだ。
民主党は社会保険庁と国税庁を統合して「歳入庁」を創設することを目指しており、番号は
歳入庁が管理する。
民主党案は現在の基礎年金番号を活用することが軸だが、新たに番号をつくることも検討する。
対象は原則20歳以上の国民で、未成年者でも収入がある人や特別永住者、法人にも番号を付ける。
個人のプライバシー侵害につながるとの批判があることに配慮し、治療歴や介護サービスの
利用内容などについては対象から外す。データ利用は行政事務だけに限定し、本人以外には
開示しない方針だ。
ICチップから個人情報が引き出される危険性が指摘されていることから、電子カード化についても
慎重に対応する。
ttp://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022601000975.html (-@∀@) 国民総背番号制度には反対ニダ