【戦場おける】騎兵総合スレ【馬の利用】

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1名無し三等兵
これからは騎兵の時代であると実しやかに囁かれていますね
需要があるか分かりませんが
そんな騎兵―戦場における馬の利用について楽しく冷静に語り合うスレです
スキタイ・コサック・匈奴・重装騎兵・中世騎士階級・胸甲騎兵・竜騎兵…etc
騎兵の名を冠した現代の部隊やその他軍馬の利用についてもどうぞ
2部品鳥スーパー改 ◆Izm0rwxujE :2009/02/23(月) 23:07:22 ID:???
3名無し三等兵:2009/02/23(月) 23:19:06 ID:???
ブジョンヌィ元帥専用スレ。
4名無し三等兵:2009/02/23(月) 23:29:22 ID:???
半リーグ 半リーグ 半リーグ前進
死の谷へ進むは 総員で600騎

号令一下
「軽騎兵前へ! 放列に突っ込め!」

死の谷へ入るは 総員の600騎
5名無し三等兵:2009/02/24(火) 05:15:24 ID:???
で、バラクラバスレになると(w
6名無し三等兵:2009/02/24(火) 22:38:25 ID:???
馬に限らず動物兵器総合スレにすりゃ面白かったのに
戦象とか地雷犬とか
7名無し三等兵:2009/02/24(火) 23:03:05 ID:???
>>6
軍用ラクダはアフリカだと現役らしいが
8名無し三等兵:2009/02/24(火) 23:57:53 ID:???
>>6
そういう厨くさいスレが時々立ってるけど割とすぐ落ちちゃうね
騎兵ほど一つの兵科として大きく扱われることないし詳しい人もそんなおらんだろうし
9名無し三等兵:2009/02/25(水) 21:56:00 ID:???
中国やロシアの国境警備隊はいまだに乗馬パトロールやるだろ。
10名無し三等兵:2009/02/25(水) 23:05:03 ID:???
インド軍は象に乗ってるぞう
11名無し三等兵:2009/02/27(金) 16:09:16 ID:???
ウマい
12名無し三等兵:2009/02/27(金) 16:51:41 ID:???
アルパカ騎士
13名無し三等兵:2009/03/02(月) 17:12:36 ID:???
戦車に勝ったポランド騎兵
14名無し三等兵:2009/03/02(月) 19:17:13 ID:???
騎兵が活躍できたのはWWUが限界かな?
15名無し三等兵:2009/03/02(月) 20:12:57 ID:???
>>14
アフガン
16名無し三等兵:2009/03/04(水) 05:45:50 ID:???
ハンガリー戦の時のティーガーU&騎兵と言うのもあったな。泥の中なら下手な装輪車より機動力あるかも
17名無し三等兵:2009/03/05(木) 14:56:31 ID:???
支援
18名無し三等兵:2009/03/05(木) 15:28:19 ID:HPTtF7W6
食料にもなるしメンテナンスも楽だし お馬さんは優秀だなぁ
19牟田口:2009/03/05(木) 18:38:29 ID:???
まったくだな
20名無し三等兵:2009/03/06(金) 00:06:01 ID:???
>>19
お前が言うな!

21名無し三等兵:2009/03/14(土) 20:27:50 ID:???
日中〜太平洋戦争での南方の密林とか車両が使いにくい地形では結構使えそうな気がするけどなあ。
攻撃より偵察や後方撹乱で。
22名無し三等兵:2009/03/15(日) 19:30:44 ID:???
>>21
お馬さんは神経質な動物だから、南方戦線のようなエリアで運用するのは無理。
23名無し三等兵:2009/03/16(月) 17:04:02 ID:???
競走馬上がりの臆病なサラブレッドに乗ってたことがありますが
弾が飛び交い砲声響く戦場で馬が役立つなんて信じられないです

でも重半血のものすごく賢くて肝の太いやつにも乗ったことがある
あれなら何とかなりそうな気がする
24名無し三等兵:2009/03/16(月) 17:59:22 ID:???
まあ主に後方で食糧弾薬や野砲とか運ぶ為の荷物運びがメインだから。
騎兵も移動の時だけ乗馬して降りてから戦闘するし。
25名無し三等兵:2009/03/16(月) 18:51:03 ID:???
騎乗した状態で戦うのが普通だった時代っていつまで?
武田騎馬軍団も幻想だったみたいだし
26名無し三等兵:2009/03/16(月) 19:39:02 ID:j/pxVJwm
>>24
騎兵と乗馬歩兵を混同してんな
27名無し三等兵:2009/03/17(火) 15:31:21 ID:???
>>23
つ訓練
28名無し三等兵:2009/03/18(水) 12:22:32 ID:???
砲撃音については馴れさせるわけだが
要はどれだけ馬を生産できるか。ということが鍵だと思う
我が軍では軍近代化において、廃止兵科の憂き目にあったが
これは間違いであった。というのが戦後評価
むしろ満州においては、機甲科の連隊、騎兵科の連隊が別々にあって対ソ防衛すべきだったと悔やまれるし
可能なら外蒙へ進入し、平原をおさえ、育養拠点として竜騎兵軍を編制
中央アジアへ進撃、ドイツ軍と東西よりソ連を圧迫してこれを撃破する
29名無し三等兵:2009/03/18(水) 18:59:50 ID:???
騎兵存続するけど輸送部隊も馬匹人力
騎兵廃止するけど輸送部隊が機械化
30名無し三等兵:2009/03/18(水) 19:52:12 ID:???
>育養拠点として竜騎兵軍を編制
「軍」規模になるまで何年かかるんだよ。
31名無し三等兵:2009/03/20(金) 15:59:15 ID:???
重要なのはエリート部隊である騎兵は
敗走しないという士気の高さをも有して
馬上である無しを問わず、野戦の要となる集団であることだ
もし騎兵科が存続されていれば、不向きな南海の諸島に転出せらることもなく
北満警備の主役として、南下する赤軍を撃退したであらう
32名無し三等兵:2009/03/27(金) 13:34:48 ID:???
>>18
>メンテナンスが楽
確かに現代の最先端兵器と比べればそうなるが
一つの兵科として大量の馬を揃えるには同様に大量の飼料がいるわけで
その維持はそう簡単なものじゃなかったかと思うが
33名無し三等兵:2009/04/02(木) 13:37:02 ID:???
            ,r;;〃::'::';;=-、、 
          ,,:〈::''::〈::i'::::、:::ミ::::、_ 
           :';;/'´``'''' ""  ̄`ヾ::ミ 
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  / /\.\   }.l.    ̄フ  ヽ ̄'  |
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  | |   /\ \ ミニ三_;;;_三ニ彡'' 
  | | rnl`h  \ \_  ̄ ー ̄_..ノ nl`h、 
  | | l l l l l  r  \ \ ,,::._,,イ  l l l l l 
  | | | ヽr'´つ     \ \   へ, ⊂' ヽ. / 
  ヽ `ー一イ      \ \/ /`'`ー' -' 
   \\ 守ろう 騎兵 > / 
    ヽ、______,, / 
34名無し三等兵:2009/04/02(木) 14:44:39 ID:???
禁止してるようにしか見えないw
35名無し三等兵:2009/04/03(金) 02:07:54 ID:???
きっと兵科記号のつもりだったんでしょう(って、どういう好意的解釈(w
36名無し三等兵:2009/04/03(金) 11:34:23 ID:???
            ,r;;〃::'::';;=-、、
          ,,:〈::''::〈::i'::::、:::ミ::::、_
           :';;/'´``'''' ""  ̄`ヾ::ミ
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  | | | ヽr'´つ     \ \   へ, ⊂' ヽ. /
  ヽ `ー一イ      \ \/ /`'`ー' -'
   \\ 機械化 禁止 > /
    ヽ、______,, /
37名無し三等兵:2009/04/04(土) 21:45:50 ID:???
馬賊を味方に引き込むんじゃ
38名無し三等兵:2009/04/06(月) 12:08:23 ID:???
騎兵廃科
ダメ出しをすれば、なるほど。となる
@携行武装→カービン→射程と速射性に難あり
A移動能力→ギャロップ30分・トロット3時間それ以上やると騎兵も騎馬も潰れる
B活動能力→真水河沼と草地がなければ、前進しても兵站へ戻る必要がある
C突破能力→相手方の機関銃射程に入ることができない
D攻撃能力→急襲はできても挺進奇襲(特に夜襲)が不可能

39名無し三等兵:2009/04/06(月) 22:21:21 ID:???
役割的には空挺部隊に引き継がれました
基本弱点も受け継いでますね
40名無し三等兵:2009/04/06(月) 22:23:32 ID:???
航空騎兵っていうしな
41名無し三等兵:2009/04/07(火) 17:18:20 ID:???
厳密にいうと落下傘降下兵かグライダー降下兵にはあてはまるが
ヘリボーンは、だいぶちがうぞ
42名無し三等兵:2009/04/07(火) 21:13:25 ID:???
ブジョンヌィってネタキャラ扱いされてるけど内戦とかではかなり活躍してるんだよね
43名無し三等兵:2009/04/10(金) 22:16:30 ID:???
ロシア民謡(?)って結構軍事ネタ多いね
タチャンカって言うのはソビエト革命で
活躍した機関銃を後ろ向きに積んだ馬車の
事だそうだ。
44名無し三等兵:2009/04/10(金) 22:31:55 ID:???
民謡ってか戦時歌謡。有名なカチューシャも編曲した軍隊行進曲
(親衛迫撃砲連隊行進曲)がある戦時の流行歌。
今でも歌手がWW2軍服で歌ってたりするから面白い。
45名無し三等兵:2009/04/11(土) 13:07:21 ID:???

  ∩_∩  n_n_
 (*'c')ゝ(_・__()
ヽ__[ ]っ/ /
  (_ 》 _)
  | |  | |

ゃーゃー我コソハ  違うか
46名無し三等兵:2009/05/16(土) 03:21:55 ID:???
騎兵好きはおらんのか
ちょっとあげてみる
47名無し三等兵:2009/05/16(土) 03:27:46 ID:???
古代〜中世の戦において、本当に役にたったのかなぁ…
かっこいいと思うし、重量級のあれらが突っ込んでくるのは恐怖もんだろうけど
騎兵による実質的な殺傷ってのは実は少ないんじゃないかと思う次第。

デカイのが突っ込んでくる→びびって戦列が乱れる

そこへ(騎兵以外の)追撃が来て、大ダメージ。みたいな

詳しいかたご教授を。
48名無し三等兵:2009/05/16(土) 14:04:35 ID:???
全体から見れば、ほとんどがそういうレベルなような気が
大河ドラマみたいに馬上でチャンチャンバラバラしてたら足元の歩兵に引き摺り下ろされてメッタざしだ罠
かといって歩兵に捕まれないぐらいの速度で移動してたら攻撃自体できないし
49名無し三等兵:2009/05/16(土) 16:39:50 ID:???
50名無し三等兵:2009/05/17(日) 02:19:25 ID:???
騎乗から槍で攻撃ってどうなんだろうね?
(やったことないし)心象として難しそうだ

イメージ的には、素人が馬上からスピードつけて
槍で一人突いたら、ボキって折れて終わりそうな…

いえ、まぁ馬に乗れる身分の方々は
そうならないように常々訓練しているのでしょうけど。
51名無し三等兵:2009/05/17(日) 02:36:53 ID:???
ナショジオでやってなかったけ?
折れはしなかったが、結構訓練が必要っぽかったぜ
確か槍を置いてきぼりしてたなw

古代史は憧れるが、勉強した事ないんでワカンネ
52名無し三等兵:2009/05/17(日) 02:44:36 ID:???
そこでランスですよ
武士?あれは騎馬弓兵だから…
53名無し三等兵:2009/05/17(日) 07:59:58 ID:???
794 :名無し三等兵 :2006/06/29(木) 00:20:38 ID:???
東部戦線に2回目の夏がきた。ドイツ軍の進撃は留まる所を知らず
ヒトラーは最終的な勝利に向けた次の強烈な一手を計画していた。
しかしそれは終わりの始まりとなった。 スターリングラードだ。
この任務を成功させる為には、利用可能なあらゆる精鋭部隊が必要となった。
全戦線から多くの師団が引き抜かれ、新兵とは言わないまでも平均的な部隊、
つまりルーマニア、イタリア、その他の弱小枢軸国軍が入れ替わりに配備された。

しかしソ連軍はこの動きに素早く反応し、このドイツ軍の弱点に対して積極的な攻勢を開始した。
7月から8月にかけて、ソ連歩兵部隊はドン河西方の橋頭堡を拡大しようと何度も攻撃を重ねていた。
イタリア軍部隊の一部は、この試みを打ち砕くために交戦に巻き込まれた。

このソ連軍を撃退することを目的とした反攻の間この地域にいた
2つのイタリア軍騎兵部隊の一つ「サヴォイア連隊」は
ドン河畔に向けて北方に移動するよう命じられた。

連隊はIsbuscenskij市付近の"213.5高地"として知られる地域に到達し、夜の間そこに野営した。

54名無し三等兵:2009/05/17(日) 08:00:40 ID:???
795 :名無し三等兵 :2006/06/29(木) 00:21:56 ID:???
翌早朝、キャンプと陣地をたたむ前に、騎兵斥候はいつも通り連隊の進路のパトロールに向かった。
その過程で斥候隊は広大なヒマワリ畑を調べるために入っていた。
向日葵畑の偵察が終わり掛けた時だった。
「あれはなんだ?赤い星のついたヘルメットが地面を這ってるぞ?」

斥候隊は不意をつかれたが、そのソ連兵に銃撃を浴びせて適切に対処した。
しかし数秒後、斥候隊は地獄の真っ只中に取り残されていた。

彼らをとりまくヒマワリ畑のあらゆる地点から数百のソ連兵が一斉に叫びながら発砲を開始したのだ。

 夜間、82mm迫撃砲の支援を受けたソ連軍歩兵2個大隊がこっそりと河を渡り、
イタリア軍野営地から数百メートルの地点に塹壕を掘り、待ち伏せ準備を整えていたのだ。
野営地に据え付けられた機関銃の機敏な反応と連隊付属の馬載砲兵の速射砲撃は、
押し寄せるソ連兵の波を一時的に食い止めはしたものの、
時間が経つにつれて敵の圧力は激しくなっていった。
イタリア軍指揮官は今こそ訓練の成果を発揮すべき時だと判断した。

「騎兵突撃だ!」
55名無し三等兵:2009/05/17(日) 08:01:25 ID:???
796 :名無し三等兵 :2006/06/29(木) 00:23:44 ID:???
第2騎兵中隊は敵正面からではなく側面から突入する為
大きく迂回して敵左翼に突撃するよう命じられた。
この迂回機動は完璧に成功しソ連軍は完全な不意打ちを食らった。
ソ連軍は再照準する暇もなく騎兵に蹂躙された。
ソ連兵の多くが強烈な剣の一撃によって頭を真っ二つに割られ
その他大勢は即座に降伏するか逃げ去った。

騎兵中隊は前進を続けると、抵抗は次第に強力になり損害が大きくなっていった。

その為、第4騎兵中隊が下馬して敵正面に向かう事になった。
これにより第2騎兵中隊への圧力はやや弱まり、彼らは再結集して反転し
敵の右翼から左翼にかけて再び突撃する事が出来た。

その直後、中央への攻撃を援護するため第3騎兵中隊が同じ命令を受けた。突撃せよ!

第3騎兵中隊の指揮官が最初の突撃と同じ接近方法を採らず敵中に真直ぐ突っ込んだのは
疑問の残る決定で、この所為で必要以上の犠牲が生じる事になった。

にも関わらずこの二回目の突撃で敵は完全に崩壊し、ソ連軍は第二線陣地も捨てて退却した。
ソ連軍の損害は死傷450名で、500名が捕虜になった。

戦いが終わると、こんな展開になるとは思っていなかった
イタリア騎兵たちは一様に同じ言葉を口にした。

「サヴォイアが突撃したんだ、サヴォイアが突撃したんだ!」

完全に機械化された戦争においては夢でしかなかった事が実現したのだ。
56名無し三等兵:2009/05/17(日) 09:49:55 ID:???
〇コルスン包囲戦('44年2月17日)に関するソ連軍カムポフ少佐の回想
〜アレグザンダー・ワース著「戦うソヴェト・ロシア」より引用〜

「包囲を突破しようとするこの二つのドイツの隊列は、奇妙な光景でした。
両方ともまるで巨大な暴徒の群のようで、
突撃隊の先頭と側面には比較的体格のよいワローニア旅団のSS隊員と
真珠色の制服のバイキング師団があたり、
その三点の間にずっとみすぼらしい普通のドイツ歩兵の一群が入り、
その中心には将校たちからなる小数の精鋭中核隊がいました。
こうして彼らは二つの平行する渓谷沿いに西へ移動したのです。
彼らはまだ真暗な午前四時過ぎに出発しました。

われわれは彼らのやってくる方向を知っていたので、五つの戦線を用意しました。
−つまり、歩兵隊からなる戦線を二つ、次は砲兵隊の戦線、
そしてさらに戦車と騎兵の戦線を二つ
…われわれは彼らに一発も発射させずに初めの三つの戦線を通過させました。
ドイツ人はわれわれをうまくごまかし、防御を突破したと信じ込んで熱狂的な歓声をあげ、
行進の途中でピストルやトミー銃を空に放ちました。
(※引用者註:本書では生産/使用国の如何を問わず、短機関銃全般を示す語として、
「トミー銃」を用いている。)そして渓谷からはい出して平地に出たのです。
57名無し三等兵:2009/05/17(日) 09:51:04 ID:???
>>56続き

その時、戦闘が開始されました。朝の六時ころでした。
わが軍の戦車と騎兵が突如として姿を現わし、二隊列のまっただ中へ突進しました。
ドイツ軍は四方八方へ逃げました。
その後四時間、戦車は平原を右に左に疾走し何百人というドイツ兵を押し潰し、
騎兵は戦車と競争して戦車では追跡しにくい渓谷で彼らを追い回し、
何千という騎兵がドイツ兵をサーベルでめった切りにし絶滅しました。
騎兵がこんなに多くの人を殺したのは初めてです。
(略)狭い地域で二万人以上のドイツ兵が殺されました。
私はスターリングラードにいたことがありますが、
こんなに狭い平地と渓谷でこんなにも多くの人が殺されたのを見たのは初めてです。

九時には全てが終わり、その日とその後数日のうちに8000人が投降しました。
彼らのほとんどは殺戮の中心地から遠くへ逃げ、森や渓谷にかくれていたのです。」
58名無し三等兵:2009/05/17(日) 10:13:29 ID:CgZ2LWTt
>48 人の7〜8倍の重さが人の2〜3倍で運動するというだけで脅威。
放馬でさえ、前に立ちふさがって止めるには勇気がいる。刃物と突破の
意志付きならなお怖かろう。
59名無し三等兵:2009/05/17(日) 11:03:57 ID:???
「騎兵」からは外れるが、
欧米じゃ暴徒鎮圧に未だに騎馬警官は有効としてる国が多いからな。
60名無し三等兵:2009/05/17(日) 11:43:03 ID:???
攻撃する必要すらない移動するだけで歩兵が散っていく
すばらしい
61名無し三等兵:2009/05/17(日) 11:48:58 ID:???
騎兵っていつ頃までいたの?
62名無し三等兵:2009/05/17(日) 11:50:20 ID:???
まだ消えてねーよ消える寸前だけど消えねーよ
63名無し三等兵:2009/05/17(日) 12:55:29 ID:???
>59
NY市警にも騎馬警官隊がいましたね…。馬糞処理が大変そうだ…。

>60
ブジョンヌィ元帥自重

64名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:05:45 ID:???
暴徒鎮圧用にこんなバイザーもあったりする
ttp://www.met.police.uk/mountedbranch/images/on_dutyLARGE.jpg
ttp://i36.tinypic.com/35i4t3o.jpg
65名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:05:48 ID:???
>>59
あれって暴徒鎮圧用だったんか
66名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:14:52 ID:???
純粋な戦闘部隊としては上の方にも挙がってた中露の国境警備隊くらいか。
儀仗隊としては割に色んな国にある様だが。
ソ連なんぞ70年代になってから、
陸軍にその任務の為の独立1個連隊復活させてる位だしな。
67名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:32:19 ID:???
アフガン軍とかはどうなん?
68名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:32:37 ID:???
>>65
カナダの王立騎馬警官隊の様に国境警備隊的な任務兼ねてたり、
我が国警視庁騎馬隊みたく、
信任状奉呈の大使の行列を東京駅〜皇居までの間警護するっつー
一種の儀仗(つか供奉)任務を兼ねてる場合も多いが、
たいていの国の都市警察騎馬隊は、任務の一つに興奮し凶暴化したデモ隊みたいな、
比較的軽武装の暴徒鎮圧を兼ねてる場合が多い。

一方、かつての日本の学生運動や過激派デモの様に、
凶器や防具で重武装した暴徒に対しては、
機動隊の様な徒歩の重装警官や、国によっては憲兵や内務省軍、
あるいは州兵(ベトナム反戦デモの鎮圧例あり)などに
隊伍組ませて鎮圧させるケースが多い。
69名無し三等兵:2009/05/17(日) 13:36:00 ID:???
>>67
ムジャヒディンには確かに騎兵隊が存在し、
ソ連国境警備隊と騎馬戦やらかした事もあったようだが、
アフガン正規軍に騎兵隊っていたっけ?
70名無し三等兵:2009/05/19(火) 16:04:29 ID:???
いいスレだなと思うんだが…

伸びないのう
71名無し三等兵:2009/05/30(土) 03:15:06 ID:???
ttp://www.asahi.com/international/update/0529/TKY200905290223.html

 効果的な騎兵突撃になったということかな?この警官隊の損害75名は

 しかし、正確な状況はおそらく分からないままなんだろうなぁ
72名無し三等兵:2009/05/30(土) 14:17:03 ID:???
水場争いに3千人の騎馬部隊ww
とても現代のニュースとは思えんな
73名無し三等兵:2009/06/03(水) 01:17:28 ID:5SfqY6Ui
保守あげついでにカキコ
私は機関銃が存在しない時代の騎兵なら好きだ

昔歴史上の戦いを色々と勉強していたときに、常勝将軍と言われるような英雄は騎兵の使い方が上手いのが多いことを知った

古いところではハンニバルやらアレキサンダー親子やら、トルコ騎兵を上手く使ったセルジュクおよびオスマン帝国とか
近いところだとフリードリヒ大王やら、ナポレオンやら……

これらの戦争の鬼みたいな人たちだと的確に敵陣の弱点を見通し、見つけたその瞬間にその弱点を叩ける騎兵が素晴らしく有用に使えたんだろう
だから才能がない指揮官だと今ひとつ効果的に使っていない……使えてない

ただその機動力を重視する騎兵とは対極にあったような重装騎兵も私は好きだ
あの暴走トラックみたいな圧倒的な力は素晴らしい

弓に弱いけどね

とりとめないけど、騎兵の天敵の弓と馬を合わせることが出来たモンゴル騎兵はやはり最強だろう
あの複合弓で何百メートルかを飛ばす弓を持ちながら、さらに馬の足で距離を稼ぎ、敵にしたら感覚的に
半マイル以上の射程距離を持っていた。さらにパルティアンショットなどもあり、多分初めの一戦闘で壊滅した国がいっぱいありそうだ
74名無し三等兵:2009/06/03(水) 05:24:01 ID:???
槌と金床戦術
75名無し三等兵:2009/06/03(水) 23:55:04 ID:???
デンマークとの戦いで、スウェーデン騎兵の突撃が逆転勝利を決めたことがあるらしく、
それが気になる。

旧領を失ったデンマーク国王は、居城の旧領が見える窓を全て閉じさせたらしいが。
76名無し三等兵:2009/06/04(木) 05:40:14 ID:???
>>73
ナポレオン一世の騎兵の使い方ってそんなに良いとは思えないんだよなぁ。

多分にボロディノ(モスクワ河)とアイラウのイメージがあるからだろーけど(w
77名無し三等兵:2009/06/04(木) 08:10:55 ID:???
ポーランド重装騎兵最強説
78名無し三等兵:2009/06/05(金) 17:23:35 ID:???
近づけば逃げながらパルティアンショット
退けば追いかけて弓を射かけてくる
そんな弓騎兵は想像するだけでウザイ
79名無し三等兵:2009/06/07(日) 21:48:12 ID:???
モンゴルには敵部隊を大きく取り囲んでグルグル回りを周りながらひたすら矢を撃ちまくる……というえげつない技もアル
80名無し三等兵:2009/06/08(月) 11:37:36 ID:???
敵部隊を背後から奇襲し、後退する敵と併走しつつ側面襲撃を繰り返す
ロシア騎兵・コザックの十八番「ラヴァ戦術」なんてのもあるな。
81名無し三等兵:2009/06/08(月) 22:59:23 ID:???
そんなウザ強い騎兵部隊を歩兵はどうやってやっつけるの?
82名無し三等兵:2009/06/09(火) 14:05:47 ID:???
機関銃の無い時代は密集隊形組んで銃剣衾作るしかなかったんだろうが
騎兵の戦術ってのは大抵側面や後方からの襲撃なわけで、
それを受けて尚壊走しないだけでも相当高い士気や錬度が要る。
83名無し三等兵:2009/06/10(水) 01:40:08 ID:4o7wbNzH
>>81
小銃が登場してからは、騎兵は限られた条件でしか歩兵に対抗出来なくなった
敵歩兵が開けた場所で行軍中の遭遇戦や、退却中のような、遮蔽物に拠った防御戦闘が出来ない場合
正面から味方の歩兵が突撃を行っている状態の場合など
さらに銃剣が登場してからは、槍歩兵の分も全て小銃歩兵になって弾幕が厚くなったし
塹壕陣地の登場で、火力に支援され、陣地に拠った歩兵には殆どなすすべが無くなった
なので、うざい状況はかなり限られた条件でしか出現しない
84名無し三等兵:2009/06/10(水) 01:42:49 ID:???
すまん、間違って上げてしまった
85名無し三等兵:2009/06/10(水) 02:02:54 ID:JOQenCFc
騎兵に代わるものとして自動2輪部隊がある訓練は岩だらけの川原など。
86名無し三等兵:2009/06/10(水) 06:24:49 ID:???
装甲騎兵とか航空騎兵は騎兵の血を引くんだろうか
87名無し三等兵:2009/06/10(水) 09:22:39 ID:???
>>86
その二兵科は最終的に装甲車やヘリから降りて歩兵戦闘ってことを考えると、
槍騎兵や胸甲騎兵、というより竜騎兵、つまり乗馬歩兵に近いと思う。
まぁ搭乗したまま威力偵察任務ってんのもあることを考えれば、
軽騎兵の役割の一部も継承しているともいえるが。

で、その他騎兵の後継を考えると、
槍騎兵や胸甲騎兵の後継が戦車ってのはまず疑いなかろうが、
地上襲撃機や攻撃ヘリってのも一部その任務を継承してると思う。
1920年代の赤軍野外教範解説本の日本語訳「赤軍読本」の
襲撃機の運用法の記述を読むと、
森林や高地の影に沿って低空飛行し、
敵部隊が開豁地に出たところで側面もしくは後方から襲撃、
あるいは行軍縦隊への攻撃法として
>>80の「ラヴァ戦術」を思わせる
”ножныцы:ノーシュヌィツィ(鋏)”戦術
…2機の襲撃機が敵縦隊上空をジグザグ飛行により左右から交互に横断し
攻撃を繰り返す戦術 なんかを見てると
襲撃機って赤軍においてはある種の騎兵的な役割を期待されていたと思える。
88名無し三等兵:2009/06/13(土) 13:03:42 ID:???
>>87
>…2機の襲撃機が敵縦隊上空をジグザグ飛行により左右から交互に横断し
攻撃を繰り返す戦術

騎兵の役割にも似てるけど、敵の機動を拘束したり、
陣地構築を制限したりするという意味では、砲兵の役割とも一部かぶるかな

航空支援は、騎兵の機動力と、砲兵の火力を実現するものという解釈でいくと、
グーデリアンが電撃戦で航空支援を多用した合理性が見えてくる気がする
89名無し三等兵:2009/06/13(土) 14:30:59 ID:???
↑うーん。
ただ、元来展開済みの部隊や陣地、橋等の静止目標が主目標
…¨砲兵¨的なスツーカ−急降下爆撃機と、(某牛乳好きの義足はむしろ例外)
同様の任務は「前線爆撃機」(軽爆撃機:具体的にはSB-2やPe-2)に譲り、
行軍縦隊や戦車等の動目標を主目標とした¨騎兵¨的なシュトルモヴィク
(露語の原義は「襲撃機」で、具体的機種としてはIl-2に限らない)
って、本来似て非なる物だと思う。
(上述のルーデルの対戦車攻撃のイメージから混同されやすいが)

その意味で独軍でシュトルモヴィク:騎兵的な役割を主として担った機体を挙げるなら、
むしろ戦争初期においてはHs123やHe46のような複葉の旧式戦闘機群、
後期においては戦闘機の流用や、特化した機体としてHs129あたりだろうし、
米英では独語で言う"JaBo"の語に示す通り、この種の¨騎兵¨的任務には戦闘機を流用した。
90名無し三等兵:2009/06/17(水) 21:00:17 ID:???
この場合は特殊なのは承知の上だけど、この動きはすごいね。

他スレから。
ttp://www.youtube.com/watch?v=xeyaldeseFc
91名無し三等兵:2009/06/23(火) 13:01:24 ID:???
戦場における馬の利用というスレタイからすると、騎兵だけでなく馬による輜重や砲兵も含まれるのか?
92名無し三等兵:2009/06/24(水) 06:58:32 ID:Bhw7RloJ
>>91
騎兵とは明かに違うとは思うけど、輜重の馬やら運搬様の馬なんて話すスレもないだろうから
ここでいいんじゃないかな

一応機械化部隊が発展する第二次大戦くらいまではバリバリに現役だったしね
扱いやら餌やら休息やら、実に大変だったろうと思う

ついでに上げ
931:2009/06/24(水) 21:46:06 ID:???
>>91
一応メインは騎兵ですけど全然そういうのもありですよ       
というか基本過疎スレだと思うんでそんな厳密に騎兵に限っても仕方無いですし
むしろ個人的には現存する騎兵科が少ない以上今の騎馬警官なんかも
語れる人がいたらもっとレスしてくれちゃって構わないと思います
>>68とかなかなか興味深かったですしね
94名無し三等兵:2009/06/24(水) 22:04:03 ID:ulz7UsXp
騎馬警官か。馬術部の先輩が行ったな。
95名無し三等兵:2009/06/24(水) 22:37:30 ID:???
戦線を突破すると言う事ならば後継は機甲科だろ
96名無し三等兵:2009/06/24(水) 23:42:06 ID:???
いや、上の方のレスにもあるけど、歩兵側の胆と腰が座ってて、
しかもある程度の遠射火器もってれば、
少なくともいかに騎兵と言えどそうそう散兵線を突破は出来ないもんよ。

更に言えば、一口に騎兵と言っても、欧州標準では騎砲兵を除いても
4ないし5兵科に分かれ、所掌する任務も当然異なる。

だから上のレスにもある様に、
単に胸甲騎兵や槍騎兵の任務のみを受け継いだ戦車だけを騎兵の後継とするのは、
いささか皮相的な認識に過ぎないと思う。
97名無し三等兵:2009/06/25(木) 00:28:55 ID:???
>>96
言わんとすることは分かるが
>>95は戦線の突破という役割の後継が機甲と言っているんだから
そもそもそんなに>>96の考えとは食い違っていないと思うぞ
98名無し三等兵:2009/06/25(木) 00:35:05 ID:???
騎兵の後継になるもの全部上げたらどうなるよ
エンジンの付いたもので自走砲以外はみんな騎兵の血をついでるんじゃ…
99名無し三等兵:2009/06/25(木) 00:42:11 ID:???
例えば歩兵戦闘車や揚陸用水陸両用車は騎兵とは無関係じゃないかね
100名無し三等兵:2009/06/25(木) 00:51:23 ID:???
騎乗歩兵…は違うか
馬車で歩兵を輸送ってことはしなかったのかな、そういえば
101名無し三等兵:2009/06/25(木) 08:09:28 ID:k9VYlcDw
直系は航空隊でないか? WW1パイロットは騎兵出身率が高い。
役割以外に騎兵がエリート部隊だったというのもあろうが。

102名無し三等兵:2009/06/25(木) 09:06:35 ID:???
>>101
エリートってのもあるだろうし、騎兵にいく人はやはり「格好の良い」ところに行きたがる傾向がある気がする
103名無し三等兵:2009/06/25(木) 11:32:02 ID:???
>>100
>馬車で歩兵を輸送ってことはしなかったのかな、そういえば

王侯貴族とか上級将官の輸送や
ナポレオン時代には一種の救急車的役割を果たしたこともあるようだが
少人数ならまだしもある程度の大人数になると輸送効率も下がるし、
(観光地のトテ馬車みたく歩く速度と大して変わらなきゃ無意味)
そもそも道路状態(幅・路面)が良くないと使えない。
せいぜい撤退時輜重の荷馬車に便乗した位だろ。
104名無し三等兵:2009/06/25(木) 12:38:05 ID:???
独断と偏見承知で「現代に連なる騎兵の系譜」書いてみた

◎凡例:【騎兵兵科】(任務)⇒「後継兵科」

【胸甲騎兵】(敵前線突破)⇒「重戦車」⇒「戦車」

【槍騎兵】(敵前線突破と遮蔽歩兵の殲滅)⇒「擲弾兵」⇒「迫撃砲兵」
     (対騎兵戦闘)⇒「中戦車」⇒「戦車」

【戦列騎兵】(敵前線攻撃)⇒「中戦車」⇒「戦車」
             ⇒「地上攻撃機」⇒「攻撃ヘリ」

【龍騎兵(乗馬歩兵)】(敵前線後方への浸透+歩兵戦闘による残敵掃討)
           ⇒「戦車跨乗歩兵」⇒「機械化歩兵(IFV搭乗)」
           ⇒「落下傘orグライダー歩兵」⇒「空中機動歩兵」
    (緊急展開)⇒「車載歩兵」⇒「機械化歩兵(APC搭乗)」
          ⇒「空挺歩兵」⇒「航空強襲兵(含重装備)」

【軽歩兵】(偵察)⇒「偵察(捜索)部隊(含:威力偵察及び空中索敵)」
     (敵側面・後方からの襲撃)⇒「軽(or中)戦車」⇒「戦車」
     (対砲兵襲撃)⇒「軽(or中)戦車」⇒「戦車」
           ⇒「地上攻撃機」⇒「攻撃ヘリ」
     (追撃)⇒「軽(or中)戦車」⇒「戦車」
         ⇒「車載(or戦車跨乗)歩兵」⇒「機械化歩兵」
         ⇒「地上攻撃機(急降下爆撃機)」⇒「攻撃ヘリ」
     (戦線後方主要目標の攻撃)⇒「空挺部隊」⇒「航空強襲兵」
                  ⇒「急降下爆撃機」⇒「攻撃ヘリ」
                  ⇒「諸兵科連合部隊」⇒「OMG」
105名無し三等兵:2009/06/25(木) 14:56:19 ID:???
なんだ、この世は騎兵にあふれてるじゃないか
106名無し三等兵:2009/06/25(木) 16:08:23 ID:???
>>104
なかなか良いんじゃない?
×【軽歩兵】 ○【軽騎兵】だと思うがw

こうしてみると
やはり騎兵という兵科がある一つの兵科に変わったというよりも
軍事全般における機械化の進行の中で騎兵の持つ役割が
新たに生まれた各種兵器や兵科の中に発展的に受け継がれていった
と捉えるのが一番相応しいんじゃないかと思う
107104:2009/06/25(木) 16:53:05 ID:???
>>106
あ。本当だ欝死w

ま、要するにそういうことなんだよね。
で、裏を返せば我が国は列国で言う軽騎兵相当の「騎兵」1兵科だけだけど
そもそも欧州ではその騎兵自体が細分化してるんで
「騎兵」をひとくくりにしその後継が戦車だけ、って論調に
個人的に違和感を感じたんで。
108名無し三等兵:2009/06/25(木) 22:24:16 ID:???
ところで竜騎兵と龍騎兵のどっちが正しいんだっけ?
109名無し三等兵:2009/06/25(木) 22:32:32 ID:???
単純に新字体か旧字体かの違いだし、
"dragoon"(綴りうろ覚えw)の訳語で日本語に無い言葉だから
どっちもありでしょ。
110名無し三等兵:2009/06/25(木) 22:48:39 ID:???
>>109
dragoonで合ってると思う
昔どっかのスレで竜騎兵じゃないとダメだとかいうレスがあったんだが
別に日本語由来でも無いんだから気にすること無いやね
111名無し三等兵:2009/06/25(木) 23:31:51 ID:???
>>110
だよな〜。
で、dragoonが現役だった時代を考えれば、
¨empire¨を「帝¨國¨」と書くのと同じノリで「¨龍¨騎兵」ならまだしも、
「¨竜¨騎兵」の方にこだわる理由って何なんだろ?w
112名無し三等兵:2009/06/25(木) 23:43:56 ID:???
中国およびアジアの「龍」
西洋種の「竜」って感じだと思う

ファンタジーではそっちで分けている人も結構居る
まぁアジアでは龍は神に近い人智を越えた至高の存在だが
西洋じゃ悪役というか、悪魔の親戚みたいなものだからね

同じ扱いにすることに問題がある

最近のファンタジーは両方入り乱れているけどね
ちなみにアジアの龍は中国の龍が一番えらくて、指五本、半島やら接している国が四本、んで日本が三本となっている
昔の絵だとけっこうきっちり描かれているよ
113名無し三等兵:2009/06/26(金) 00:14:48 ID:???
へぇ〜
でも悪いけどそれ(¨竜¨と¨龍¨の使い分け)って、
ファンタジーノベル業界限定の「お約束」で、
一般的な国語の用法として定義付けられた、
例えば漢和辞典で区別されてるって訳じゃ無いよね?

まぁ東洋の竜又は龍が「いいもん」なのに対し、
西洋のdragonが「わるもん」なのは解るけどさ…
114名無し三等兵:2009/06/26(金) 00:15:15 ID:???
確かに龍には東洋的な竜には西洋的なイメージがあるね
龍の指の数が国で違うのは知らなかったわ

兵科としての竜騎兵は銃装備の乗馬歩兵って感じだけど
途中からは国によって重騎兵化したり軽騎兵化していったという認識で良い?
115名無し三等兵:2009/06/26(金) 00:43:29 ID:???
>>113
そりゃそうだろw
>>112もファンタジーではって断りいれてるしそもそも
竜騎兵に拘ってた奴にはそういうイメージがあったんじゃないかって話だから
116名無し三等兵:2009/06/26(金) 20:53:59 ID:???
メンアットアームズの
フランス竜騎兵の軍服がかわいすぎて困る
森の小人みたいだ
117名無し三等兵:2009/06/27(土) 00:02:26 ID:???
龍の話に便乗するが、日本の龍でもヤマタノオロチは悪龍の類じゃないのん?
118名無し三等兵:2009/06/27(土) 00:13:20 ID:HPQsamml
大ヘビは竜ではないのだね
119名無し三等兵:2009/06/27(土) 02:31:00 ID:???
大蛇(オロチ)は蛇だべ

たしかオロチかなんか忘れたが……なんとか言う蛇が長年生きて、龍の前段階となり
それがさらに長生きしてやっと初心者マーク付きの龍になったハズ

120名無し三等兵:2009/06/27(土) 02:36:09 ID:???
良スレ発見!
思えば軍事に興味を持ったのが故司馬遼太郎の 坂の上の雲 
だった自分には騎兵は特別な兵科だ。
旧陸軍が騎兵を廃止したのは彼らの舞台が満州、中国の平原だったからで
機械化装備相手ではポーランドのポモルスカ騎兵の運命同然だと彼ら自身が
予想したからじゃないかな。ノモンハンで騎兵が大挙して出てったら
エライコトになっていたのでは?
あと水の補給の問題もあるからチハ車は空冷だと聞いたことがある。
ソースは失念したスマン。
121名無し三等兵:2009/06/27(土) 03:27:07 ID:???
>>120
でも下馬戦闘になっちゃたりしたんじゃなかったっけ?
とは言っても武田の騎馬隊とか有名だけど実際は乗馬歩兵だったらしいし
日本において馬が騎兵として活躍した数少ない事例だね

>ノモンハンで騎兵が大挙
まぁ騎兵突撃とかかましでもしてたらやばかったろうね
でも索敵とか後方攪乱なら十分活躍できたんじゃなかろうか
そういうのは実際やってたんだっけ?
122名無し三等兵:2009/06/27(土) 04:30:04 ID:???
ハルヒンゴル戦時満州国軍には騎兵隊が居て、
モンゴル軍騎兵隊との小規模な戦闘に何度か勝利を収めた反面、
ソ連騎兵隊には苦杯を嘗め、部隊単位で寝返りを起こしている。

一方日本軍には「騎兵」部隊は居なかったが、
乗馬中隊を序列に含む第23師団捜索隊(隊長東中佐)が参戦している。

しかしこの部隊の戦績たるや悲惨なもので、
緒戦いきなり包囲殲滅の憂き目に遭い隊長以下部隊の大半が戦死。
再建後は日本側戦線最右翼のフイ高地守備に従事。
周辺の満州国軍騎兵隊が撤退する傍ら孤軍奮闘するも、
弾薬食糧の欠乏により後退を余儀なくされ、
東中佐後任の隊長である井置中佐は無断退却の責任を問われ自決に追い込まれている。
123名無し三等兵:2009/06/27(土) 18:33:10 ID:???
ソ連って戦車とかのイメージ強いけど騎兵も地味に強力じゃない?
コサックもいるしブジョンヌィの騎兵隊とか騎兵としてはかなり強い部類でしょ
124名無し三等兵:2009/06/27(土) 19:40:38 ID:???
元々があの通りだだっ広い草原の国だし、
敵もタタールとかトルコ系とかの騎馬系遊牧民族が多かったからなぁ。

逆に言えばそういう「伝統」があの大戦車軍団や、
機動性能を重視する戦車設計、
更には対騎兵戦の為に榴霰弾を平射≒対戦車射撃可能な各種火砲の設計や、
前の方のレスにある地上攻撃機の開発運用や攻撃ヘリへの発展、
ついでに言えば敵突出部翼側に側面攻撃かけそのまま包囲殲滅に持ち込む戦術の多用…
ってあたりに繋がっていくんだろうよ。
125名無し三等兵:2009/06/27(土) 23:49:36 ID:???
そうだねー、騎兵の国というより、機動力を生かした包囲や迂回を戦術の要に置いている、国って感じだから
道具が馬かどうかはそれほど重要でないかもしれん
126名無し三等兵:2009/06/28(日) 05:36:02 ID:???
機動重視にならざるをえない国土だからなぁ
馬やエンジンがなくても何かで走るだろう
127名無し三等兵:2009/06/28(日) 06:39:02 ID:???
赤軍は徒歩の歩兵でもやたら行軍速度が高い。
128名無し三等兵:2009/06/28(日) 16:00:23 ID:???
>>126
陸戦からはやや外れるが、ロシアには大小の河川が多く、
古くから河川水運が発達していた他、ピョートル大帝の時代以降、
川舟により移動する常設の歩兵/騎兵部隊が存在し、
黒海/アゾフ海/カスピ海を経てドニエプルやドン、ヴォルガを遡航し、
沿岸を荒らし回ったトルコ系やペルシャ系の匪賊、
あるいは河川流域のコザックや農民の反乱に対する緊急展開部隊として戦歴を重ねており、
後に海軍の接舷戦闘部隊及び沿岸警備部隊と統合され、
ソ連時代を経て現代も存続する海軍歩兵の前身となっている。

英米系の海兵隊が元を糾せば接舷戦闘部隊を上陸戦闘に転用したものであるのに対し、
ロシアの海軍歩兵は少なくともコンセプトの上では、
英米に先んじて「上陸作戦を行う緊急展開部隊」としての性格を備えていたとも言えようw
129名無し三等兵:2009/07/16(木) 23:46:07 ID:???
騎兵が乗る馬は雌雄は決まってたりするの?
馬の維持管理とか実際の運用上の細かい部分については分からないことが多い気がする
130名無し三等兵:2009/07/17(金) 09:17:11 ID:Oo7Yx3fI
馬匹のゆとりの有無とか、近代軍なのかモンゴルのように生産装置としての
肌馬も連れて行くのかとかによっても違うだろうし、一概には言えないかと。
普通には、牝馬は拍車に敏感でそっと扱う必要があるが、コマかな扶助にも
良反応。
牡馬と、セン馬でも種牡馬経験があると、フケ馬の傍では扱いづらい。
つまりは若くして去勢したセン馬が楽。
131名無し三等兵:2009/07/17(金) 19:45:44 ID:???
中世とか牝馬に乗る奴は玉無しヤロウ
みたいな風潮あるよね
132名無し三等兵:2009/07/17(金) 20:27:08 ID:???
「補給戦」を読むと馬ってとにかく大量の飼い葉がいるイメージが湧くなぁ
133名無し三等兵:2009/07/18(土) 02:10:10 ID:???
>>129
雌雄というか一応牡牝と言って欲しいところ
元の騎兵は基本牝馬だったと言われている(乳を食用とすることが可能だから)
134名無し三等兵:2009/07/25(土) 16:20:10 ID:???
以前乗ってた牝馬、発情がくると脚の扶助で感じちゃって動かなくなったぞ
135名無し三等兵:2009/07/25(土) 20:53:12 ID:???
騎兵戦闘は老河口作戦の騎兵第4旅団が最後かね。
中印紛争とか印パ戦争に有りそうなもんだけど。
136名無し三等兵:2009/07/25(土) 21:16:41 ID:???
アフガンで、って話があったような。
137名無し三等兵:2009/07/31(金) 01:23:18 ID:???
>>132
実際そうだろうね
騎兵てのは本当に高級兵科なんだよな
遊牧民を遊牧民たらしめているのも一つには飼料の問題じゃなかろうか
138名無し三等兵:2009/08/01(土) 06:03:35 ID:???

騎馬文化の特徴って、去勢ともうひとつ何だっけ?
139名無し三等兵:2009/08/01(土) 21:30:14 ID:???
遊牧に特化した生活かね>遊牧騎馬民族
幼い事から馬に乗り、弓で狩をしているし
馬の乗りこなしと、騎射の腕は、農耕社会の兵士よりは遥かに上手い

その機動力と戦闘力が、すぐれた指導者でまとめ上げられたら、そのまま強力な軍事勢力の出来上がり
140名無し三等兵:2009/08/15(土) 20:54:01 ID:7ImlxiiN
                                    ¶       ∧彡
                                    ( `Д)  彡 ・ \
書き込んでよぅ                           /丑/つヽ,)彡  人.ヽ.)
 ̄∨ ̄ ̄ ̄                            //丑/(三"'''--/'''" ̄
  ∧_∧                           =≡=( (**)─┘   ヽ
 ( ´Д⊂ヽ                        /   /  ⊇       )
⊂    ノ                       /    / ノ ノ ̄丶  ソ \
  人  Y                       /   /// /    \ ヽ\ .\
 し (_)                 [ 保守 ]    《_/ 《_/      ヽ/ラ丶/ラ

141名無し三等兵:2009/08/15(土) 20:57:07 ID:???
秋山好古最強
142名無し三等兵:2009/08/18(火) 23:46:41 ID:RX/PS5fA
銃声とか爆発音へはどうやって慣らすの?
騎兵の馬なら仔馬のころから聞かせれば良いかもしれないけど、
輸送用とかで徴用した馬なんかはその辺の問題あるんじゃ?
143名無し三等兵:2009/08/19(水) 01:57:53 ID:???
慣らすしかない。旧軍で将校下士官馬兵卒ゆーたのはそれもある。

(使い物になるまで、将校は大学出を一年、下士官は高校出を半年、
 馬は徴用して三ヶ月、兵隊は中卒を三日、訓練する必要があるので、
 軍での価値もそれに準じるとか。なお、学制は現代に置き換えてある)
144名無し三等兵:2009/08/19(水) 02:41:45 ID:???
鞭の音を使ったりね

騎馬警官隊では爆竹とか
145名無し三等兵:2009/08/20(木) 09:46:25 ID:???
>>121
>日本において馬が騎兵として活躍した数少ない事例だね

え〜??
日本では武士登場から戦国時代の終わりまで一貫して馬が騎兵として活躍してただろ。
長篠の合戦でも、「関東衆は馬上の戦いが得意だから、今回も馬を用いてかかって来た」って
当時の文献に書いてあるよ。
146名無し三等兵:2009/08/20(木) 11:23:53 ID:???
馬柵に武田の騎馬隊がw
147名無し三等兵:2009/08/20(木) 16:29:13 ID:???
「家康公は、滝川左近将監の軍の前に、騎馬武者の侵入を防ぐための柵を取り付けられた。」
〈原本現代語訳〉信長公記(上)

史料を読む限り、「馬柵に武田の騎馬隊」は正確な歴史認識。
148名無し三等兵:2009/08/21(金) 22:05:31 ID:TSJ1p7+k
うちのじい様に戦地で馬が銃声とかに怯えたり暴れたりしないの?と聞いたところ
馬も人間と同じように気分が昂るのでその辺の問題はないとの趣旨のことを
答えてくれた。
149名無し三等兵:2009/08/21(金) 22:40:53 ID:???
馬はえらいなあ
さすが何千年も人間と一緒だっただけの事はある
150名無し三等兵:2009/08/22(土) 00:12:57 ID:???
結局戦国あたりまであったいわゆる騎馬隊と
西洋の騎兵ってのはどの程度異なるものなんだ?
151名無し三等兵:2009/08/22(土) 00:32:25 ID:???
後ろからノコノコついてくる歩兵がセットになって扱われているかどうか
152名無し三等兵:2009/08/22(土) 10:09:23 ID:???
『〈十三世紀の倭寇〉と〈庚寅年以降の倭寇〉の今一つの大きな相違は、さきに見た規模の問題とも関連ある、
「組織化の程度」の問題である。すなわち、後者は前者と違って、敵地である高麗内陸深くまで侵攻し、
高麗の正規軍を連破しているが、これは〈庚寅年以降の倭寇〉が、優れた戦闘能力を有する、専門的な
武力集団であったことを示唆している。彼らの戦闘能力は、船舶と馬を利用した機動力によって支えられていた。
(中略)
 また、辛?五年(1379)五月に晋州を侵寇した倭寇は、騎兵七百と歩兵二千で構成されていたし、
同九年八月に槐山長延県(現在の忠清北道)に現れた時は二百余の騎兵だけで構成されていた。
このような騎兵は、作戦上の迅速な移動はもちろん、情報と掠奪した物資を運ぶ時にも有効に利用されたに
違いない。すなわち彼らは、人馬を船舶に載せて日本の本拠地から高麗の沿岸まで、あるいは河川を遡り、
侵寇目的地の近くまで接近し、上陸した後、そこからは馬を利用して移動と攻撃を行い、高麗の討伐部隊が
到着する前に素早く撤退する、という機動力を発揮していたと思われる。』
【倭寇と日麗関係史】 李 領 (著, 原著)  東京大学出版会 (1999/11)
153名無し三等兵:2009/08/23(日) 23:23:40 ID:???
>>151
つまり、騎兵隊と歩兵隊にわかれてるのではなくごちゃ混ぜだったという事?
確かに、日本で騎兵の機動力を生かした戦術はあまり聞かないような気がするが
154名無し三等兵:2009/08/23(日) 23:43:05 ID:???
>>153
衝撃力、突破力を生かした戦術が少ないって意味かな?
それは機動力の使い方の一部でしかないと思うよ。
それ以外にも機動力を生かした戦術はいくらでもあるじゃない。
155名無し三等兵:2009/08/24(月) 00:02:27 ID:???
>>153
いや、武士一人を徴用すると徒歩の兵が数人セットになって参戦するという感じな動員単位での話
戦場では、騎馬兵だけで動いたり歩兵との混成だったり、歩騎混成の部隊がいざ戦闘に移ると
騎馬兵だけ突出して結果的に分けられたりと色んなパターンがあると思う
156名無し三等兵:2009/08/24(月) 09:40:32 ID:???
そもそも、武士とは律令制下で創設された弓騎兵が、その圧倒的な軍事的優位によって
日本の支配階級にまで上り詰めたもの。
騎兵の機動力こそが武士の戦術の根幹だぞ。
157名無し三等兵:2009/08/24(月) 16:10:42 ID:???
おいおい律令体制下の防人や衛士等からなる軍団は平安時代初期には有名無実化し、
(だから¨令外官¨が作られる)
平安後期に封建制から生まれた武士との連続性は薄いだろ。

あと、騎馬戦術も蝦夷発祥の物を平安期武士が改良した訳だし。

で、騎馬戦術と言っても南北朝位までは基本騎射〜一騎打ち(元寇を見よ)で、
徒歩の武者(郎党)はその露払い程度。

南北朝の合戦に伴い南朝方が悪党を雇った事に伴う足軽や雑兵の導入で集団戦になっても、
大規模な騎馬集団同士の戦いは記録が無く、
有名な武田騎馬隊も実態は対歩兵の竜騎兵に近いだろう。
158名無し三等兵:2009/08/24(月) 17:15:46 ID:???
>>157
騎射〜一騎打ちなんて基本どころか、今昔物語に一例があるだけで、他の文献には一切登場しない。
中世の武士の合戦は、最初から騎兵の大規模な集団活用による戦闘だよ。
だから元寇でも、元軍に九州への橋頭保を築かせないまま撃退するという、完勝を収めることができた。
元寇の戦闘の様子を描いた蒙古襲来絵詞でも、明らかに集団による騎馬戦術で元軍を粉砕してるしな。
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroken3147/GALLERY/show_image_v2.html?id=http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/b7/50/kuroken3147/folder/1452530/img_1452530_56026483_1?1230676435

それから、南北朝の記録には双方数万騎という大規模な騎馬集団同士の戦いだらけだよ。
史料読んだことないの?
159名無し三等兵:2009/08/24(月) 20:09:01 ID:???
南北朝期まで騎射で一騎打ちって久しぶりに聞いたな。
160名無し三等兵:2009/08/24(月) 23:08:20 ID:???
>>158
太平記でも歩兵と騎兵を分けて運用してるしな

(軍勢を)三手に分かつ、一手には足軽の射手を勝って五百余人小塩山へ廻す、
一手をば野伏に騎馬の兵を少々交て千余人、狐河の辺に引へさす、
一手をば混(ひたす)ら打物の衆八百余騎を汰(そろへ)て(後略)

太平記 巻八 山崎合戦
161名無し三等兵:2009/08/24(月) 23:16:23 ID:???
歩兵と戦車のように、分離したり共同したりで性質の違った部隊になったんだろうか
162名無し三等兵:2009/08/25(火) 14:26:37 ID:???
>双方数万騎
誇張表現に思えてならないのだが
163名無し三等兵:2009/08/25(火) 18:31:14 ID:???
おまんき
164名無し三等兵:2009/08/25(火) 19:48:53 ID:???
>>162
よくわからんけど、きっと兵数だよねそれ
165名無し三等兵:2009/08/25(火) 21:08:23 ID:???
なんかあの時代って、「この兵数は信長の野望革新かなにかか?」と思うような兵数が平気で出てくるようなイメージ有るんだけど
166名無し三等兵:2009/08/25(火) 21:51:39 ID:???
多分大唐米のおかげ
167名無し三等兵:2009/08/28(金) 00:22:09 ID:???
>>160
考えてみると歩騎の分割運用はハンニバルとかの時代からあるような
封建制と国民国家での軍隊の性質の違いとかも考慮にいれないとそれ自体では説明つかない気が

>>165
自分たちの活躍を派手に見せるためとか単純に物語として迫力を出したいとか
宣伝のために数字にお手盛りってのは古今東西よくあるベタな手法じゃないか
168名無し三等兵:2009/08/29(土) 10:19:19 ID:???
>>167
騎兵の運用の変化は、国家形態による影響もあるように感じるけど
やはり、その時代の飛び道具の有効射程と密度(=火力かな?)と、
防具の防御力と目方、主戦場の地形の影響が大きいように思う
169名無し三等兵:2009/08/29(土) 18:14:42 ID:???
>>168
戦術レベルにおける運用の違いならそうだろう
170名無し三等兵:2009/09/03(木) 15:58:08 ID:???
縦隊の騎兵突撃って存在するの?
前列との玉突きになるのではと疑問で
もしあるなら馬と馬との距離ってどれくらい?
171名無し三等兵:2009/09/04(金) 00:59:47 ID:61wYV6V2
武器とか時代とか騎乗技術とかいろいろありそうだけれど、
突撃ってそんなに速くないと思っていい。たしえば今の馬術競技で、
馬場内の障害飛越で分速350〜400m、屋外で障害を越えていく
3日競技の三日目で、分速500m+程度。時速30km程度。
先を知っているコースで平らなところを飛ばしても、サラ以外では
時速50kmを越えるのは結構辛い。むろんサラは騎兵向きでない。
いずれも未舗装路だが整地路ね。突撃するのは平坦な土地ではあろうが、
整地路よりは下が悪いだろう。つまりまあ時速30km程度と思っていい。
それでも人間の突撃の倍以上だな。
時速30km程度とした時、三馬身だと少し窮屈だ。かといって、10馬身
やそれ以上となると乗り手にも判らなくなってくる。その場合は距離でなく
発進間隔を時間で調節することになろう。詰めて突撃する場合、
得物の長さにもよるがまあ数馬身というところがいいセンではないか。
腕と馬さえ良ければ0.5馬身で疾走させることも出来るし、玉突きは
あまり心配ない。ただ、前がこけたら後ろも人馬転するから・・・
172名無し三等兵:2009/09/05(土) 02:02:12 ID:???
乗馬歩兵って下馬した後の馬はどうするの?そこらへんに繋いどくの?
173名無し三等兵:2009/09/05(土) 02:12:01 ID:???
自衛隊にも騎兵科作って運用しようぜ
北海道に上陸したソ連軍機甲部隊めざして正面突撃だ!
174名無し三等兵:2009/09/05(土) 03:03:19 ID:???
ソ連って、どこのパラレルワールドの人だよ
175170:2009/09/05(土) 06:13:07 ID:???
>>171
丁寧に答えてくれてありがとう
ただ移動はそうだとしても、実際に攻撃する際
前列はどうしたって勢いが急激に衰えるはずだし
数馬身では、時速30km程度の速さでも方向転換は難しくないの?
ブレーキをかければ突撃の勢いを殺すことになって利点を失うのでは
176名無し三等兵:2009/09/05(土) 07:39:49 ID:???
>>175
ブレーキをかけるということは、突撃を中止したということなので
突撃の利点は気にしなくていい。

突撃を中止するパターンは
1.目標からの飛び道具による反撃によって無視できないダメージを受けた場合
2.目標の士気が維持され、突撃に対する反撃が考えられる場合

馬は、騎手がいくら拍車をかけようと、崩れていない敵陣には絶対近づこうとはしないので
序盤の移動で相手をどれだけ怖がらせるかが突撃を成功させるポイントになる

突撃の利点は「大きな獣が自分に向かって走ってくる」恐怖で
目標の士気を挫き、戦闘部隊としての能力を喪失させる事なのだ
177名無し三等兵:2009/09/05(土) 11:21:56 ID:???
「一馬走」ってどういう単位ですか?
178名無し三等兵:2009/09/06(日) 08:23:46 ID:???
>>176
なるほど
つまり重騎兵による騎兵突撃は敵が壊乱した状況にほぼ限り
抵抗をそれほど考える必要がないということなのか
あと最後にもう一つだけ質問させてもらいたいんだけど、騎兵突撃ってなんとなく
軽騎兵(弓)と同じようにヒットアンドアウェイで認識していて
常に動いているイメージを持っていたけど、その認識であってる?


179名無し三等兵:2009/09/06(日) 08:35:35 ID:???
>>178
あってる
騎兵の最大の利点は移動力であり、
立ち止まれば「的の大きい非装甲の(馬に装甲するのは稀)脆弱な部隊」でしかない
常に移動し続け、その機動力を持って目標の側面や後方などの有利な地点から
攻撃する機会を狙うのが騎兵の仕事

だから立ち止まって攻撃に晒されてしまうような運用は極力避けなければならない
たとえば士気が維持されている歩兵部隊と正面からぶつかるとか
180名無し三等兵:2009/09/06(日) 11:14:11 ID:???
>>179
となると騎兵(重)の役割は、戦果拡張および戦わせるというより
戦場を動かす事によって自軍に有利な状況を作り出す抑止力としての側面が
強いように感じる
いや、非常に勉強になったわ
連続した質問に親切に答えてくれてありがとう
181名無し三等兵:2009/09/06(日) 11:21:55 ID:???
実際の重騎兵の投入のされかたを見ると、決定力としての役割も大きいように思える。
182名無し三等兵:2009/09/06(日) 12:48:23 ID:edV+du1x
実際に自衛隊に馬はいるの?
183名無し三等兵:2009/09/06(日) 14:38:09 ID:???
>181
その“決定打”となる重騎兵の投入は、概して敵戦列が乱れてからだよね?
紀元前のアレキサンダー、恐らく最も初期の打撃戦力としての騎兵から、運用の基本は変わってない。
例外として中世の騎士なんかは、最初から突撃のみに特化してるような印象があるが……
実は印象だけで、騎士の戦いは、馬を下りて重装歩兵となったり、ゲリラ的な騎行なども多い。
184名無し三等兵:2009/09/06(日) 19:35:11 ID:???
>>183
アレクサンドロスの軍勢も軽騎兵と重装騎兵に分かれてるから。
敵戦列が乱れてから突撃ってのはその通りだけど、乱れさせること自体は歩兵と軽騎兵の役目。
馬を降りて重装歩兵になった一時期のフランス軍、エドワード黒太子の騎行
百年戦争で著名なこの二つ以外で一般的な戦例有ったの?
185名無し三等兵:2009/09/06(日) 22:05:22 ID:???
追撃にしか使えないんじゃ歩兵でいいんじゃ…とも思うけど、
その追撃が歩兵には不可能だからなぁ
186名無し三等兵:2009/09/08(火) 18:13:44 ID:???
日本の騎乗武士団による集団騎射
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/e_02.html
住吉鳥居を通り過ぎて赤坂に向かう途中の小松が原で季長は菊池二郎武房の一行と出会う。
総勢百余騎。
武房はすでに敵と戦い、たくさんの首をぶら下げて引き上げてくる途中であった。 (てのものふんどりあまたなり)
それを見た季長はいっそう奮い立ち蒙古軍に向かって駆け出すのであった。

菊池武房に破れた敵の本隊は,麁原へ退却した。
別の一隊は別府の塚原へと退却。
塚原から鳥飼の干潟へ進み本隊と合流せんとする蒙古軍を討ち取ろうとした季長は馬が干潟に脚を取られ逃がしてしまった。

http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/e_04.html
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/kotoba_03.html
敵軍は麁原に陣を構えて鐘を打ち鳴らしてひしめきあっていた。
季長の合戦は、麁原から鳥飼潟の塩屋の松原が舞台となった。
旗指が馬を射られて跳ね落とされたがそのままおきあがって走り出す。
季長以下3名も馬を失い痛手も被り、あわや一巻の終わりかとみえたところに、
肥前国御家人白石六郎通泰が後方より援軍を率いて攻め立てる。
たまらず敵は退却を始めた。
武士団に馬上から次々と矢を射かけられ逃げ惑う蒙古軍。

http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/e_03.html
敵を追って攻め入る三井三郎資長と退却する蒙古軍。

※蒙古襲来絵詞…竹崎季長が、元寇時の御恩奉行であった安達泰盛への鎮魂と報謝のために作った絵詞。

187名無し三等兵:2009/09/09(水) 16:42:14 ID:???
なんで鎌倉期までの日本は重装の弓騎兵が発達したんだろうか?
188名無し三等兵:2009/09/10(木) 03:14:49 ID:???
馬がまだ豊富にあった
武士階級の連中のなかに馬術、弓術に時間を裂ける連中が大量におりしかも組織的に訓練する時間とシステムがあった

だが応仁の乱を前後して強力な資金力で台頭してきた新興勢力に軒並みつぶされ
弓騎兵としての能力を維持できなくなった
バイト感覚の足軽を金で大量にそろえたほうが勝つ時代になってその役割を終えた
189名無し三等兵:2009/09/10(木) 06:38:23 ID:???
応仁の乱の前に騎射は廃れている。
190名無し三等兵:2009/09/10(木) 08:15:09 ID:???
応仁の乱を前後してwwwwwwww
191名無し三等兵:2009/09/10(木) 17:16:34 ID:???
騎射が廃れたのは
それまでの丸木弓や伏竹弓に代わって鎌倉時代末に
引き代が大きく射程の長い三枚打弓が普及した事により
甲冑に邪魔されて大きく引き絞れない騎射よりも
「足軽の射手」による歩射の方が射程の面から有利であったため
と近藤好和は主張している。
192名無し三等兵:2009/09/10(木) 18:37:16 ID:???
南北朝時代もそれ以後も減ったとはいえ一応戦場で騎射してるから
応仁の乱を境にするのは一応間違いではないな

この時代のロートル武士が「最近の若いもんは馬に乗って弓を引くこともできん。
それよりも腹立たしいのは足軽とか言う野党まがいの連中だ」と嘆く日記が残ってる
193名無し三等兵:2009/09/10(木) 18:54:55 ID:???
足軽っていうとこう、哀れな農民が殿様にむりやり徴兵されて〜
みたいなイメージがあるけど、実際には出稼ぎ略奪目的で自分から…っていう場合も多かったって
最近は聞くな

やっぱり44〜45年ごろのイメージを当てはめちゃってたんだろうか
194名無し三等兵:2009/09/10(木) 20:08:02 ID:???
鎌倉後期辺りで、既に打ち物を用いた合戦の話が珍しくないというから。
195名無し三等兵:2009/09/10(木) 20:14:37 ID:???
応仁の乱について語る ★乱の2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1216288567/
【治承】源平合戦総合スレ【寿永】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1159959809/
元寇総合スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1245701930/
196名無し三等兵:2009/09/11(金) 07:41:44 ID:???
なんだ近藤か…
197名無し三等兵:2009/09/11(金) 22:36:49 ID:???
近藤好和に何か問題が?
198名無し三等兵:2009/09/14(月) 10:59:29 ID:???
騎射ができる武士が打ちものをやっていたのと
騎射することができなくなった武士が打ちものしかできないのとはちがうよね
199名無し三等兵:2009/09/18(金) 23:42:41 ID:???
来れ我が友血に燃ゆる 胸の響に言伝てん 緑に映ゆる襟の色 あゝ憧のグルメット

曠野に躍る我が夢は 蹄の音に勇むかな 銀翼空を駆るとも 我に千里の駿馬あり

欧亜の天地蹂躙の 史上の華を今にして 見よ漠々の原頭に 馬躍らせん秋来る

妖雲西に向伏して 赤騎兵嘶く北海の ウラル颪の岸近く 吹くや扶搖の征露曲

興安嶺の日の御旗 長駆進めんモスコー府 コザックいかに驕るとも 我が鎧袖の一触ぞ

砂漠に落つる赤き陽の 果に極めん数百里 挺進死地に乗入れて 敵脅かす人は誰

雲霞の如き敵軍も 雨も霰の砲弾も 何か恐れん襲撃の 我が蹂躙の意気を知れ

鉄蹄高く地を蹴りて かざす秋水刺す処 靡く草木も斬伏せて 雄叫天に響く見よ

栄あれ騎兵永久に 進む科学に先駆けて 昔の人が夢にせし 天馬八千兵足りん

熱血凝りて集いたる 我等馬上の剣侠児 護国の誓い挺進の 門出の曲に歌うかな
200名無し三等兵:2009/09/24(木) 05:33:25 ID:???
↑反面、大正時代にはこんな戯れ歌も作られた。

(※出典:「軍歌 雄叫」…¨歩兵の本領¨の譜で)

「非馬狂」(中幼10期作)
一 騎兵志願のその人よ
伊達の眼鏡は六十度
腰には錆びたグルメット
萌黄もおかしスタ(※1)の色

二 頭の中は無一物
敵情判断何事ぞ
敵を見つけて待ってくれ
双眼鏡をかけるから

三 脚はなまくら腰は鉄
鞍上鞍下ひと心
馬の行方は我が行方
引っ掛けられた言い訳だ

四 襲撃の声猫を張る
前橋(※2)つかむ暇もなく
秋水かざして落馬する
嗚呼醜劣の騎兵隊
201名無し三等兵:2009/09/24(木) 05:49:06 ID:???
>>200続き

五 コザック兵がシベリアで
バキ(※3)づいたのは古いこと
今の世紀は二十だよ
空には飛行機飛んでおる

六 伝令、捜索、襲撃も
上から落とす爆破薬
騎兵なんかはそっちのけ
無用の長物のろのろと
七 実施学校あら何じゃ
日本スタコロ大学か
前の世紀の遺物なら
博物館に並ぶべし

八 篠原良平が喝破しぬ
騎兵は遥々旅順まで
戦さを見物しに来たと
うまい言葉を残したよ
九 もしも馬狂が軍人の
列に入れば調馬師も
我が軍人のはしくれだ
かくては危ない我が騎兵

〔注解〕
(※1)和製独語のsteinkopf:石頭から転じて馬鹿の意。
なお七番の「スタコロ」もほぼ同義。

(※2):鞍の前の部分

(※3):「馬狂」の短縮形。熱狂的騎兵志願者を指す。
202名無し三等兵:2009/10/12(月) 00:32:10 ID:???
対照的というかなんというか…
大正時代にはもう騎兵は古いみたいに言われてたんだなぁ
203名無し三等兵:2009/10/20(火) 23:45:44 ID:???
ちゅうか、航空草創期はどこの国でも騎兵が転科して活躍してる訳だが。いまじゃヘリコプターが昔の騎兵の役やってるし。
204名無し三等兵:2009/10/21(水) 08:35:47 ID:???
ナポレオンの時代は騎兵が花形だったなあ
1トンの馬に大男を乗せた胸甲騎兵の中央突破、華麗な軍装ユサール、黄金色の鎧を着たカラビニエ・・・
ワーテルローの騎兵1万の大突撃では歩兵と砲兵の援護が無いにかかわらず、
イギリス軍の方陣を半分近く壊滅させたんだよな
205名無し三等兵:2009/10/23(金) 20:17:23 ID:???
>>204
ナポレオンの時代はっていうかそれこそ19、20世紀入るまでは
騎馬、騎兵はずっと主要兵科だったし歩兵や砲兵より花形兵科だっただろう
あとナポレオン個人としては砲兵畑出身だし騎兵より歩砲の扱いに優れていた印象が強いな
ナポレオン軍で騎兵に優れると言えばミュラとかか?
206名無し三等兵:2009/10/24(土) 12:26:45 ID:???
その頃は、騎兵は花形ではないんじゃない?
ワーテルローは戦術的な失敗で、やむを得ずそういう状況になったんだし。
14世紀にクレシーで、仏騎兵が連携ミスから、英国の防御陣に散々にやられた
ことはナポレオンも知っていたはず。
ナポレオンが歩兵の扱いに長じていたというのは、同意。
正確には歩兵を基幹とした、兵科の組合せに長じていたというべきか。
歩兵の機動速度、弾薬の消費量も当時の軍隊としては抜けている。
207名無し三等兵:2009/10/24(土) 13:04:14 ID:???
ワーテルローに限らず、ナポレオン戦争期には騎兵が決定的役割を
果たした会戦は多いよ。
花形と言って差し支えないと思う。
クレシーやポワティエ、アジャンクールはほんとに特殊な少数例だから
あれで騎兵が陳腐化したわけじゃない。
(ナポレオンが知らなかったという意味ではない)

騎兵による正面戦闘が自殺行為になったのは、ライフル銃が主力になった南北戦争後期と思われ。
208名無し三等兵:2009/10/24(土) 13:49:46 ID:???
>>207
正解
209名無し三等兵:2009/10/25(日) 21:25:55 ID:???
>>206
連携ミスも何も兵数の優位に驕って長弓で固めた陣地に正面突撃かまして勝てるわけ無いわな
ちなみにその後のポワティエの戦いでは黒太子側が後置していた騎兵で側面を突いたことも勝因となっているぞ

国とか時代にもよるだろうが主力であり軍の基本となる歩兵に対して
突撃衝力、追撃速度を生かした切り札的な運用で活躍するのが(重装や胸甲)騎兵とも言えるのではないかと
とりあえず見た目に限れば馬に跨った華々しさで騎兵が花形と言って異論はないはずw
210名無し三等兵:2009/10/29(木) 14:23:15 ID:???
騎士の時代は4〜6mもあるパイク(長槍)方陣と火縄銃の火力で終焉したんだよな。
騎兵は主役の座を降り、槍を捨てピストルを主武器にするようになった。
三十年戦争ではスウェーデンが、隙を見て突っ込めばまだまだいけると
さらに軽量化した高機動の騎兵を編み出し大活躍した。

銃剣が発明されると歩兵の火力は増したが、パイクが廃れ騎兵への対抗力が低下した。
フリードリヒ大王の万能騎兵やナポレオン時代の胸甲騎兵、槍騎兵の復活などで騎兵は盛り返したが、
長射程で速射性に優れる後装式ライフルの登場で加速的に戦場での重要性を失っていった。
211名無し三等兵:2009/10/29(木) 18:32:17 ID:???
後装式の前のミニエー弾の登場で既に終わっていると言える。
212名無し三等兵:2009/10/30(金) 00:48:54 ID:???
漢代には、十騎かそこらで、千の単位の歩兵を翻弄したという伝説まであったのに
213名無し三等兵:2009/10/30(金) 04:27:19 ID:???
>>210
騎士というか重装槍騎兵の時代の終焉を歩兵側の強化でなくピストル騎兵の誕生によるものと
する説があった気がするが
214名無し三等兵:2009/10/30(金) 05:49:32 ID:???
どっちも影響あるんじゃね。フス戦争ではピストル騎兵に至近距離で撃たれて騎士涙目
歩兵に突っ込もうとしたらハリネズミみたいな槍衾
215名無し三等兵:2009/10/30(金) 06:44:50 ID:???
>>213
マクニールの『戦争の世界史』だね
216名無し三等兵:2009/11/04(水) 07:46:41 ID:???
あげ
217名無し三等兵:2009/11/04(水) 07:47:27 ID:???
間違えたぜ…
218名無し三等兵:2009/11/05(木) 04:36:48 ID:???
昔は騎兵を船で輸送できなかったとか勘違いしてる奴多過ぎな気がする。
何でだろう?
紀元前から普通に船で輸送してるのに。
日本でも湊川の戦いとかあるし。
219名無し三等兵:2009/11/05(木) 12:43:33 ID:YcZAcozA
競走馬を輸送する時の常識から見て考えられないからじゃね?
輸送熱でググってみ
220名無し三等兵:2009/11/05(木) 13:47:49 ID:???
>>219
競走馬の常識を適用すること自体、根本的に間違いだろ。
サラブレッドは走ることに特化した極度にデリケートな馬なんだから。
221名無し三等兵:2009/11/05(木) 16:43:44 ID:???
蒙古襲来では騎兵も輸送されてきてるね、日本では馬船を使った。
ただ、対馬海峡を越えるくらいならともかく長距離の航海は大量の飼料と船舶数が必要みたいだ。
ナポレオンのエジプト遠征でも輸送船280隻、歩兵38000に対して馬は1300頭しか輸送されてない。
旧軍でも飼料が山ほどで大変だったらしい。
222名無し三等兵:2009/11/05(木) 23:04:44 ID:???
蚕棚に詰め込んどける兵隊と違って、馬はものごっつうスペースを取るから大変だ。
223名無し三等兵:2009/11/06(金) 00:21:43 ID:???
1380年に高麗を襲った倭寇は兵船500隻で馬1600頭を輸送していた。
ナポレオンのエジプト遠征に勝ってるな。
224名無し三等兵:2009/11/06(金) 01:34:20 ID:???
クレフェルトの輸送戦によると、飼葉の必要量は12ポンド(5.5kg)/頭、
野生飼葉では1エーカー(約4000平米)/50頭だそうだ。
この数字を見る限り、1000頭規模の馬を海上輸送して、
そこそこの期間作戦に従事させるためには、
行った先の野生飼葉の状況が相当良くなければ無理だね。
225名無し三等兵:2009/11/06(金) 06:37:47 ID:???
>>224
クレフェルトの補給戦には、100ラスト(1ラストは約2トン)の小麦粉と300ラストの飼料を詰め込むのに
たった9隻の船で足りたと書いてあるだろ。
1頭が1日5.5kgなら1000頭で5.5トンだから、300ラスト(約600トン)の飼料を輸送すれば、
それだけで109日間作戦に従事させることができる。
しかもこれは河川用の船の数字で、大型の外洋船ならもっと輸送量を増やせるだろ。
計算すればわかるけど、船の輸送量って圧倒的に大きいから、兵站面では海上輸送の方が楽なんだよ。
226名無し三等兵:2009/11/06(金) 09:15:33 ID:???
12ポンドの内訳出てます? 濃厚飼料と粗飼料の合計なのかどうか、
粗飼料は乾草だろうけど、すると水もかなり要る。全部あわせて12
ポンドで足りるとは思えないので。
むろん、品種や使役状態によっても大違いではあるんだけど。
227224:2009/11/06(金) 11:22:42 ID:???
>>225
そりゃ飼葉を運ぶことは、不可能じゃないだろうけど、
船は容積トンで表すように、目方より嵩が問題で、比重の軽い飼い葉なんかは、効率が悪くコストがかさむし、他に運びたい機材もある
初回はともかく、運び続けるのはなかなか困難だと思うよ

>>256
ここで言うのは単身(たんみ)の干し草でしょうね、濃厚飼料=穀物=人の食い物ですから、よほど余剰が無ければ、戦場では与えないと思います
228名無し三等兵:2009/11/06(金) 13:32:59 ID:???
>>223
日本から輸送したにしては馬大杉、規模デカ過ぎなので
日本人主体の倭寇ではなかった可能性が高い。
少なくとも元人や高麗人の協力者がいたはずなので
馬は近場の馬産地だった済州島から輸送したのじゃなかろうか
229名無し三等兵:2009/11/06(金) 13:48:05 ID:???
>>227
これは日本の例だけど、「軍侍用集」では乗馬1頭の飼料が1日に大豆3升、小荷駄馬だと1頭1日に大豆2升
ってことになってるから、干し草だけとは限らないよ。
それから、「太閤記」では九州征伐の際、30万人分兵糧と馬2万頭分の飼料1年分を兵庫尼ヶ崎辺から
送ったことされてる。
馬2万頭を1年間作戦に従事させるだけの飼料も、海上輸送なら送れるってことだろ。
230名無し三等兵:2009/11/06(金) 14:37:02 ID:???
>>228
だから、昔から馬は普通に海を輸送されてたんだよ。
ピサロがインカ帝国征服した時だって、スペインから大西洋越えて運ばれた馬が大活躍だったろ。
倭寇が1600頭程度の馬を日本から朝鮮半島へ輸送したって何の不思議もないの。
231名無し三等兵:2009/11/06(金) 15:28:49 ID:???
>>230
忠南攻めるのに日本から直接は攻めないような
馬の出所が日本の可能性は十分あるけど、海のネットワークを過小評価してないか
232名無し三等兵:2009/11/06(金) 19:55:22 ID:???
>>229
糸引き納豆の誕生も飼料用の大豆の輸送中という話があるもんな
233名無し三等兵:2009/11/06(金) 20:32:16 ID:???
単味だな。使役するには粗飼料だけでは足りんし。
12lb/day/headは濃厚飼料主体と解してよいか。大豆と麦の差、
馬格の差など考えると。

動き回るウマも嵩張る飼料もウェイトよりボリュームウェイトが基本では
あるな。
234名無し三等兵:2009/11/08(日) 07:55:03 ID:???
百年戦争の頃のフランスの騎兵はなんであんなに役立たずだったの?
戦場がインフレしてるナポレオン戦争の頃のほうがまだ活躍してるよね
235名無し三等兵:2009/11/08(日) 18:47:18 ID:???
>>234
イングランド側が、騎士が突撃しにくい地形を選んだから。
泥濘地や狭路に殺到させて、前方には杭をずらり。それらを超えて突っ込んできても減速するよう高台に陣取る。

イギリスは満足に騎士が揃ってなかったからこうするしかなかったんじゃね?
ロングボウと、ビルという重い矛を持った重歩兵が主力だし。
ちなみにロングボウ兵は結構な割合で移動時馬に乗っていて、戦場に着いたら降りてたらしいw
236名無し三等兵:2009/11/09(月) 13:37:52 ID:???
イングランドは百年戦争の前にバノックバーンの戦いで強固な歩兵陣に騎兵が突撃するのは
単なる自殺行為だと学習していたからな。
百年戦争の時代には、戦闘になったら騎士は下馬するのが基本で、敵陣が崩れるまで
騎兵の役割なんてほとんど無いだろ。
237名無し三等兵:2009/11/09(月) 14:05:55 ID:???
フランスの騎兵が名乗りも上げず陣形も作らずいきなり突撃したら
イングランド軍大慌てでボロ負けしたなんて事もあったけどね
238名無し三等兵:2009/11/09(月) 19:36:59 ID:???
モンゴル〜華北でも鉄騎または甲騎と呼ばれた装甲騎兵が大量にいたよね。
馬鎧を着けた3騎を革や鎖で繋いだ金の連環馬なんて、突撃すれば大抵は敵の戦列に穴が開くというほどのもの。
穴が開いたところに一気に甲騎を殺到させて連戦連勝。
宋も斧で馬の足を薙ぐ戦法でなんとか対抗してた。
モンゴル軍も弓騎兵で削ったり偽装退却をして、疲弊したところを4割を占める重騎兵の突撃で決着をつけるという戦法だった。
239名無し三等兵:2009/11/09(月) 19:54:26 ID:???
それぞれこんな戦法だったらしい
宋・・・三列横隊の歩兵戦列の両側に、衝騎という文字通り敵を衝き破る甲騎を置いていた。馬同士が重ならないよう幅広く横隊をとって突撃
遼・・・5〜700騎程度の複数の重騎兵部隊が交代で突撃し、敵のどこかが崩れると一斉に突っ込んだ。
金・・・1隊50騎で、前列20騎が装甲騎兵、後列30騎が弓騎兵。やはり弱点を集中突破する戦法。切り札として連環馬(拐子馬)を持つ
西夏・・・古代の戦車のごとく戦列全面にわたって装甲騎兵を配置し、敵が崩れれば弓騎兵や歩兵が続く。
240名無し三等兵:2009/11/09(月) 20:50:36 ID:???
何故、百年戦争のフランス軍がイングランド軍の防御陣に攻撃をしかけたか?
というのは当時の戦争のルール上の制約もあったので、一概に愚かとは言えない面がある。
241名無し三等兵:2009/11/10(火) 00:26:20 ID:???
あと、緒戦はイギリスが攻囲側、フランス側が解囲側に回って、戦場選択のイニシアチブをイギリス側がもってるしね
242名無し三等兵:2009/11/10(火) 08:17:51 ID:8c4mDZE0
>>240
ルールってどんなの?
243名無し三等兵:2009/11/10(火) 08:20:43 ID:???
名乗り上げるとかじゃね
244名無し三等兵:2009/11/10(火) 11:44:36 ID:???
各勢力の参加部隊は最大99、最長100ターンまでとか?
245名無し三等兵:2009/11/10(火) 19:35:58 ID:???
>>242
或る都市が攻囲を受けた時、一定期間内に援軍が到着しない、解囲されない場合
その都市は開城して降伏する(代償として有る程度生命財産が保障される)。
封建時代で未だ王権が弱く、安定していない時代の都市の自衛策みたいなもの。

この慣習により、イングランド軍は都市を囲むことで、フランス軍に会戦を
強要することが可能だった。

百年戦争のイングランド軍は常に補給に苦しんでおり、兵力的にも劣勢だったことから
会戦を望まざるを得なかった。
障害物や壕を構築し、歩兵・弓兵・騎兵が固めた陣形は本質的には防御の姿勢であり
"相手が攻めてきてくれる"ことが前提になっているが、上記のような制約も成功の要因の一つ。
クレシーやポワティエの後にも、長弓兵の陣形が力を持ち続けた理由でもある。
以上は百年戦争前期の話。
246名無し三等兵:2009/11/11(水) 08:03:06 ID:???
>>245
サンクスよくわかった

でも自国領内で英軍に誘致され、堅固に準備された防御陣を攻撃した仏軍は、時代背景と無関係にやっぱり愚かにしか思えんかった
247名無し三等兵:2009/11/11(水) 19:11:21 ID:???
とは言っても、じゃあ攻撃しなければどうなるか?(会戦に応じなければ)というと
座したまま、軍事的な策源であり、農業の中心地であり、交易・交通の拠点を失うことになる。
もっと悪いのは各都市・各諸侯が「王は守ってくれないからイングランドに付こう」という考えに傾いてしまうこと。
王が掌握している権力・兵力・経済力が未だ小さい封建制度でこれは致命的。
"自国領内で"というより自国領内だからこそ、救援の懇願には応じざるを得ない。
248名無し三等兵:2009/11/11(水) 22:34:46 ID:???
無防備都市宣言してもらえば政治的な意味で守る必要がなくなる。
だからどんどん無防備都市宣言してくれって緑が言ってた。
249名無し三等兵:2009/11/11(水) 22:45:12 ID:???
面と向かってしまったら長弓とクロスボウの連射の差で
フランス側は自分から攻めなきゃいけなくなって
地理的優位の差もあり騎兵が突撃→返り討ちのパターンで連戦連敗に陥ったのかね
250名無し三等兵:2009/11/22(日) 13:16:13 ID:???
あげ
251名無し三等兵:2009/11/30(月) 23:00:53 ID:???
>>246
クレシー戦の前にたしか黒太子は騎行戦術であちこち略奪みたいにして
挑発して会戦にもちこもうとするようなこともしてたと思う
252名無し三等兵:2009/11/30(月) 23:14:15 ID:???
やってるね。
挑発プラス本当に金が無いという理由も有った。
253名無し三等兵:2009/12/02(水) 00:10:12 ID:???
従軍商人とかもいたけど戦争状態のほうが敵領の物資で軍が養えてお得ってケースもあったようだね
士気とかは特に略奪認めないと維持が大変だったようだし今の先進国軍とは別次元の世界
254名無し三等兵:2009/12/02(水) 00:18:13 ID:???
あの時代は領内に敵軍が活動してると、どんどん耕地が荒廃していくので、
それが講和の主因だったりするわけで、徴発、略奪はごく普通
ま、そもそもWWUの米軍以前の軍隊で、敵地の徴発によらずに
兵站維持できた例はほとんどないんじゃない?
255名無し三等兵:2009/12/02(水) 09:36:53 ID:???
なんで現代の軍は徴発や略奪しなくて済むようになったんだ?
256名無し三等兵:2009/12/02(水) 10:00:58 ID:???
輸送機械の発達で物資の大量輸送ができるようになったから
257名無し三等兵:2009/12/03(木) 14:58:25 ID:???
日本は品種改良で欧米の馬と掛け合わせて、もっとガタイの良い馬力のある馬を育てようと思わなかったのだろうか。
九〇式野砲や十榴の牽引用としては、馬格が貧弱すぎる。
しかし実際は中国戦線にしろ南方にしろ、馬も現地調達だったりするんだけど。
258名無し三等兵:2009/12/03(木) 18:48:07 ID:???
必死でやってるけど、とても間に合う数は用意出来ません。
陸軍としては自動化したかったんだろうなぁ。
十五榴は当時としては野心的な試みだったのか。
259名無し三等兵:2009/12/03(木) 20:02:05 ID:???
>>日本は品種改良で欧米の馬と掛け合わせて

明治陸軍のメインテーマの一つですが。岬馬なんかはその名残。
種馬は輸入できる。問題は肌馬なのよ。数が要る。
260名無し三等兵:2009/12/03(木) 22:23:12 ID:???
そもそも貧乏で馬の数をそろえられないしね。
WW2頃には軍馬の高齢化が激しかったようで。
261名無し三等兵:2009/12/04(金) 08:46:23 ID:???
WW2の頃なら、馬なんていらんだろ
自転車で十分
262名無し三等兵:2009/12/04(金) 12:53:14 ID:???
自転車だと兵しか輸送できないだろ
263名無し三等兵:2009/12/04(金) 13:25:18 ID:???
うちの自転車は、毎日大量の米や野菜を運んでますが、何か?
264名無し三等兵:2009/12/04(金) 15:39:04 ID:???
>>263
君の自転車で1個分隊を何日飲み食いさせられるだけの荷物を積んで一日何キロメートル進めるの?
265名無し三等兵:2009/12/04(金) 16:26:37 ID:???
http://picasaweb.google.com/lh/photo/XQ1wrF8VShCMHFtQbUYZdw

1個分隊って何人とここで考えているかは知らないのだけど、無反動砲に三脚架と米三袋を積めるみたいです。
押して歩きます。ハンドルには木の枝をくくりつけて伸ばして脇から操作する。
266名無し三等兵:2009/12/04(金) 21:59:08 ID:???
馬と荷車が使えるならそっちのほうが効率が良いんだよ。
267名無し三等兵:2009/12/05(土) 14:20:17 ID:???
兵が自転車転がしたり荷車を引くのはどうしたって余計な体力の消耗が伴うから
馬や機械でそういう重労働が代替できるならそのほうが良いだろう
268名無し三等兵:2009/12/05(土) 14:56:56 ID:???
馬一頭と兵隊一人ってどっちが金掛かるのかね
269名無し三等兵:2009/12/05(土) 15:23:57 ID:???
馬は平時の維持が大変。
270名無し三等兵:2009/12/05(土) 15:43:24 ID:???
人間だろ
271名無し三等兵:2009/12/05(土) 15:58:44 ID:???
272名無し三等兵:2009/12/05(土) 23:27:52 ID:???
馬の維持に必要なエネルギー:兵の維持に必要なエネルギー
一馬力に対して必要な兵員の数・・・・・・
こういうのを算出してみた人っていないのかねぇ
273名無し三等兵:2009/12/06(日) 13:24:47 ID:xEyCUnCr
昔の陸軍はたいていやっていると思う。問題は、気候・地形や農産物など、
時代と地域の事情に強く影響されるので、一般論に落とし込むのが難しい点。
運動強度とカロリーだけなら、ヒトもウマも判ってる。でもそれだけでは
何も判らないわけで。
274名無し三等兵:2009/12/06(日) 13:40:40 ID:VLHP2sU3
明治期には軍艦かってきたりするくらいだから西欧の軍馬たくさんかってくりゃよかったのに
275名無し三等兵:2009/12/06(日) 13:49:40 ID:???
>>274
最高に頭の悪い発言をして下さいin軍事板
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1230365373/
276名無し三等兵:2009/12/06(日) 13:53:59 ID:uNIOeAEv
1943年のイタリア戦線では、山岳陣地制圧のため、
わざわざ兵站自動車隊を、険路でも通過できる駄ラバ隊に改編したというが・・。

たしか最近までイタリアの山岳連隊には駄ラバ隊があったと思うが。
今はヘリコプターで代用してるのかなあ?
277名無し三等兵:2009/12/06(日) 15:11:46 ID:???
将来的にはbigdog騎兵に改編されるのだろうか。
278名無し三等兵:2009/12/06(日) 16:55:08 ID:???
>bigdog
そういえばドイツ第三帝国の軍楽隊にはティンパニが編成に含まれており、
騎兵部隊の軍楽隊の場合演奏者の鞍の前にティンパニを載せてたが、
同時期の絵葉書で、歩兵部隊の(飾り幕が歩兵兵科色の白)軍楽隊のティンパニを、
セントバーナードと思しき大型犬が引いている題材の物がある。
何分写真では無く絵なので、実在してたかは不明だが…。
279名無し三等兵:2009/12/07(月) 17:17:52 ID:???
”musikkorps pauke”でググったらそれっぽい映像があった。>犬引きティンパニ
http://images.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://upload.
wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/26/Paukenhund.JPG/
300px-Paukenhund.JPG&imgrefurl
=http://de.wikipedia.org/wiki/K%25C3%25B6nigsberger_Paukenhund&usg
=__R6YfY8UCnHHSF4CvgJaK6To0eh0%3D&h=197&w=300&sz=22&hl
=ja&tbnid=b7sBPQPY2zi3ZM:&tbnh=76&tbnw=116&prev
=/images%3Fq%3Dmusikkorps%2Bpauken%26gbv%3D2%26ndsp%3D18%26hl%3Dja
%26sa%3DN%26start%3D90&q=musikkorps+pauken&gbv=2&ndsp=18&sa
=N&start=99
ちなみに騎兵音楽隊の場合こうなる。
http://images.google.co.jp/imglanding?imgurl
=http://www.brandenburghistorica.com/CDS/0854424001033.jpg&imgrefurl
=http://www.brandenburghistorica.com/traditional.html&usg
=__Qo2ubTRgJ4MZpiWhlbgoOhavp1k%3D&h=483&w=483&sz=74&hl=ja&tbnid
=c3j7TEK8_J43FM:&tbnh=129&tbnw=129&prev
=/images%3Fq%3Dmusikkorps%2Bpauken%2Bwehrmacht%26gbv%3D2%26ndsp%3D21%
26hl%3Dja%26sa%3DN&q=musikkorps+pauken+wehrmacht&gbv=2&ndsp=21&sa
=N&start=12
280名無し三等兵:2009/12/08(火) 09:48:39 ID:???
騎兵の本質は何なんでしょうな
281名無し三等兵:2009/12/08(火) 09:57:57 ID:???
端的に言えば機動力と衝力だろう。
282名無し三等兵:2009/12/08(火) 13:28:22 ID:RkmfVLIV
散開した歩兵を馬蹄で轢殺しまくること。暴れ馬の恐怖。
283名無し三等兵:2009/12/08(火) 18:03:49 ID:???
ロマン溢れる兵科
284名無し三等兵:2009/12/08(火) 18:39:40 ID:???
>>280
時代によりけり
285名無し三等兵:2009/12/08(火) 22:17:26 ID:834kgTWJ
習志野の第一空挺団とか、ロシアのジェルジンスキ師団みたいに、
秋山空挺騎兵団とかにして欲しい。
ロシアのスペツナズにはドンコサック挺進連隊とかあるらしいし。
286名無し三等兵:2009/12/08(火) 23:54:36 ID:???
モンゴルの馬ってどうよ。
小さいけど、かなりの傾斜でも登攀可能だという話だが。
287名無し三等兵:2009/12/11(金) 18:24:24 ID:???
一ノ谷の義経や木曽義仲は、本当に馬で崖を駆け降りたりしたんだろうか。
馬の方でビビって言う事聞かないような。
288名無し三等兵:2009/12/12(土) 01:36:17 ID:???
289名無し三等兵:2009/12/15(火) 22:19:18 ID:???
>>288
すごいな
ここまでできるとは知らなかった
正直俺はお馬様のポテンシャルを甘く見てた
290名無し三等兵:2009/12/17(木) 01:45:27 ID:???
もう「武田騎馬軍団(笑)」なんて言わないよぜったい
291名無し三等兵:2009/12/17(木) 14:33:44 ID:???
>>90なんかも凄い
292名無し三等兵:2009/12/17(木) 21:24:12 ID:???
好古さんのひ孫弟子として申し上げる。アレは凄いが、撮影のために頑張った
と思うが吉。何百騎に現場で実用させるのとは違う。
一騎二騎なら、というのが、大元帥閣下の御乗馬が閲兵中ずっと、いい姿勢で
立っていられるようにという調教で、碁盤に乗せる、というのがある。
やればできる(農業高校の生徒さんたちが牛にやらせていいるのと同じ)が、
本番の閲兵時には碁盤より広い範囲で踏ん張ってもらう、みたいなもの。
293名無し三等兵:2009/12/17(木) 21:26:27 ID:???
誤爆?
294名無し三等兵:2009/12/17(木) 23:44:15 ID:???
いや、誤爆ではないでしょう。つまり、騎兵連隊の馬全部が急崖から降りられるわけではなく
撮影のために特に選ばれた乗り手が練習しといて成果をカメラの前で披露した という見解なのだと思います。

実地にやっている詳しい方がスレに来ているとはびっくりしました。
295名無し三等兵:2009/12/21(月) 22:56:48 ID:???
>280
これである、と拳骨で傍らの窓ガラスを突き破るんだな。
割れたガラスで怪我をするかもしれないが窓は突き破ることができる。
296名無し三等兵:2010/01/11(月) 01:35:58 ID:RD7lpCLM
乗馬が建物の階段をこともなげに上っていってびっくりしたな
馬ってけっこうバランス感覚いいかも
297まー:2010/01/11(月) 05:26:12 ID:???
馬の研究は10年ぐらい前に熱中したけど意味無かった、馬は人間の事分かんないんだろうか?
298名無し三等兵:2010/01/11(月) 10:37:55 ID:???
馬って知的レベルを測る迷路実験でタコと同じくらいの成績らしいじゃん。
けっこう賢い生き物なんだよ。
299名無し三等兵:2010/01/11(月) 11:16:50 ID:???
哺乳類どころか脊椎動物ですらないタコと比べて賢いと言われてもなあ、
馬鹿にされてるとしか思えん。
300名無し三等兵:2010/01/11(月) 13:34:29 ID:???
脊椎動物でも、ガラス瓶の中身を視認した上で蓋を空けて中身を取り出せる奴はそうはいない
蛸は無脊椎生物の中で最も頭のいい生物として知られているのだ
頭のよさで蛸に負けてる脊椎動物はゴマンといる
301名無し三等兵:2010/01/11(月) 18:05:00 ID:???
>>296
なんかのスポーツ大会でアラブの王族が聖火台に向かう長い階段を馬で駆け上がったよね
怖くて見てて背中がざわざわしたよ
帰りはどうしたんだっけ…?
302名無し三等兵:2010/01/11(月) 20:55:03 ID:???
馬だとでかい迷路が要るな
303名無し三等兵:2010/01/12(火) 08:13:35 ID:???
小さい馬を用意すればいいんだよ
304名無し三等兵:2010/01/16(土) 19:52:12 ID:???
>>300
そう言えば最近メジロダコが道具を使用している事が確認されたな。
脊椎動物でも道具を使えるのは猿やイルカや鴉ぐらいじゃないか?
305名無し三等兵:2010/01/16(土) 23:52:34 ID:???
猫は人をアゴで使うぞ
306名無し三等兵:2010/01/17(日) 00:51:20 ID:???
ウチの犬は
飼主にボールを投げさせて、飼主に拾わせる
307名無し三等兵:2010/01/17(日) 01:23:50 ID:???
308名無し三等兵:2010/01/20(水) 08:53:46 ID:???
じゃあ「うっせーよタコ!」みたいな暴言は相手を誉めてる事になるのか
309名無し三等兵:2010/01/20(水) 09:31:06 ID:???
その暴言はタコが頭がいいことが知られる前にできた言葉なので

あと、知性の低さより容姿や行動を指して(ry
310名無し三等兵:2010/01/21(木) 01:06:59 ID:???
>>307
騎兵が密集隊形で突撃したら危なそうだね
311名無し三等兵:2010/01/23(土) 01:08:02 ID:???
さすがに競馬ほどのスピードで突っ込むことはあまり無いと思うが
馬の足を薙ぐ武器で崩す戦法は実際あるね
312名無し三等兵:2010/01/23(土) 10:19:22 ID:???
馬のスピードは
常歩・速歩・駈歩・襲歩
の四段階でおk?
313名無し三等兵:2010/01/23(土) 17:32:20 ID:otB3ttTB
>311 312 競馬は60-70km/h、不整地での突撃はまあ30km/h程度かそれ以下。
その四つは歩様、しかも英語からの翻訳チック。ウォーク、トロット、
キャンター、ギャロップ。
システマティックには、並歩、速歩、駈歩があり、それぞれに、短縮・尋常・
伸長(まあ、歩幅の大小と思って。ピッチはあまり調節が利かない)がある
から9段階。伸長駈歩で、「一本の足も地面についていない瞬間があるもの」
を襲歩・ギャロップという。そして速度は逆転がある。同じ個体でも
短縮駈歩(特に「四節の駆歩」)より伸長速歩のほうが速い、とか、
足踏み速歩チックなピアッフェやパッサージュは伸長並足以下とか。
314名無し三等兵:2010/01/23(土) 18:10:48 ID:FxLOUZ9Y
秋山のガラス割りは(司馬先生のおかげで)有名だけど
あの時点ではもう時代遅れなんじゃないの?
日露戦争でも、騎兵というより乗馬歩兵として運用されてるし。

あと、「コサック騎兵は世界一」(by NHK)の連呼は
恥ずかしいからやめろ!
315名無し三等兵:2010/01/23(土) 20:50:46 ID:???
それまでは世界一だと思われていたが、実際戦争が始まってみると
字も読めなくて地図が分からない兵隊の集団だったってのが明らかになった。
だから日露の時点での評判としては間違ってないんじゃないの。
316名無し三等兵:2010/01/24(日) 01:39:24 ID:C1vR9Zk7
北方戦争でもナポレオン戦争でも
不正規兵としては使えるというレベルで
「世界一」なんて冗談じゃないぞ。

「字も読めなくて地図が分からない兵隊の集団」なんて
エルマークのシベリア遠征の頃からとっくに明らかだろ。

じゃ当時の「騎兵世界一」はどこか?と聞かれると困るが・・・
伝統のフランス騎兵、実戦経験でアメリカ騎兵あたりか。
317名無し三等兵:2010/01/24(日) 09:09:28 ID:???
だから、そう思われてたって話だろ。
318名無し三等兵:2010/01/24(日) 12:59:22 ID:???
清に対する「眠れる獅子」みたいなもんか
319名無し三等兵:2010/01/24(日) 20:33:35 ID:C1vR9Zk7
>>317

だから、「当時」でもそう思われてはいなかったって話だろ。

「ロシア陸軍最強!」ならまだ許容範囲だが、
「コサック騎兵世界一!」とか、「バルチック艦隊の脅威」とか
正直しらけるんだよ。

相手を持ち上げておいて、「そいつらに勝った俺たちが、実は最強」
とやるのは、エゲレス人の手口だがな。


320名無し三等兵:2010/01/24(日) 20:36:04 ID:???
日本じゃそうだったってことだ。
321名無し三等兵:2010/01/24(日) 20:40:42 ID:???
バルチック艦隊の内実が明らかになったのは海戦後であり
ことに「ツシマ」の出版が大きい。
だから、「バルチック艦隊の脅威」が日本国内でも他の諸国でも
盛んに言われていたのは別に間違いじゃない。
日本海軍が負けると思ってる国のほうが多かったしな。
(乗船した観戦武官の数にも現れてる)
322名無し三等兵:2010/01/24(日) 21:41:56 ID:C1vR9Zk7
>>320
現代日本で連呼すんなって。

>>321
一般大衆レベルはともかく、軍事関係者がみれば、バルチック艦隊に
勝機がないのは、当時からかなり明白。ただ、捕捉失敗の可能性は
大きかったから、日本の勝利が保障されてるわけではないが・・・

観戦武官に派遣先の選択権があるわけじゃないから、数で比較されてもな。
「ロシア海軍は危険だから日本海軍に派遣してください」というわけには
いかんでしょ。
ロシア語が話せる将校と日本語が話せる将校の数の違いもあるし、単純に
出港地が近いという理由もあるだろ。
323名無し三等兵:2010/01/24(日) 21:53:47 ID:???
>>322
当時の状況を心情を含めて説明するには適切。
講談みたいなもんよ。
小説原作のドラマだぜ?

違う違う。
派遣してきた国が少なかったという話じゃない。
それは別に彼我で差が大きいわけじゃないから。
連合艦隊とバルチック艦隊とでは「乗船した」観戦武官の差が大きいんだよ。
だから、出港地の違いは関係無いし、言語の違いも決め手ではない(大体、基本遣り取りは英仏語だ)。
当時の軍関係者には分が悪いと思っていた者も多かったってこった。
324名無し三等兵:2010/01/24(日) 22:07:03 ID:???
かゆうま
325名無し三等兵:2010/01/24(日) 22:13:57 ID:C1vR9Zk7
小説原作のドラマだぜ?
326名無し三等兵:2010/01/24(日) 22:15:57 ID:???
だからどうした?
327名無し三等兵:2010/01/24(日) 22:18:19 ID:C1vR9Zk7
>小説原作のドラマだぜ?
ま、それはそうなんだが・・・

>「乗船した」観戦武官の差が大きいんだよ。

???
当時の観戦武官は自分の希望で「乗船した」ということか?
詳しい説明希望。

328名無し三等兵:2010/01/24(日) 22:24:51 ID:???
希望が通るのか、本国の指示かは知らない。
ただ、両艦隊で乗船者数は顕著に違う。
本人が危ないとみたか、本国が危険と判断したか
どっちにせよ何らかの意思が働いていることは確か。
329名無し三等兵:2010/01/24(日) 23:13:40 ID:???
一番活躍した騎兵は、モンゴルの騎兵でしょ
330名無し三等兵:2010/01/24(日) 23:39:17 ID:???
ポーランド騎兵だろ。
331名無し三等兵:2010/01/24(日) 23:51:16 ID:???
ポーランド騎兵って何したの?
332名無し三等兵:2010/01/24(日) 23:58:07 ID:???
装飾騎兵か。第二次ウィーン包囲でオスマン軍を蹴散らしたのは有名
333名無し三等兵:2010/01/25(月) 00:04:22 ID:???
ポーランドって単体じゃあオスマン帝国に負けたじゃん
歴史上最大領土を築いた国の主力騎兵に比べたら微妙じゃね?
334名無し三等兵:2010/01/25(月) 00:47:30 ID:???
最大版図築いたあたりまでモンゴル騎兵が主力として出張ってないだろう。
335名無し三等兵:2010/01/25(月) 01:54:07 ID:cqgDU46Q
モンゴル騎兵は軽騎兵だろ。
重騎兵のポーランド槍騎兵との比較は無意味じゃないの?
336名無し三等兵:2010/01/25(月) 02:03:31 ID:cqgDU46Q
>>328

そりゃ国毎に事情が異なるだろうから
なんとも言えないんじゃないか?

たとえば、アルゼンチンのガルシア大佐は、
日進・春日の建造に関わっていた関係で
観戦武官として日本に派遣された。
アルゼンチン海軍あるいはガルシア大佐自身が
日本有利と判断したわけではない。
337名無し三等兵:2010/01/25(月) 02:27:04 ID:???
>>335
モンゴル騎兵は編成の6割が軽装の弓騎兵で、4割が槍やメイス、馬鎧を装備した重騎兵。
338名無し三等兵:2010/01/26(火) 22:28:33 ID:???
20世紀に入ってからの騎兵と竜騎兵の違いが分からない。下馬戦闘するかしないかの違い?
339名無し三等兵:2010/01/26(火) 23:24:46 ID:???
竜騎兵って乗馬歩兵だよね?
下馬戦闘が前提の、馬で移動することもある兵士、が竜騎兵じゃない?
340名無し三等兵:2010/01/27(水) 06:40:04 ID:???
乗馬歩兵として始まったが、下馬戦闘をしないのが常識になってた時期もあるので
時期ごとに考えないといけない
341名無し三等兵:2010/01/27(水) 11:56:10 ID:???
そもそも馬がいなくてただの歩兵、という時期もあったような。
342名無し三等兵:2010/01/27(水) 18:43:32 ID:???
竜騎兵は歩兵では間に合わないような広い戦場をカバーするため重宝されたけど、
18世紀後半〜ナポレオンのころには下馬はあまりせず、乗馬戦闘をする「中騎兵」的役割になってた
343名無し三等兵:2010/01/27(水) 21:06:38 ID:56X+Sccf
馬上で扱えるカービン銃が出てきたからかな。
30年戦争のころは、ピストルだった。

ナポレオンの頃は、槍よりサーベルの印象が強いがなぜだろう?

344名無し三等兵:2010/01/27(水) 21:34:00 ID:???
前装銃の馬上再装填って大変そうだな。どのぐらいの早さで出来るんだろうか?
345名無し三等兵:2010/01/28(木) 00:02:18 ID:???
>>343
この時代の近接武器の主流だったサーベルは、エジプトのマムルークなんかの曲刀の影響らしい。
刃に角度がついていた方が、すれ違いざままたは馬上より低い位置にいる歩兵を斬りやすいので。

火器と歩兵のパイク(長槍)密集陣で槍騎兵の突撃が廃れ、騎兵は軽装化しピストルと剣で武装するようになった。
銃剣の発明で歩兵が長槍を持たなくなり鎧も着けなくなると、
銃剣よりリーチが長い槍騎兵が再び注目され、ナポレオンのフランス軍やゲルマン諸邦で多少は復活したよ。
346名無し三等兵:2010/01/28(木) 02:15:17 ID:???
しかし、火砲の陣地転換と、弾薬の輸送が比較的容易になると
騎兵の活躍場所はどんどん狭くなっていくわけだな
347名無し三等兵:2010/01/28(木) 06:35:20 ID:???
騎兵がサーベルを好んだのは三兵戦術の登場も大きいんじゃないか
砲撃や銃撃で相手の戦列崩してから突撃する場合が多いから乱戦前提

偽装退却やピルム投げて相手の陣形崩して乱戦に持ち込むローマのレギオンなんかも
グラディウス装備してたし
348名無し三等兵:2010/01/29(金) 00:02:53 ID:???
サーベルチャージとか、カラコール?だっけか、トロットしながら拳銃で戦うの
これらは、塹壕陣地とはどうみても戦えないもんね
349名無し三等兵:2010/01/29(金) 07:49:06 ID:???
ならシャベルを好む騎兵がいてもいいじゃない
350名無し三等兵:2010/01/29(金) 11:35:00 ID:???
自衛隊が騎乗すれば
351名無し三等兵:2010/01/31(日) 18:59:41 ID:???
>>350
普通科
特科
馬科
352名無し三等兵:2010/01/31(日) 19:02:35 ID:???
>>351
ふつうか
とっか
ばか
と読んじまったぜw
353名無し三等兵:2010/01/31(日) 20:25:13 ID:???
うまか
354名無し三等兵:2010/02/01(月) 01:00:34 ID:???
施設科にも道産子馬の配備を!
355名無し三等兵:2010/02/03(水) 11:37:41 ID:???
356名無し三等兵:2010/02/03(水) 12:14:47 ID:???
まだサーベルが現役なのかよww
357名無し三等兵:2010/02/03(水) 21:58:03 ID:???
>>355
一番上の画像の部隊番号だろうが81が
ハーに見えてなんか力抜けるな
358名無し三等兵:2010/02/04(木) 00:44:09 ID:???
>>357
部隊番号ってww

八一は中国人民解放軍の徽章、8月1日に成立したから
軍ヲタならしっとこうぜ、これくらいは

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%B0%91%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D
359名無し三等兵:2010/02/04(木) 05:41:53 ID:???
>>355
カッコいいと間抜けの中間に位置する画像だな
360名無し三等兵:2010/02/04(木) 12:37:23 ID:???
ちなみに主な任務は歴史物の映画へのエキストラ出演だって(まじで)
だからサーベルは大事w
361名無し三等兵:2010/02/05(金) 01:07:34 ID:???
>>358
そか、これでも林彪、劉少奇、彭徳懐あたりには実は結構詳しいんだが
ぜんぜん知らなんだよ、恥ずかしいことだな
362名無し三等兵:2010/02/05(金) 01:11:57 ID:???
別に軍板でもさまざまな嗜好のバックグラウンドの人間が集まるわけだし。いいんじゃね
俺は現代の軍事に興味はないが歴史系板からリンクされてこのスレ見てる
363名無し三等兵:2010/02/05(金) 02:01:56 ID:???
>>356
現役というより訓練やデモンストレーションの一環だろう
自衛隊でも銃剣道とかあるけど実際には銃剣突撃が戦闘の主眼ではないように
364名無し三等兵:2010/02/05(金) 02:04:22 ID:???
自衛隊では銃剣「道」とよんでるのか・・・
剣術と剣道は似て非なるものなんだがなぁ「道」とはな
365名無し三等兵:2010/02/05(金) 04:51:01 ID:???
自衛隊でも精神修養が中心になってるからだろ
366名無し三等兵:2010/02/06(土) 11:09:35 ID:???
>>360
 確かに馬に乗って集団行動できるエキストラ要員なんて常に養成しとかないと集まらないよな。
367名無し三等兵:2010/02/06(土) 19:35:19 ID:???
これ読むと騎兵全盛期って結構長かったんだなあ
ttp://www.geocities.jp/trushbasket/data/my/oman.html
368名無し三等兵:2010/02/07(日) 17:22:04 ID:???
いろいろ盥回しにされてここにたどり着きました

カンタブリア円陣の利点と欠点ななんなのでしょう?
騎兵が時計回りに円形になるように走り
敵に投げ槍や弓を随時浴びせかけるというもののようなのですが…

上杉謙信の車掛は疲労するばかりで使えないという意見がある一方で
海外でこういう戦術が記録されているので不思議に思いまして
369名無し三等兵:2010/02/08(月) 23:09:09 ID:???
疲労するばかりで使えないという意見がある車掛が記録されてるんだから問題ない

ローマなんたらのゲームスレに帰れ
370名無し三等兵:2010/02/09(火) 08:00:00 ID:???
止まって撃つより威嚇効果が高いんじゃない
371名無し三等兵:2010/02/09(火) 09:41:31 ID:???
牧羊犬みたいな効果を期待してるんじゃね
せいぜい時間稼ぎくらいしかできないだろうが
372名無し三等兵:2010/02/09(火) 09:42:22 ID:???
>>368
相手が戦列を組んでいる歩兵の場合で、自分が突撃したくない場合は必然的にその動きになる。

馬体は大きくて人をはるかにこえる重さではあるけど、それでも騎兵突撃が失敗することはある。
かりに突撃して相手が崩れない場合は騎兵の側が隊列を乱し、混乱し、敵前からなんとか後退するはめになる。

ならば、敵の戦列に接触しないように運動して近づいては投擲して去るのを繰り返すしかないだろう。

ただし、ここらは色々きっと解釈している人が居るだろうから、それを読み比べるのが楽しみって
感じで探すと色々あるでしょう。
373名無し三等兵:2010/02/09(火) 16:27:26 ID:???
射程と機動性を活かしたヒットアンドウェイなんてよくある話だ
有効性は蒙古騎兵が証明してる
374名無し三等兵:2010/02/09(火) 22:26:48 ID:???
騎兵って勇気の要るポジションだよな
375名無し三等兵:2010/02/10(水) 03:29:59 ID:???
騎兵に限らず前線で実際に人間殺すのに勇気いらなかったら色々まずいだろ
376名無し三等兵:2010/02/14(日) 08:42:07 ID:???
黄色と黒は勇気のしるし
377名無し三等兵:2010/02/14(日) 16:48:59 ID:???
宗たんなら淡々と銃弾をどたまに送り込んでいそうだがw
378名無し三等兵:2010/02/27(土) 12:00:00 ID:KB5QY9sb


                                    ¶       ∧彡
                                    ( `Д)  彡 ・ \
書き込んでよぅ                          /丑/つヽ,)彡  人.ヽ.)
 ̄∨ ̄ ̄ ̄                            //丑/(三"'''--/'''" ̄
  ∧_∧                           =≡=( (**)─┘   ヽ
 ( ´Д⊂ヽ                        /   /  ⊇       )
⊂    ノ                       /    / ノ ノ ̄丶  ソ \
  人  Y                       /   /// /    \ ヽ\ .\
 し (_)                 [ 保守 ]    《_/ 《_/      ヽ/ラ丶/ラ


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ''';;';;;;;,., ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

379名無し三等兵:2010/03/05(金) 02:05:28 ID:???
復活おめ
380名無し三等兵:2010/03/10(水) 14:47:52 ID:???
馬って泳げるから何気に騎馬部隊って上陸作戦や渡河作戦でも使えるんだよね。
水陸両用強襲車両みたいなもの。
381名無し三等兵:2010/03/10(水) 22:39:37 ID:???
そりゃ騎馬のほうが多少溺れにくいってのはあるけど
人間は泳げるから水陸両用だって言うのと等しいと思うんだが…
舟や橋を使うべきなのは騎馬でも歩兵でもそう変わらんでしょ
382名無し三等兵:2010/03/11(木) 13:10:29 ID:???
>>381
人は武装したまま泳げないし、泳いだまま戦うこともできないじゃん。
例えば弓騎兵ならどちらもできるし、上陸した瞬間から騎兵本来の機動力を発揮できる。
日本の中世合戦には、馬筏を組んでの強行渡河作戦って度々あるよ。
湊川の合戦では強行上陸もやってる。
383名無し三等兵:2010/03/11(木) 15:36:05 ID:???
馬に乗ったまま水に入ると沈むので、一度降りて馬につかまりながら一緒に泳ぎましょう。
軍記物とかで馬に乗ったまま泳いでるのはウソです。

という意味のことが明治時代の武道の本に書いてた
384名無し三等兵:2010/03/11(木) 17:37:24 ID:???
チンギス・カンに追われたジャラール・ウッ・ディーンも馬に乗ってインダス川を渡ってるぞ。
江戸時代の太平で乗馬技術のかなりが失われたんじゃないの?
385名無し三等兵:2010/03/11(木) 18:08:08 ID:???
ジャラールはかっこいいな
腰抜けホラズムの中で死ぬまで徹底抗戦したよな
386名無し三等兵:2010/03/11(木) 19:25:54 ID:???
>>384
あれは飛び込んで死んだと思われてたのに、幸運にも生きて渡ったから称賛されたんだよ。
387名無し三等兵:2010/03/12(金) 01:58:45 ID:???
そもそも馬って特別泳ぎが上手い動物ってわけではないっしょ?
いくらお馬様でも足が付かない深さを武装した人間乗せて泳ぐって相当泳げないときついと思う
388名無し三等兵:2010/03/12(金) 04:51:29 ID:???
今でも欧米の準軍事・治安組織じゃ対暴徒用に騎乗した要員の有効性を評価してるんだね
389名無し三等兵:2010/03/13(土) 02:20:04 ID:???
国家憲兵
390名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:54:12 ID:Bp3dd5vt
騎馬警察
391名無し三等兵:2010/03/13(土) 21:59:20 ID:???
マザー牧場
392名無し三等兵:2010/03/14(日) 21:42:38 ID:zFuBjmsL
成田夢牧場
393名無し三等兵:2010/03/14(日) 23:46:50 ID:???
ナリタブライアン
394名無し三等兵:2010/03/15(月) 21:33:02 ID:mWaRZKp/
なんかえれぇ新刊が出るらしいぞ。告知上げ。

http://iwan-wanian-ume.blog.so-net.ne.jp/2010-03-15
395名無し三等兵:2010/03/17(水) 18:27:10 ID:???
サイド2だかテキサスコロニーで宇宙時代の大佐が騎乗していたんだ。
道徳の是非はともかく、21世紀にユーラシア最深部でグレートゲームは浪漫だな。
満州事変前後の、国運をかけた非正規戦はかっこいい
396名無し三等兵:2010/03/18(木) 02:03:22 ID:???
架空と
妄想と
印象論を
並べ立ててオナニー乙。
397名無し三等兵:2010/03/18(木) 13:14:27 ID:???
騎兵といえばやっぱりマケドニアだな。
398名無し三等兵:2010/03/23(火) 19:56:04 ID:???
Ω< つまり騎兵突撃は戦場の華であり決定的打撃とロマン成分をもたらす物なんだよ!!
399名無し三等兵:2010/03/23(火) 22:51:54 ID:???
              ば、馬防柵ーーーーー!! >ΩΩ Ω
400竜騎兵万歳ッ!!:2010/03/25(木) 21:12:40 ID:???
竜騎兵は最強だよ。素敵だよ派(原理厨房主義)
 │(発展)
 【竜騎兵神教】
 ├ 竜騎兵安いよ派(貧乏派)
 ├ 人海戦術で殲滅するよ派(人海大国派)
 ├ パルチザン対策には最適だよ派(限定的用途至上主義派)
 ├ 非文明国を制圧するのでは無敵だよ派(原理系限定至上主義)
 |
 ├ 竜騎兵の騎兵銃ハァハァ派(ガンマニア房)
 ├ ゴルリッツ突破戦の竜騎兵すごいよ派(作戦主義)
 |   └秋山支隊最強だよ派
 ├ 大戦末期のゲルマン戦車こそ本当の竜騎兵だよ派(ラストバタリオン派)
 |   └ むしろ航空騎兵こそ本当の竜騎兵だよ派(未来志向派)
 |
 ├ 竜騎士で両手持ちすると攻撃力四倍だよ派(FF5派)
 ├ オリジナル竜騎兵はすごいよ派(現実系神秘主義)
 |   └ オリジナル竜騎兵は赤かったり白かったりするよ派(ニュータイプ派)
 |      └ 赤い竜騎兵は三倍の速度で動くよ派(赤い彗星の竜騎兵信者)
 |
 ├【各国別竜騎兵神教】
 | │
 | ├ 我が近衛竜騎兵に不可能の文字はない派(ナポレオニック主義)
 | ├ ドイツ竜騎兵の技術力は世界いちぃぃぃーーーーー!(ドイツ房主義)
 | ├ コサック竜騎兵こそ最強だよ派(ツァーリ至上主義)
 | ├ 大日本帝国の竜騎兵はフランス式にします(秋山好古派)
 | └ エイリアンインベーターの竜騎兵は超外道だよ(未知との遭遇派)
[新自由主義論者]
 ├ 竜騎兵とにかく使えねぇ派(現実主義派)
 ├ 竜騎兵に砲兵つけたら使えるんじゃね?(限定的活用派)
 ├ 竜騎兵なにそれおいしい?(無知派)
 ├ むしろ竜騎兵よりもロバじゃね?(ロシナンテ派)
 └ そんなに竜騎兵使いたいならtext弄ればいいんじゃね?(チート派)
401名無し三等兵:2010/03/26(金) 02:25:22 ID:???
 |
馬防柵+斉射派
402名無し三等兵:2010/03/26(金) 17:10:20 ID:???
VICかEU2と見た
個人的には騎兵に砲兵をつけてナチスを蹂躙する派
403名無し三等兵:2010/03/26(金) 20:50:21 ID:???
騎兵、砲兵、嚮導せよ
404名無し三等兵:2010/04/03(土) 20:33:34 ID:???
>>368 漢の高祖・劉邦が匈奴に負けたのって、この戦法だと思う。
405名無し三等兵:2010/04/07(水) 01:59:36 ID:???
無駄に思えるが初見では相手がビビるのかね
406名無し三等兵:2010/04/12(月) 23:52:33 ID:???
無駄か?
動いてれば相手の弓とかは多少当たりにくいし距離も保てる
パルティアンショットみたいに機動力生かした投擲武器による戦闘を
集団で行う場合に円形運動で機動を続けるのは一つの手だと思う
407名無し三等兵:2010/04/13(火) 00:08:10 ID:???
軽騎兵ではポピュラーな戦術だな。
408名無し三等兵:2010/04/13(火) 12:55:26 ID:???
足を止めた騎兵なんてただのデカい的じゃん
409名無し三等兵:2010/04/24(土) 22:18:56 ID:???
その点で騎兵突撃はハイリスクハイリターンではあるよな
失敗して止められでもしたら逆にふるぼっこだろう
410名無し三等兵:2010/04/27(火) 08:45:00 ID:???
だからこそ騎士は勇敢みたいなイメージが付いたんじゃないか
411名無し三等兵:2010/05/03(月) 06:37:14 ID:???
給料もいいんでしょ?
412名無し三等兵:2010/05/05(水) 04:18:15 ID:???
ピストル騎兵が流行っても重装槍騎兵をしつこく保持して敵歩兵をパイク+マスケットに固定し、
自軍だけマスケット単体編成に更新して火力で圧倒って手は使えんのかのう
十分な重装騎兵保持してるだけコスト負けするのかなあ
413名無し三等兵:2010/05/06(木) 09:58:25 ID:???
銃の性能向上で重騎兵の意味があんま無いんじゃない
早い軽騎兵のほうがそれだけ射撃される回数少ないし
414名無し三等兵:2010/05/06(木) 10:08:34 ID:???
滑腔銃が主流の間は、その射程距離内での速度なんか重騎兵も軽騎兵も大差なくないか?
415名無し三等兵:2010/05/06(木) 20:30:15 ID:???
そうだな。突撃速度では重騎兵は別にそこまで見劣らない。
差がつくのは機動を継続する能力とかコストだろう。
416名無し三等兵:2010/05/13(木) 23:45:44 ID:ghU2TUSt
過去スレ
騎兵を集団で使うと本当に効果があるのか?
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/army/1164813836/
417名無し三等兵:2010/05/14(金) 00:09:46 ID:???
いったん廃れかけた騎兵がナポレオン戦争の時また復活したのは何故…?
418名無し三等兵:2010/05/14(金) 12:27:47 ID:???
騎兵そのものが廃れかけてたとは思わんが、騎兵突撃が目立つようになったかってことなら
歩兵側の阻止能力が落ちたせい
419名無し三等兵:2010/05/14(金) 23:23:02 ID:???
なんで歩兵側の阻止能力が落ちたんだ?
420名無し三等兵:2010/05/14(金) 23:40:12 ID:???
槍を銃剣で肩代わりするようになったから
421名無し三等兵:2010/05/15(土) 05:44:53 ID:???
いったん廃れかけたのは槍騎兵だな。復活したけど
422名無し三等兵:2010/05/15(土) 15:57:52 ID:???
槍が銃剣に変わったらといって歩兵側の阻止能力は落ちてない。
それはピラミッドの戦いや、ワーテルローの戦いをみれば分かる。
むしろ発射速度の向上と対騎兵用方陣の発展で阻止能力は前代より高まってる。
423名無し三等兵:2010/05/16(日) 03:20:38 ID:1qV8C55Y
事前に戦列くずしてから突撃するように
戦術変わったからだろ。
あわてて突撃するとワーテルローみたいな痛い目に・・・・・
424名無し三等兵:2010/05/16(日) 09:07:28 ID:???
>事前に戦列くずしてから突撃するように

いやそれは前からだよ。
別にナポレオン戦争で変わったわけじゃない。
425名無し三等兵:2010/05/16(日) 09:10:13 ID:???
ソフト面では隊列崩しても逃げない兵になったから、戦闘中の隊形変更が可能になったというのがある
426名無し三等兵:2010/05/16(日) 12:31:51 ID:???
>>422
歩兵用長槍であるパイクを廃した銃剣装備の歩兵側の重騎兵を白兵戦で阻止する能力は減ってるだろ。
何しろリーチが違う。相手としてサーベルなどの剣しか想定して無いのだから。

そこに槍騎兵を持ち込んだらよくね、ということで復活したんだろう。422が言ってるのは、
その後の歩兵側の対処の話で、時期が違うと思うが
427名無し三等兵:2010/05/16(日) 13:23:12 ID:???
>>426
だから17世紀後半から小銃の発射速度と携行性の向上で長槍が必要なくなったんだって。
元々テルシオなどにあった長槍部隊は特に対騎兵用途限定じゃなくて、射撃の間隙を補う為のもの。
騎兵の突撃自体は、歩兵の戦列が乱れていれば成功するし、そうでなければ失敗する。
これは時代を通じて余り変わらない。
槍騎兵や胸甲騎兵の活用はナポレオンの卓見だとは思うけど、損害を受けることも多かった。

個人的には一端重騎兵が廃れたのはマクニールが『戦争の世界史』で言っているように
火器を装備した騎兵(ピストル騎兵など)に対抗できかったからだと思う。
428名無し三等兵:2010/05/16(日) 19:59:34 ID:???
>>427
むっさ対騎兵用途限定だと思うが?
イギリス軍の教本でもパイクメンは突撃の時「サーベルを抜いて」突撃する(=パイクは捨てろ)よう書かれてる。

それに、騎兵の阻止射撃なんてたかが被害がしれてる。
実戦では100mで15%程度の命中率でしかなかった。
後、発射速度が向上したとはいえ、先込め式じゃ騎兵が見えてから到達までに一発発砲が限度。
あくまでも騎兵は槍や銃剣などの近接装備で阻止するものだったんだよ。

ただ、後半は賛成。重騎兵が薄れたのは対騎兵能力に優れた竜騎兵系統が出来たから。
BertSHallの「Weapons&Warfare」でも、十七世紀後半のピストル騎兵の普及と同時期に起きた重騎兵の急速な衰退について述べてる。
ただ、パイクが消えた時期はそれのもうちょっと後。故に考えられる順序は
対騎兵能力に優れたピストル騎兵の普及→重騎兵の衰退→主目標の衰退によるパイクメンの衰退→銃剣の流通(サーベルより銃剣のほうが長いから阻止できる)
で、銃剣より長い射程を持つ槍が戦場に戻ってこれたわけ
429名無し三等兵:2010/05/16(日) 20:09:20 ID:???
確かに100mでの命中率は低いが、そこから近づくごとに上がっていき
50m、30mともなると隊形を組んだ銃隊の威力は格段に上がる。
そもそも撃つのが一列だけってわけじゃないからね。
もちろん最前列に銃剣が有るから、槍が不要になったのだが。
430名無し三等兵:2010/05/16(日) 20:36:23 ID:???
50m、30mって、銃剣を構えなきゃならんから撃ってる場合じゃないだろ。
しかも15%は対歩兵の数値で、かなりの速度で動く騎兵相手じゃどんだけ下がるかわからん。
後、俺が言ってるのは銃剣と槍のリーチの差。銃剣は2mだから、3m馬上槍のほうが一方的に歩兵をさせるけど、4mある槍だと阻止できる。
槍が不要になったのは銃剣のおかげだけど、槍騎兵が復活してのもまた銃剣のおかげっていいたいわけ。
431名無し三等兵:2010/05/16(日) 20:46:11 ID:???
いや、銃剣構えるのはしゃがんでる一列目、せいぜい二列目だけだよ。
その後ろは発砲を続けてる。
騎兵が突撃してきてる状況で射撃を続けさせられるのは、下士官と古参兵のおかげだろうな。
実際、ピラミッドの戦いではこの方法でマムルーク騎兵の大部隊の突撃を粉砕してる。
陣内に突入出来たのはほんの一握りだけで、それもすぐよってたかって殺された。
432名無し三等兵:2010/05/16(日) 22:37:02 ID:???
発砲続けてるっつーても射撃できるのはせいぜい一、二列だぜ?
阻止火力がかなり低いのは変わらない。
それにマムルークはサーベル突撃。槍騎兵じゃない。

それに、そんなに阻止砲火が高いんなら、騎兵は軍隊から駆逐されてるぜ?
433名無し三等兵:2010/05/16(日) 22:56:09 ID:???
そりゃ槍騎兵じゃなくて、サーベル騎兵だが、片や全速で突撃、片や弾幕射撃って間合いと時間で
馬上槍だからと言って状況がそれほど変わるかな?
槍の重さと手綱を片手で持つ分速度は落ちる。
実際、マムルークの突撃は火力によって阻止されてる(もちろん銃剣は必要だった)。
仮にそれがもし槍騎兵だったとして、何か変わったとは思えんのよね。

騎兵は軍隊から駆逐されてるぜ?と言うけど、騎兵は重騎兵だけじゃないから駆逐されるはずもなし。
兵器と戦術の歴史からみれば正面突撃する重騎兵のほうが特殊だろう。
434名無し三等兵:2010/05/16(日) 23:10:00 ID:???
>>手綱を片手で持つ分速度は落ちる。
意味不明。競馬レベルはともかく、騎兵突撃の速度なら、手綱なんて両手で
持とうが片手だろうが口で咥えようが、持たずに騎座脚でやろうが、
速度に無関係。騎兵戦に適する「平原」であっても不整地だから、
30km/h程度なんで、乗り方より足下が効く。
435名無し三等兵:2010/05/16(日) 23:56:24 ID:???
じゃあ手綱の件は撤回するよ。

何が言いたいかというと、少なくともナポレオンが勝った戦いでの騎兵の運用法は
別にそれまでの時代のものと大きくかけ離れたものじゃない。
(騎士の時代が終わった後の30年戦争やルイ14世、七年戦争などの時代のこと)
戦闘における、敵の騎兵の駆逐・歩兵への側面攻撃・乱れた戦列への突撃・部隊間の間隙への侵入と分断
戦闘以外の追撃・哨戒・偵察。
タイミングをみて敵の隙を突くような攻撃方法であって、ランスチャージのような突撃とは違う。
もちろんナポレオンはこの読みと駆け引きが格段に上手い人だから多くの戦いに勝利した。
しかし、この勝利の原因に騎兵の装備が槍か?サーベルか?という違いの影響が大きいとは思えない。
決戦の為の予備兵力として温存され、突撃する前に自分達でもピストルや騎兵銃で敵の戦列を崩しているわけだしな。

ナポレオンは重騎兵を戦場に再登場させ、衰える前は上手く活用して勝った戦いも多い。
しかし、それ自体は指揮能力の問題であって、今言われているような
槍のリーチによる利点によるものではないと思うのだが。
436名無し三等兵:2010/05/17(月) 00:01:23 ID:???
追加
ある軍隊での戦術の選択や武器の選択全てに
必ずしも合理的な理由が有るとは限らないのではないか?というのが結論
この場合は、どうして槍が復活したのか?という議論についてね。
437名無し三等兵:2010/05/17(月) 03:39:58 ID:???
ナポレオンが騎兵を上手いこと使えたのは、究極の長弓=大砲の火力によって
歩兵の組織的抵抗力を弱めることに成功したからじゃないかね
騎兵が効果的に運用できたケースは、砲兵の展開も間に合った場合が多くないか
438名無し三等兵:2010/05/17(月) 04:19:38 ID:???
合理的な理由がなけりゃ薄れないし、合理的な理由がなきゃ薄れたものは復活しないだろ。

ウォータールーは?ボロンディノは?正面から混乱も撹乱もされてない陣地に正面から突っ込んで、打ち破っただろ?
(ウォータールーは完全には打ち破られなかったけど)
逆にさっき例に出たピラミッドではナポレオンよりもずっと数が多い騎兵がほとんど何もせずに敗走してる。
使った戦術はほとんど同じなのに戦果が違う。なら、その違いは装備の違いに起因すべきと考えるべきだと俺は思うが?

しかも、ナポレオンが槍騎兵で戦果を上げだすと、槍騎兵を廃止していた国家は一斉に槍騎兵を復活させ始めた。
コサックもその一例。で、ナポレオンほど駆け引き上手で有能な将軍に率いられなかったコサックですらあれほどの戦果を上げたんだ。
で、槍がサーベルに勝ってる物というえばリーチくらい。だからリーチの違いに起因してると言ってるわけだ。
439名無し三等兵:2010/05/17(月) 07:06:45 ID:???
特に合理的な理由が無くとも継続されたもの、復活したものの代表として
時代は下るけど、一次大戦期まで続いたフランス兵の赤ズボンと、ナポレオン3世初期の銃隊突撃が挙げられる。
指導者層が合理的な理由が有ると信じていた、又は精神的な理由の可能性は否定しないけど。

ボロディノも砲兵の支援下の歩兵と騎兵による協同攻撃による勝利だろ。
ダヴーの進言を退けて正面攻撃を行ったせいで損害も大きかった。
ボロジノの戦い
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%8E%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
1812年9月7日
ボロディノ―ラエフスキー角面堡
ttp://www.asahi-net.or.jp/~uq9h-mzgc/g_armee/raevski.html

槍騎兵自体はナポレオンとは関係無くその前から継続してるよ。
大元はポーランド槍騎兵。
コサックの出自もナポレオンより古い。
ロシア戦役で恐れられたコサック騎兵の活躍は、主に撤退時の追撃戦や落伍者、敗残兵の掃討によるもの。
まぁそれでロシアから帰還出来なくなった人間は多くなったし、実際に恐怖の対象になったから大したものだ。

ナポレオン戦争の戦闘に槍騎兵が勝利の原因になったと(もっというと槍のリーチ)論じている人っていたっけ?
重騎兵という意味なら、サーベル持った胸甲騎兵だって居たわけで。
あるいはナポレオン自身が「槍騎兵にはこういう利点が有る」、「勇壮で気に入った」等の発言をしているなら
それはそれで運用された理由として納得できる。
440名無し三等兵:2010/05/17(月) 07:09:33 ID:???
>>439
訂正
>ナポレオン3世初期の銃隊突撃が挙げられる。
縦隊突撃でした
441名無し三等兵:2010/05/17(月) 08:39:46 ID:???
武器と戦術のみでなく、馬匹の質、人馬合わせた練度も忘れるべきでない
要素だと思うんだが。以前「レースの駆け引きはむろん別として、
『最高速度』において、下手な騎手とうまい騎手で差があるか」とJRAの
人に聞いたことがある。ハロン2秒違うそうだ。
全速力で走らせるのはある意味一番簡単なんだが(難しいのは
『正しい静止』)、それでさえハロン2秒。
野外での騎兵の運用(マネージメント含めて)の巧拙は大きかろう。
442名無し三等兵:2010/05/17(月) 22:22:54 ID:hjJP7Fjo
ピラミッドでのマムルークの敗因は戦術の稚拙さと士気練度だと思うんだが。
443名無し三等兵:2010/05/17(月) 22:30:35 ID:???
戦術の稚拙さってのは歩兵砲兵の援護なく突撃したこと、これが主たる敗因。
騎兵部隊はほぼ全滅するまで壊乱せずに突撃してるから士気は申し分無い。
練度についても同時代の他の騎兵と比べて取り立てて劣っているわけではなかったよ。
444名無し三等兵:2010/05/17(月) 23:03:56 ID:???

チンギス・ハーンの最強蒙古騎兵について
調べてますが、どうしても判らない事があります。

ホラズム王国を滅ぼす時に、砂漠を越えたみたいですが
家畜の放牧とかはどうしたのでしょうか?

あと、水分の問題です。
行軍中の平原では、思うように家畜に水分は与えられないと思うのですが
どうやって、家畜に水分を与えていたのでしょうか?
モンゴル兵は家畜の乳酒とかチーズとか肉とか食ってたのはわかりましたが。
家畜の飼育法がいまいち判りません。

よろしくお願いします。
445名無し三等兵:2010/05/17(月) 23:17:01 ID:???
>>444
直接関係ないけど、ノモンハンも水がなかったんだよね。
鹵獲したマキシム機関銃の冷却水まで飲んだとか・・・
こんなとこでモンゴル人は生活してる訳でしょ。
これ、砂漠と変わらないのでは。
446名無し三等兵:2010/05/17(月) 23:25:46 ID:???
>>445

むっちゃ不思議ですね。
調べたところ通常モンゴル人は真水は飲まないそうです。
ミルク茶か乳酒(アルコール分は凄く低く赤ちゃんでも飲めるらしい)
しか飲まないとか。

で、それは良いのですが、家畜の乳を出すには、絶対に水を飲ましてるはず
しかし、放牧写真とか見る限り、池が全くないところもあります。
これって、家畜が干からびて死なないのでしょうか?
まじでお願いします
447名無し三等兵:2010/05/17(月) 23:50:52 ID:???
食べている草から羊は水分を得ているんじゃないでしょうか。

水が極端に少ない環境で暮らすモンゴルの民は風呂に入りません。
一生は入らない人もいる・・・
が、酷い臭いはせず肌のきめが細かいと言います。
448名無し三等兵:2010/05/18(火) 00:07:19 ID:???
>>447

乾燥地帯だからでしょう。
あと、モンゴル軍もベトナム辺りまで
侵攻したけど、あまりの蒸し暑さに
引き返したらしい。

>食べている草から羊は水分を得ているんじゃないでしょうか。

やっぱり、だとしたら、凄いですよね。
最強のエコ生活ですね。
449名無し三等兵:2010/05/18(火) 00:45:05 ID:???
草原で放牧といってもただ漫然と進んでいるのではなく、一定のルートや水場というものがある。
だから放牧地や水場の権利で時に争ったりもした。
モンゴル軍が侵攻する際は、在地勢力や隣接地の勢力に案内をさせていた。
モンゴル高原からカザフステップ、ロシアまで民族は違えども、ずっと草原・平原地帯が続いていて
放牧や農耕が行われていたので、草と水の確保がそれほど難しかったわけではないようだ。
先住者が使用していた草場や水場をモンゴル軍が使用するということだから。
中央アジアは基本オアシス伝いだけど、まさかの砂漠越えでサマルカンド(ブハラだったかも)を衝いた
部隊は家畜やらゲルを運んだ兵站部隊は随伴させてなかったのでは。
他の二隊と一緒か後方に居たものか。

却って金征服、南宋征服、大理遠征、バトゥの西征のように植生の違う湿潤な気候の地域に
長期遠征した際に、馬や羊に食わせる草の確保で苦労したらしい。
450名無し三等兵:2010/05/18(火) 01:00:41 ID:???
>>449

今、色々な資料を読んでますが
バトゥ汗の大西征は一説には60万の
吸収された狩猟部族が蒙古軍に従って、
蒙古兵は一万少しだったらしいですよ。

そりゃ、欧州軍は勝ち目ないですね。
東欧は略奪の嵐にあったし
オゴデイが死ななかったら西欧もやばかった。
日本は島国で良かった
451名無し三等兵:2010/05/18(火) 11:24:43 ID:???
モンゴルの生活を知るには、開高健氏の「オーパ」シリーズのモンゴル編が分かりやすいですね。

452名無し三等兵:2010/05/18(火) 22:06:14 ID:+NL3xwEQ
>>445
ノモンハンは乾燥したステップ砂漠だけど、ハルハ川とその支流ホルステン河が
あったよ。
水はそこから汲んで補給してたが、包囲された部隊は水くみに行けず
乾きに苦しんだ。
丈の低い草にたまるわずかな朝露を、手拭いを引き回して絞って採ったり...
453名無し三等兵:2010/05/19(水) 00:50:01 ID:???
>>452

遊牧民の家畜はどうやって水分を補給したの?
遊牧民が水場まで連れて行ったの?
それとも、家畜が勝手に水場に移動して
人間がそれについて行くの?
454名無し三等兵:2010/05/19(水) 02:04:50 ID:???
そもそもノモンハンはハルハ川の東岸のこっち側に、あっちの主張する国境があって
こっちは、川岸までが国境だと主張してた・・・つまりコトの発端は水争い
それを大事にした人はまた別の思惑だけどね
455名無し三等兵:2010/05/27(木) 22:00:39 ID:???
上げ
456名無し三等兵:2010/05/28(金) 04:19:33 ID:???
「補給戦」とか読んでると補給で馬は酷使されてるよな。戦場に連れて行かれたら
1年生き残れなかったんじゃないかな。
457名無し三等兵:2010/05/29(土) 11:03:39 ID:???
馬はたくさん荷物運べるけど、それ以上に食うってイメージになった
実際、コストパフォーマンスは良くないんじゃないか
458名無し三等兵:2010/05/29(土) 21:37:58 ID:???
確かにコスト的に合っていないイメージ持ったな。「補給戦」読むと。とは
言え当時の技術レベルじゃ他に手段なかったんだから仕方無いわな。でもこれ
読むと騎兵って本当に有効だったのか?って感想も持つな。馬が弱ったりバタバタ
死んでる記述読むと騎兵は戦力として使えたのかと思えるな。
459名無し三等兵:2010/05/30(日) 03:40:07 ID:???
>>458
世界中の大方の場所で騎兵の有用性が認められた歴史がある以上、
使い方さえ誤らなければ効果的な兵科だった、ということに疑いを抱く理由はないかと。

ただ、戦場に着くまで馬のコンディションが崩れたため、思うように騎兵が働かなくて負けた、
という戦いは俺達が認識している以上に多いのかもしれん。

輸送用の馬と戦争用の馬だったら、前者を犠牲にしてでも後者のコンディションを保つだろうし。
460名無し三等兵:2010/05/30(日) 07:27:58 ID:???
燃費の悪い爆撃機ベースの空中給油機にさらに空中給油して爆撃する、
みたいなものかと。
濃厚飼料に限っても、筋肉質な戦闘用馬への駄載では、自分の食い扶持さえ
何日分も持ってゆけないので。
461名無し三等兵:2010/06/01(火) 06:46:47 ID:???
そこらの草食わすんじゃダメなの?
462名無し三等兵:2010/06/01(火) 07:49:46 ID:???
馬の餌は大きく三つに分けられる。草(粗飼料)、穀物(濃厚飼料)、ミネラル
(塩とカルシウム)。ミネラルは微量だから良いとして・・・
馬は、大きい程、筋肉を鍛えている程、寒い程、運動負荷が大きい程、
たくさんのカロリーを必要とする。あるレベル以上になると、
食えるだけの草を食ってもカロリー不足になって痩せ始めてしまう。
反芻獣と違って草の消化効率が低いので。
また、使役している場合、草を食う時間が足りない、ということも起こる。
道産子は笹だけで越冬できるし、春夏の、草の栄養価が高い時期なら
たいていの馬が草だけでやっていける。けれど戦争に使うとなると
なかなかそうはいかない。
463名無し三等兵:2010/06/01(火) 17:06:43 ID:???
 結局最後は兵士の胃袋に入って最後のご奉公するんだな。
464名無し三等兵:2010/06/01(火) 19:21:48 ID:???
東南アジアでは馬は使えないらしいね。だもんで英米蘭は自動車に頼ってたが
数を揃えられない日本軍は大いに困ったらしい。フィリピン戦の最後は人間が
大砲を引っぱってたらしいw。日本の兵隊さんは大変だ・・・
465名無し三等兵:2010/06/02(水) 17:04:28 ID:???
 山本七平の本とか読むとそうだね。植性が違うし、馬は湿気と高温に弱い。
フィリピン侵攻時はまだシーレーンが大丈夫だったし、米軍とかからの分捕り
品があったから何とかなったけど。末期になるともういけない。まあ馬が自由
に使えたら勝てたかとかは別レベルの話として人力で砲や弾薬運ぶなんて拷問
だと思った。
466名無し三等兵:2010/06/02(水) 18:10:06 ID:A/NtV3dB
 『^帝国陸軍兵隊王決定戦』開催のお知らせ 
あなたの知っている、これぞ皇軍の兵隊という男を募集します
・・・たとえば・・・・
    ●50才で召集され、銃剣突撃訓練中に脳卒中で死んだ中村二等兵
    ●慰安所で抜かずの4発を自慢する、短小の大貫上等兵
    ●中隊長に申告の際 緊張のあまり不意に大きなオナラをした北田兵長
    ●敵陣地に潜伏斥候を命じられ、そのまま戦後もジャングルに潜伏した石川
    ●班長と喧嘩して兵営を脱走した小田一等兵
    ●警備巡回中に女子トイレに断りもなしに入り脚立の上から小用中の
     女子を覗いた相川 憲兵
    ●偵察に行って1ヵ月帰ってこない兵隊
    ●突撃時間を忘れて寝ていた万年上等兵深井


467名無し三等兵:2010/06/06(日) 22:23:06 ID:???
騎兵スレで質問するが、
日露戦争まで日本の軍馬が去勢されてなかったのはナゼなんでしょうか?
日本に歴史的に去勢技術がなかったとはいえ、
幕末や明治初期に西洋から軍事技術を導入したときに一緒に入ってきてしかるべきと思ううんですが。
468名無し三等兵:2010/06/07(月) 10:58:06 ID:???
 去勢の歴史的文化がなかったのと種馬の選定の為のデータがなかった事、
そもそも近代的騎兵と言う部隊・兵科が無く。そもそもそういう部隊が無い
以上、集団で馬を戦場で敵に向けて行くという戦法がなかった。明治維新
以降の明治人の近代化の目が機械力・科学力・政治体制等に向けられて馬
にまで廻る余裕がなかった。そこいら辺の総合的要因なんじゃないかな。
469名無し三等兵:2010/06/07(月) 12:18:32 ID:???
・技術が普及するにはそもそも時間がかかる
・各種要素がセットになったマネージメントシステムの普及には時間がかかる
去勢だけ導入とはいかないということ
・近喫の必要性がないと(馬子ひとりで駄馬6頭程度は扱えたし、むろん
ふつうに乗れた)時間がかかる
470名無し三等兵:2010/06/07(月) 13:37:02 ID:???
>>467
直接は関係ないけど・・・
去勢とは何かとを一言でいえば、大量の家畜を少人数で管理する為の技術だと思う。
だから遊牧民には必須の技術。日本には大量の家畜なんていなかったから
去勢技術もいらなかった。日露戦争まで去勢がなかったのは、その時期までの
日本軍には日本の旧来の軍事組織と同じ程度しか馬がいなかったからでは?
大騎兵国家のロシアと一戦交えざるを得なり、その頃から本気で軍の馬匹化が
始まったと思うんだけど、どうだろうか?
471名無し三等兵:2010/06/07(月) 19:46:18 ID:???
集団で馬を戦場で敵に向けて行くという戦法自体は戦国から有ったけど
近代的な意味での騎兵戦術とはちょっと違うからな。
472名無し三等兵:2010/06/07(月) 20:41:47 ID:???
中越戦争の動画で馬に乗ったベトナム兵を発見
中越国境の山岳地帯で偵察任務に重用されていたのだろう
使用馬種はいわゆるポニーだけど結構な頭数を運用していたみたいだ
473名無し三等兵:2010/06/07(月) 22:36:48 ID:???
去勢の意味を再確認しておくべきかな。
男馬だと、(5、6歳以上の)玉付き、色気づいてから抜かれたセン、
色気づく前に抜かれたセンがいる。
女馬も、フケているか、いないかがある。女馬はフケていなくても扱いが
難しいのはデフォ。
色気づく前に抜かれたセンと女馬なら平和だが色気づいてから抜かれたセンは
フケには反応する。玉付きほどではなくとも。
むろん玉付きは乗っていられないほど反応するが。
こうした組み合わせとかグラデーションの問題なので、去勢すれば万事OK
というわけではない。
兵器としての扱いやすさを考えるのなら、玉突きの排除と同等の熱心さで
牝馬を排除したい。肌馬に専心させるということね。セン馬だけの集団が
楽なのよ。
474名無し三等兵:2010/06/08(火) 00:47:01 ID:???
南部馬の馬産なんかは有名だけど
>>467
アラブ馬やサラブレッドを用いる馬産自体が、実質明治初期からで
まともな肌馬や種馬が輸入されたのは、日英同盟が締結されて、
英国が日本の陸軍力を重視するようになってからだったりする
(この辺は軍事史よりも競馬史が詳しい)
そういう記録を見たことは無いんだが、内国産の牡馬で優秀なのが出れば、
種馬にしたいという意識もあったんじゃないかな
475名無し三等兵:2010/06/09(水) 23:49:50 ID:???
>>467 その辺については、「富国強馬」って名著があるから読んどくれ。というかここの住人なら必読。
476名無し三等兵:2010/06/10(木) 20:41:47 ID:???
第二次大戦中の日本軍については、機械化が進まず馬に頼った
旧態依然の状態なんて言われてるけど、その馬自体の数が全然揃わない
んだよね。正確な資料がある訳じゃないけど、歩兵師団の馬の定数が
欧州諸国の半分以下だったような気がする。日本の師団は人だけは
沢山いるので、人馬の比率だけで言えばもっと差があるハズ。
火砲が大型化する以前とは言え、よくあれでロシアと戦えたと思うわ。
477名無し三等兵:2010/06/11(金) 23:07:28 ID:???
当方馬乗り(軍オタでもある)ですが、今日日の日本の馬事業界で聞いても
よくわからないのでこちらでお尋ねします。
ボロを落とすのがはばかられるようになって以降、尻で糞を受けて腹下に
蓄える布みたいなものが使われていると思いますが、馬格に合わせた
具体的な寸法や作り方などの資料はないでしょうか? 
478名無し三等兵:2010/06/12(土) 10:25:38 ID:???
昭和30年代くらいにはそんな事やってたらしいね
話に聞いた事はあるけど
さすがに具体的な寸法までは知らんわ
479名無し三等兵:2010/06/13(日) 18:12:47 ID:???
>>477
ハワイに行ったとき、ワイキキの観光馬車が付けていた記憶がある
尻部の帯革に固定する形で、そのまま尻下にぶら下がる形だったが
480477:2010/06/13(日) 20:37:41 ID:???
d。私も実見したおぼろな記憶はあるのです。が、いざ作ろうと思うと・・・
481名無し三等兵:2010/06/30(水) 12:52:21 ID:???
発見したので一応ご報告。Bun-Bagという商品と米国特許5738047。
482名無し三等兵:2010/07/26(月) 00:42:33 ID:YvT7OVkO
age
483名無し三等兵:2010/07/26(月) 10:53:10 ID:???
素朴な疑問だが
竜騎兵って下馬戦闘時は馬はほったらかしにしてたんだろうか?
それともそこら辺の立ち木か何かに繋いでたりしたんだろうか?
後者の場合、部隊規模で下馬し馬繋ぐとなると
下馬地点は森林とかそういう制約があったんだろうか?

お集りの諸賢のご教示を請う。
484名無し三等兵:2010/07/27(火) 07:11:37 ID:???
>483 いろいろな可能性が。手綱を垂らしていたら動かない調教、
斜めに前後肢を紐で繋ぐ、立木に繋ぐ、繋馬"索"を張ってそこへ繋ぐ・・・
485名無し三等兵:2010/07/27(火) 21:35:46 ID:zVLwbRvW
分隊当たり一人か2人を手綱担当にして後方へ下がらせるんじゃねJK?
486名無し三等兵:2010/07/27(火) 21:37:39 ID:???
日本軍の山砲なんかはそうだったね
487名無し三等兵:2010/07/28(水) 02:30:11 ID:???
遭遇戦とか奇襲とか急な戦闘の時の下馬戦闘も気になるな
流石にそういう場合は降りずに戦うんだろうか
488483:2010/07/28(水) 16:58:49 ID:???
>>484-486
参考情報有難うございます。

>>487
「傍証」程度にしかなら無いの承知で書くと
コザックを除き帝政ロシア軍には
・戦列騎兵・胸甲騎兵・槍騎兵・軽騎兵・竜騎兵・騎砲兵の
都合6兵科が存在したが
ソ連時代には騎兵1兵科のみに統合される。
(1924年〜'56年まではコザック騎兵も存在)
このときの騎兵刀としては
1881年制式の竜騎兵刀が、装飾だけ変えてそのまま採用された。

この事からも類推できるが、前の方のレスにも有るとおり、
乗馬戦闘も当然想定されてたと思われる

というか「竜騎兵=馬に乗った歩兵」というよりむしろ
「竜騎兵=歩兵戦闘もできる騎兵」と考えたほうが良いのかも。
489名無し三等兵:2010/07/28(水) 21:26:45 ID:1iDJmGwM
咄嗟の場合は馬も伏せさせてその場で戦闘
日本軍の演習時の写真もある
490名無し三等兵:2010/07/29(木) 07:45:15 ID:???
馬を伏せさせるのはそう簡単でないようなので、咄嗟の場合にほぼ全頭に
可能だったかどうか。私は旧騎兵の弟子だが、末弟なので寝かせ方を
教わる機会はなかった。高弟のひとに聞くとコツがあるらしいが・・・
寝かせるのは待ち伏せ時で、遭遇戦では、乗馬戦闘・逃げる・
全体が/口取りの一部が窪地に退避というのが普通ではないか。
なお、一人で多頭を引くのはやはり結構な事前の調教を要するかと。
491名無し三等兵:2010/07/29(木) 10:41:05 ID:???
待ち伏せを受けたときは機動力を生かして一時退避が基本でしょうね
492名無し三等兵:2010/07/29(木) 23:42:27 ID:???
弾雨を潜り、騎兵といっしょに匍匐前進する健気な馬たちの姿を妄想
493名無し三等兵:2010/07/30(金) 00:18:19 ID:???
啼いてくれるな愛しの駒よ
今宵忍ぶは恋じゃない
494名無し三等兵:2010/08/04(水) 16:40:53 ID:???
>>483
馬同士つないじゃえば逃げられなくなるだろ
495名無し三等兵:2010/08/10(火) 00:15:10 ID:???
初質でなくあえてこちらで伺います。
ロシア機のクルベット/クルビットetcは
古典馬術のソレからとったのでしょうか。
496名無し三等兵:2010/08/17(火) 22:19:11 ID:RLf1Q7M7
カリウスのティーガーがエンジン音に驚いた馬を轢いてその後しばらく馬肉が食卓に載ったエピソードがあったな
497名無し三等兵:2010/09/11(土) 23:44:33 ID:???
日本史板の死亡で俺の愛する馬の日本史スレが消えてしまった。
この悲しみをいかにせん
498名無し三等兵:2010/09/11(土) 23:48:05 ID:???
>>497
馬を養い、一朝事に備えよ。
いざ鎌倉のときは明日かもしれぬからな。
499名無し三等兵:2010/10/19(火) 07:59:07 ID:R7gPWx6e
西洋の騎士のランスってそんなに衝撃力あるの?
馬と騎士の全運動エネルギーをぶつけるっていうけど、
他のオスマン帝国なんかの重槍騎兵だってそうじゃないの?

むしろ馬はオスマンのほうがアラブ・ペルシャ馬の宝庫でいいし
500名無し三等兵:2010/10/19(火) 11:10:16 ID:???
フランス北部〜オランダ、ベルギーあたりには
後の重種に繋がる土着のデカい馬がいたのよ。
そういう馬ではチョコマカ動きまわるより
真っ直ぐランスチャージする方が向いてたって事だろう。
501名無し三等兵:2010/10/19(火) 13:34:22 ID:???
専門家には怒られそうだが、簡略化する。馬のタイプは4つ。
1 どんくさい小型。カマルグ、道産馬、あんな感じ。
2 優美な小型。アラブ、ペルシャ馬、バーブ、汗血馬。
3 どんくさい大型。ブルトンとか。1と血が繋がる。
4 優美な大型。今のより控えめなシャイアーみたい。2と血の繋がりはない。

12の配合で、リピッツァーナやアルダルシアンのような良い「乗用馬」が
生まれた。1より優美で、2より頑健な。そのうちのやや大型のものが
当初の「軍馬」。
それに4をかけると、「乗用馬としては使いづらいほど大きい軍馬」が
できる。かつ、騎士の装備もガラパゴス化する。槍を手で持つのではなく、
鎧と一体化するなど。すると、2に乗った、槍を手で支えている騎兵とは
かなり異なってくる、というわけ。まあ、一瞬のあだ花ではあるんだが。
502名無し三等兵:2010/11/19(金) 01:30:49 ID:???
たしかランスを固定する金具とか付いてる鎧あったよね
503名無し三等兵:2010/11/20(土) 13:57:27 ID:???
ランスレストか?
槍を引っかけておいて楽できるんだっけか。
504名無し三等兵:2010/11/20(土) 14:08:23 ID:???
ランスチャージだけに特化したあの変態的な槍にはロマンがある。
505名無し三等兵:2010/11/21(日) 02:10:09 ID:???
むしろロマンしかないw
506名無し三等兵:2010/11/29(月) 10:00:03 ID:???
兵じゃなくて警官だけど
ロンドンの学生デモ隊に対する、騎馬警官隊の突撃や圧迫(1:10頃より)
http://www.youtube.com/watch?v=rgxwTF-qeAo

馬の衝撃力がよく分かる映像
突撃により混乱した後、後詰の騎馬隊と機動隊によるデモ隊が混乱しながら押し戻されている
しかも怪我をさせる様な直接的威力はない


もう一つ
ロンドンでG20が行われた際、抗議のデモ隊を押し戻す騎馬警官隊
http://www.youtube.com/watch?v=St596jXUR68

一列横隊で整然と前進すると、デモ隊が押し戻されていく
撮影者の位置からだと、騎馬警官とデモ隊の動きがよく分かる
507名無し三等兵:2010/11/29(月) 16:24:33 ID:???
>506 馬に詳しくない相手だから心理的に押せているだけでは?
本気の対立で、常歩で、徒歩の相手と入り混じってしまったら、
手綱を掴まれたり鞭を入れられたり馬をコントロールされてしまう。
下の人間が左手で左手綱を掴み、下腹部や内腿に下から鞭を入れたら、
どんな名人も乗っていられない。名人の名人たるゆえんは馬を御すにあり、
暴れられても乗り続けることができる、というわけではないから。
だから、本気の戦いでは、手綱を掴んだりされないよう、速度を落とさず
「突き抜ける、吹き抜ける」のが原則だと思うんだが・・・
508名無し三等兵:2010/11/29(月) 19:46:59 ID:???
>>507
馬に詳しい、本気の戦い、本気の対立というのが、どういうものを意味しているかは分からぬが
もちろん相手はデモ隊であり、古代ローマの百人隊のような戦闘のプロではない
またロンドンの学生デモ隊に、昔の騎兵突撃とまったく同じことをしたら、多分人権問題になるし
ただ人で作る隊に対する衝撃力とかは、似たようなところがあるのではと
あとG20の方を見ても、馬に威圧されてデモ隊はコントロールされている
本来の騎兵と比較すれば、騎馬警察の動きには違うところもあるとは思うが
509名無し三等兵:2010/11/29(月) 20:41:05 ID:???
人で作る隊と言っても一般市民と訓練された兵士じゃ全然違うし。
角材や火炎瓶で武装した暴徒相手にどこまでできるんだろう、と思ったりもする。
510名無し三等兵:2010/11/29(月) 21:07:41 ID:???
デモ隊の前列に数人、馬術経験を持つ者がいたら騎馬警官の威圧は
成立していないよ、ということ。口を取られたら乗り手の負けだから。
そこそこの馬術経験があれば、相当な速度で走ってくる馬に対してでさえ、
すれ違いざまに手綱を掴んで止めること(何人もで人垣を作って手綱に手が
届いた一人が掴むわけだが)は普通にできる。
それが可能なのに出来る者がいない、というぬるいシチュエイションでは
馬の衝撃力を云々するのは難しいでしょう? 騎兵が活躍した時代には
ふつうの人々も交通機関として馬を日常に使っていて、馬を扱う技術を
持っていた。簡単には威圧もされなかった。騎兵だろうが騎馬警官だろうが
常歩で押して行った口を取られて止められて終わり。
よって、ご紹介の動画は、昨今のデモ参加者が馬に明るくないこと、
騎馬警官の側もそれに期待していることは示せているが、衝撃力の
参考にはなっていませんよ、と。
511名無し三等兵:2010/11/29(月) 21:19:13 ID:???
>509 つい先日も本番で落馬して恥をかいた警視庁第三方面機動隊の
騎馬警官レベルではどうにもならないが、馬匹、乗り手、装備それぞれが
しっかりした騎馬隊なら、
>>角材や火炎瓶で武装した暴徒相手
にも、相当なことが出来るだろう。
ただし、弓・いしゆみ・銃等の飛び道具を持ち出されたら弱い。的として
大きい上に、人間の動体視力の限界があり、動きが大きい馬上からは細かい
観察が難しい(馬の目は速さに適応していて残像時間が短いとさ)。
むろん、角材や火炎瓶で武装した暴徒の中に馬扱いを知る者がいれば、
しっかりした騎馬隊であっても対応困難になる。
512名無し三等兵:2010/11/29(月) 21:31:04 ID:???
>>511
騎馬警官って訓練された人だろ?
年齢見たらかなり経験積んでる感じだし
そういう人でも制御できなくて落馬したり手綱引いても静止できずに
引きずられて大怪我をするわけだ。
自分の馬相手でも一歩間違えたらこうなるんだから
敵の馬の轡をどうのなんて夢物語ではないかな?

それが可能ならば、馬を使った戦争なんて2000年ほどの歴史があるんだから
古今東西多くの戦場でいくつもの事例があると思うのだが
寡聞にして、俺はそのような逸話を目にしたことが無い。
513名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:01:49 ID:???
>>510
一応確認しておくが
上の動画の1:10あたりから見てもらえた?
そのあたりで、騎馬隊が前進してデモ隊が分断させられ、混乱している
もちろん昔のガチ戦争の騎兵突撃ほど荒っぽいものではないが
その後に機動隊と別の騎馬隊が接近し、デモ隊を押し戻している

この、最初の突撃によってデモ隊に影響を生じさせた力を、衝撃力と表わした
あなたの言うとおり、相手に馬相手の戦闘に長けたものがいれば、結果は違うのかもしれない
それはともかく、馬によって相手の隊に突っ込んでこのような影響を及ぼすこと自体は、
騎兵戦術における衝撃力と似ているのかなと
あと突撃を受ける側が強固な防御を構築していれば、突撃の効果は薄いというのは、戦争でもそうだろうし
514506:2010/11/29(月) 22:13:30 ID:???
あと騎馬警官がらみでもう一つ

ポートランド市警察局の騎馬警官の訓練
http://www.youtube.com/watch?v=jygmA_KNRxw

デモ隊に対する警備実施訓練の様子
ここでは突撃はないけれど、整然と闊歩して歩くための訓練をしている
デモ隊役は大きな音を立てたり、煙や火をたいたりしているけど、馬は混乱せず言うことを聞いている

騎馬警官隊は、昔の騎兵と違って敵を殺すための部隊ではないので、相違点はあると思うけど
ただロンドンの事例も含めて、馬が人に及ぼす心理的効果は大きく、それがメリットにはなっていると思う
515名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:13:41 ID:???
警視庁第三方面機動隊の騎馬警官さんたちは、最長でも5年の経験しか
ないで。人事異動制度のために。下っ端の経験が平均2.5年は仕方ない
けど、馬の選択や調教をするのも初級者なので・・・
敵の馬のくつわを取った、という書き方だと例は少ないかもしれないが、
ぐずぐずしていて「敵に馬のくつわを取られてしまって」捕虜になった例は
わりとあるような・・・
普通に馬乗りしていても、むろん競技会・草競馬・流鏑馬や甲冑競馬なんか
ではより頻出するけれど、乗り手が止められなくなった馬の口を、徒歩の者
が取って止める、というのは普通にある。空馬を止めることもある。
空馬なら乗り手を落とす心配もないし、ランスチャージの倍ぐらいの速度の
馬の前に両腕を広げて立ちふさがったりする。判ってやっている分には
怖くないし、事故も起きづらい。
徒歩作業者が口を取った場合、馬を回らせておけば良い。抑え切れなくなる
こともあるけど、放せばすむ。口を取っている者に危険はない。
乗っていると、徒歩作業者が回す半径で回すことはできない、つか、
そうすると振り出されて落ちる。馬は速度が遅いほどイレギュラーな
動きが可能になる。すると落ちやすい。速いと真っ直ぐ走るしかできない
から落ちない。
一頭の馬に対して、乗り手と、手綱を掴んだ徒歩作業者が「影響力競争」を
したら、後者がまず必ず勝つ。歩いているモンが手を放してしまうことが
あるのは、こじれると上が落ちて踏まれて怪我をするのを案じるからで、
敵兵相手なら・・・。くつわを取られたら乗り手の負け。


516名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:20:00 ID:???
あと、現代のデモ隊が石弓や銃で武装して隊列を組んでいたら、多分市街戦になると思います
その場合は銃器で武装した機動隊や特殊部隊、もしかしたら軍の治安出動になると思うので、
確かに騎馬警官の出番はないですね
517名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:29:37 ID:???
文献史料出せば話に根拠が出来るんじゃないかな。
518名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:35:20 ID:???
>>515
徒歩者はくつわ掴んだ時点で騎乗側に対して無防備ではないかな?
519名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:45:10 ID:???
レスがずれているのはご勘弁。
>513/514
1:10から見てるよ。デモ隊か野次馬かはともかく、騎馬警官の「横」に
人々がいる。その時点で、騎馬警官は、実効支配はできておらず、
心理的なものに頼っている、今日日はよくても、馬扱いできる者が
多かった昔には同じ方策は取れなかったであろうということ。
びびって下がってくれず、「あらかわいい馬ちゃんね」と口を取られ、
ニンジンを出されたら・・・

ポートランドのは面白い。ロンドンと違ってクォーターホースだし、
ブリンカーともシャドーロールとも違う面白い目隠ししているね。
毛刈りのしかたもへえな感じ。
火や煙はそれがどーしたレベル。ロンドンのはサラ及びサラ系ミックス
からの選抜だろうから少し面倒だが、クォーターの選抜ならあの程度は
無問題。
騎兵だと、弾が飛び交い、新鮮な血の臭い(馬は苦手)が立ちこめる中、
臥馬させ馬を土嚢代わりに射撃して、のちに乗馬、突撃〜とやるんですぜ。

>518 左手で口取り、馬を左手前で回せば、徒歩側の右手はフリー。
回転させれば片手で足りる、つか、力比べしたら両手でもだめなんで、
馬扱い知っていれば片手で扱えるシチュに持ち込む。反射的に。
乗り手は、落ちないためには左手で鞍またはたてがみにつかまるか、
徒歩側に首を晒すように極端に内方に荷重するしかない。
右側に飛び降りてもいいが、遠くへ跳ばないと自分の馬に踏まれる。
遠くに跳ぶにはタイミングを計らないといかんが、口取りはなんぼでも
イジワルができる。
私ら、普段、乗り手を落とさずに馬を回して止めるのに苦慮しております。
乗り手を落としていいなら簡単なのですよ。
520名無し三等兵:2010/11/29(月) 22:49:33 ID:???
>>519
いや、その掴む動作に入る前で無防備じゃ無いの?
つまり馬の前に立って「とおせんぼ」する動きがあるわけでしょ?
馬上の人が槍とか持ってたらアウトじゃん?
521名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:04:41 ID:???
>>519
昔から騎馬警官の戦術は、あんまり変わらないと思う
研究発展した部分はあるだろうけど
強いて違いを言うなら、昔は警棒で暴徒を馬上から殴りつけていたが、今はあまりやらないとか
馬が隊列を組んで動いているのにビビらず微動だにしない人は、普通はなかなかないのでは

騎馬隊による警備実施の役割は、馬による威圧と群集の制御
たとえば↓これだと、1:20あたりから騎馬警官登場

http://www.youtube.com/watch?v=ZVyu4sKaVcY

群衆の中に割って入り、車が通過できる道を確保している
他にもCOPSで見たのは、ホテルのベランダに現れたスヌープ・ドックを見て群集が殺到したところ、
騎馬警官が近づいて周囲を歩き、群衆に流れを作り出して危険な状況を回避したもの

心理的効果ってのは、これは古代の騎兵にもあったものだと思う
逆に言えばそれが今でも有効だから、欧米では多用されているのかと


>びびって下がってくれず、「あらかわいい馬ちゃんね」と口を取られ、
>ニンジンを出されたら・・・

それは効かない
というかそれで馬が混乱するようなら、警備用の馬として躾がなってないか、馬に素質がない
ttp://oliver.exblog.jp/2083842/
522名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:12:18 ID:???
>520 把握。リアル対決な場合のことなのね。

お互いに長物を持っていて使いこなせる同士なら馬上有利が原則。
ただしその有利は、馬に速度があり、お徒歩が手綱を取れないこと、
乗り手が馬を制御できていて、お徒歩の右を通るか左を通るかの選択権を
保持していること、が必要なわけ。実際には、後者は攻守双方に自明な
場合が多いから、焦点は速度になる。お徒歩が逆サイドにステップできる
遅さではあかんわけ。放馬に対して「とおせんぼ」するのは事故なきを
期して、また手綱をつかみやすいよう減速させるためだから、敵対勢力に
対しては、馬上の意図と逆にすり抜けざま(馬もよけてくれますし)に
手綱を無理にひっつかんで落馬させても人馬転させてもいいんで、
「とおせんぼ」は必要ない。乗り手としてはすれ違いざまに手綱を
ひっつかまれることもないようにせねばいかん。
目安としては分速300mあたり以上か。
523名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:17:42 ID:???
こう言えば良いのかな

もし騎馬隊に遭遇してもまったく微動だにせず、馬が動いたり前進しても隊列を崩さない、
よく訓練されたデモ隊や群衆がいれば、騎馬隊の効果は薄くなる
だがしかし、そんな群集やデモ隊は稀
よって、騎馬隊の突撃によって隊を分断したり、群集を制御するのは今でも効果がある
そこには、嘗ての騎兵が敵兵に及ぼしたのと類似した、衝撃力や心理的効果が見受けられる


524名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:29:38 ID:???
>521 おお、あのカバーは視界制限でなく破片防御か。
それはともかく、あのニンジン差し出しはしゃれじゃん。何m離れてますか。
「口を取る」ことの重さがピンとこないのかな。むろん、興奮の極みでは
食わないことも多いけど、口を取った者が腹の辺りで差し出したら食う馬も
いる。なぜって、口を取ったら、その者が乗り手より優先する親分になる
から。警察犬なんかと違って、馬の場合、食べ物を拒否する訓練は原理的に
困難だし。

馬にビビらない人が「普通にどれぐらいいるか」の差が、今の騎馬警官が
現に取っていて有効なやり方と、昔の騎馬警官や騎兵が取り得たやり方との
差に通ずるだろう、と言っている。1:20〜、拝見したが、騎馬隊の
動きはロープ一本で無効化されてしまうものだよ。
言い替えると、今の騎馬警官は人々の無知につけ込むことで穏やかな
威圧を行い得ている。昔はそうはいかなかったであろうよ。
525名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:39:03 ID:???
入れ違いごめん、寝るぞ。

もし騎馬隊に遭遇しても特に慌てず騒がず、喧嘩も売らず逃げもせず、
ごく普通にすぐ横を馬が通るままにして、手綱、ことに大ロクを掴んで
馬を止めて愛撫しちゃうような人がデモ隊の中に騎馬警官の数+アルファ
いたら、ソフトな威圧は出来なくなる。だがそういう人が少ないから、
ソフトな威圧が使えている。
今の田舎の軽自動車のように、一人一頭一家に数頭の馬がいるような
(ってむろんある程度のお金持ち以上だけど)社会でソフトな威圧を試みても
ごく普通にく口取りされて終わり。
従って「同等な心理的効果」のためには、昔は、物理的にははるかに
激しいチャージが必要であったであろう。ここで「同等」なのは心理的
効果のみ。
衝撃力はあくまでも槍を通して伝わる物理的な力なので混ぜてはいけない。
心理的な”インパクト”と言いたいのなら今後は言い替えてくれ。
ランスとかランスレストの話題に繋がっている流れなんだから。
526名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:47:50 ID:???
>>524
次々と新たな「もし〜だったら」が出てくるだけで、
「効果がない」「効果とはいえない」って具体的な話になっていないと思うのだが

>それはともかく、あのニンジン差し出しはしゃれじゃん。何m離れてますか。

あれは警戒しているだけで、あのデモ隊を解散させるために動いたり、押し戻そうとしているわけではなししね
そもそも馬が突っ立ってるだけで人々が混乱するんだったら、騎馬隊による街頭警備や公園警備なんかできない
周囲がパニック状態になって危ないもの
そしてまた、馬が動いても轡を掴んで人参突っ込むめる人は、なかなかいないだろう

馬が近づいてきても微動だにせず、前進してくる馬の轡を取って人参を口にねじ込む度胸がある人が何人もいて、
集団としては常に秩序を維持して、騎馬隊や機動隊で構成される警察部隊の動きに素早く対応できて、
というデモ隊や群集が存在するのなら、あなたの言うようなことが起きるかも知れないが

>今の騎馬警官は人々の無知につけ込むことで

騎馬警官の相手があなたから見てヘタレであることと、騎馬隊の効果のある/なしは関係ないんじゃね?
仮にあなたがデモ隊にいてそれができたとして、一匹の馬の動きを封じたとしても
全体として混乱して分断を生じさせ、騎馬隊や機動隊による制圧や群集の解散ができるのなら、やはり効果はある
騎馬隊だけでどうにかするのが目的ではなく、警察がデモや群集をコントロールするのが目的だから

>昔はそうはいかなかったであろうよ。

の事例を知らないので
あれば教えて欲しい
527名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:54:40 ID:???
>>522
轡を隙を見てつかめるなら
手にした獲物を、馬なり馬上の人なりに当てられるのでは?
また軍馬って攻撃も訓練されてるそうだから
「避けてくれる」て保障ないよね?
あんな大型獣が高速でぶつかったら危ないわけで
そんな危険を負ってまで轡取りを仕掛けるもんかね?

普通に攻撃したほうが良いのでは?
528名無し三等兵:2010/11/29(月) 23:56:30 ID:???
>>525
>衝撃力はあくまでも槍を通して伝わる物理的な力なので

昔の騎兵も、相手の隊に騎兵が突っ込んで勢力を分断するなどすれば、
それは騎兵の持つ衝撃力として考えられるんじゃないの?
槍が敵兵に突き刺さらなくても
また武器として槍は持っていたとしても、
根底にあるのは騎兵隊が突撃すること自体の威力だろうし

あと僕は別に「昔より今の方がすごい」とか、そんなkとおは言ってないよ
飽くまで現代において、「人間の隊」に対する「騎馬隊」の話をし、
昔の騎兵との比較は相手の隊に与える衝撃が似ているのでは、ということで
「昔のガチ戦争はこんなもんじゃない」というのは、別に否定にも肯定にもならんと思う
騎馬警官がタイムスリップして、百人隊に突撃するんなら話は別だろうが
529名無し三等兵:2010/11/30(火) 00:34:06 ID:???
サッチャー政権の人頭税導入に単を発する1990年のロンドンでの暴動では
騎馬警官がチャージしたら道を開けながらも物を投げまくる、怯んだら
背後から攻撃で暴徒は対応してたな。
http://www.youtube.com/watch?v=IeFS6S06w8c
530名無し三等兵:2010/11/30(火) 00:52:14 ID:???
>>525
衝撃力の概念を誤解してる気がする

物理的なエネルギーじゃなくて(当然槍もってる必要は無い)
敵の戦線を突破する能力、って表現していいと思う
で、なんでそれが騎兵にあるかっつーと
1、機動力 2、突破力 3、独立戦闘能力 をそこそこの水準で保ててるからで無いからだろうか

サッカーでいえば足が速くて、ドリブルで抜けて、周りにパスする相手がいなくても進んでける選手っつことだ
いくらドリブルやパスやシュートがうまくとも足が遅ければゆっくりDF(=敵の守備部隊、予備部隊 場合によっては前線からの抽出)
がわらわら集まってきて数の差で圧倒される
すなわち機動部隊は攻撃側の優越点である攻撃地点の選定によって生じる奇襲効果を増大させられる存在であるということだ

ソ連なんかは冬戦争でいくら火力で優越してても衝撃力がなければその辺の戦線や予備引っこ抜いて
すぐさま撃退されちゃうことを学んだとかなんとかいろいろあるね
531名無し三等兵:2010/11/30(火) 01:05:23 ID:???
眠い。昔のガチは誰もわからん。が、今でも、馬に触れることはできる。
お遊びでいいから、分速300mで槍代わりに持った長鞭の先を、敵兵
がわりのドラム缶に突き立てるフリ〜とか、ヒッカケられて乗り手が
パニクってる人馬、あるいは放馬した馬を掴むとか、やるとか、やって
みせてもらうとか、してくださいな。
馬が騒いでたら口取りするのが常識であった、というのがぴんと来ないから
>> >昔はそうはいかなかったであろうよ。
>>の事例を知らないので
となる。効果がない方策は取らないんだから事例なんかあろうか。あるいは
>>馬が近づいてきても微動だにせず、前進してくる馬の轡を取って人参を
口にねじ込む度胸がある人が何人もいて
という極論になる。別に微動だにせずでなくていいんだって。激昂している
友があれば落ちつけと肩に手を置くのと同じように、普通の振る舞いと
して口を取る、というだけなんだ。攻撃を訓練された軍馬、というのは相当
古い。カプリオールやクールパードは比較的近年まで名残りがあるが、
前への攻撃ではない。そして、馬はよけるよ。ぶつかったら自分が怪我する
から。放馬の前に立ちふさがる場合には避けるな、と教えられる。最後は
馬が避ける。噛みつきや前肢での攻撃を仕込まれていたとしても、走り
ながら攻撃することはできない。手綱を取ろうとしたらその場で嫌うことは
できるが、大きな脅威ではない。
手綱をつかめる遅さ、乗り手からの脅威の低さなら、乗り手にも馬にも
武器を当てられる。だから乗り手はそうならないように高速を
保とうとする、と書いているんだけれど。轡と手綱と区別してね。
轡はイキナリはなかなかつかめないし指が掛かっても保持しきれない。
衝撃力。いや、そういう語法を否定はしてない。が、ランスの話の後なん
だから、別の使い方をし始める側が注釈いれてねと。馬が走り抜けて
隊列が乱れました、というのはそれだけのことだし、その過程で味方に
どのぐらいの被害が出たか、とは別の話。
532名無し三等兵:2010/11/30(火) 02:17:37 ID:???
>>529
暴徒の数が多すぎて、騎馬隊にしても機動隊にしても一時の突撃の効果で一部が検挙されても、
直ぐに穴埋めされる感じだな
533名無し三等兵:2010/11/30(火) 07:05:50 ID:???
長い上に史料が無いな。
534名無し三等兵:2010/11/30(火) 07:11:38 ID:???
衝撃力とか衝力って、ドイツ語のstoss、英語のshockに対応した
軍事用語といっても差し支えない言葉だと思うが
535名無し三等兵:2010/12/10(金) 00:31:31 ID:???
この流れは要するに馬に詳しい俺がデモ隊にいれば騎馬警官隊を撃退できた(キリッ
って言ってる変な子が湧いたってことでおk?w
536名無し三等兵:2010/12/12(日) 15:11:53 ID:???
>>535
マジに考えると
一頭の轡を取って制御できたとしても、騎馬隊自体は何頭もいる
またそうしたら随伴する機動隊員が公務執行妨害で逮捕できると思う
騎機直協の状態ではどの道「デモ隊が勝つ」というのは、そういうことでは決まらないかも
>>529が例示したように圧倒的にデモ隊の数が上回れば、一時の突撃の効果も埋められるが
537(キリッ :2010/12/12(日) 23:09:11 ID:???
乗り手の立場としては、自分も手綱を握っているとしても、
徒歩者が口を取ったら、馬に対する支配権は徒歩者に渡ると考える。
望まないのに口を取られた際に、乗り手は何ができるか。
紹介されている動画でも、地上の者を殴り続けて排除しているのは
「乗り手の右側」だよね。身近に馬がいなければ脚立の上ででも
やってみてくれるといいんだが、右利きが左側を力強く攻撃できるか?
(馬を扱える)一人が一頭の口を取れば、その騎馬警官は、「騎馬」としては
員数外にできる。良い乗り手でも、悪意ある者が口を取ったら乗って
られない。
さて。デモ隊でも敵の歩兵でもいいが、敵対勢力に対して同数以上の
騎馬警官や騎兵を投入できるか?
デモ隊としては、騎馬警官の数に見合う程度の口取り要員を確保すれば、
相殺されて、騎馬隊の脅威はなくせるわけ。口取り要員が確保されても
いいのよ。再騎乗はハードル高いし、乗ったとしてもいろいろな難点が
出てくる。

自分が乗り手だとして、何がイヤかを考えてみてくださいな。
そのイヤを回避するにはどうしたいかも。
538名無し三等兵:2010/12/13(月) 01:04:54 ID:???
というか何の参考にもならん
539名無し三等兵:2010/12/13(月) 03:59:30 ID:???
プロの騎兵対プロの歩兵でも、轡取って騎兵の突撃効果が帳消しになった話しなんて知らないし
全体通してみても車両で例えて言えば、
「特型警備車なんて、相手がRPGやジャベリン持っていればやられる」
「特型警備車に飛び乗って放水塔ハッチ開けて発煙筒投げ込んで混乱させて、その後にガスマスクつけた要員が強襲すれば乗っ取れる」
レベルの話を延々されてる感じ
正直言ってどんだけ読まされてもよく分からん
少なくともデモ隊を制御し、あるいは分散させるための騎馬警官による突撃は昔も効果あったし、今でもある

轡取り要員がいるいないってのは、実際の事例だと効果を判定する要素にならんだろう
実例があるんだったら知りたいけど
540名無し三等兵:2010/12/13(月) 04:12:11 ID:???
数を比べるなら、まず間違いなく

騎馬警官の数 > 馬の扱いに慣れてるデモ隊員の数

農村部ならいざ知らず、デモなんてのはだいたい都市部で行われるわけで
都市住民の中に馬の扱いに慣れてる連中がどれだけいるかね
541名無し三等兵:2010/12/13(月) 14:06:26 ID:???
馬乗りでないとピンと来てはもらえないのか。と思ったら。
騎馬警官の常歩での威圧は、「心理的な効果」に依存しており

>>騎馬警官の数 > 馬の扱いに慣れてるデモ隊員の数

という状況下でのみ成立する。デモ隊が騎馬警官対策に馬乗りを控置して
いたらうまく機能しない。前記状況下であっても、蛮勇を発揮す者が
一定数以上でれば機能しない。「押し包まれて」しまう。
騎兵が現役だった時代では、

騎兵の数 > 馬の扱いに慣れてる敵兵or暴徒の数

という状況は成立し難かった。よって、常歩での威圧は実際的ではなかった。
速度が大切だった(敵兵や暴徒死傷に配慮する必要はないし)のだ、
だから騎馬警官の動画はそれ自体としては面白くとも、騎兵の働きの
参考にはならない・・・と、こう書けば判ってもらえる?
542名無し三等兵:2010/12/13(月) 14:40:04 ID:???
> だから騎馬警官の動画はそれ自体としては面白くとも、騎兵の働きの
> 参考にはならない・・・と、こう書けば判ってもらえる?

うん、>>507で終わりだ。
なんでここまでもつれるかというと
双方が勝利条件を理解してなかったから
543名無し三等兵:2010/12/13(月) 15:24:18 ID:???
しかしお前らこんな動画でよく真面目に語る気になるな
544名無し三等兵:2010/12/13(月) 15:49:26 ID:???
もつれたのは、蛮勇を発揮する者に依存した論に合点がいかないから

デモ隊に対して突撃し混乱と分断を生じさせたこと、
騎馬隊がビビらせてデモを制御する様子を馬の威力の例としているのに、
「馬慣れしている人が云々」と延々言われてもよく分からんし
心理的効果に依存するからダメと言われても、騎兵だって突撃自体に心理的効果があるだろう
特に古代になるほどその傾向は強いのでは
また速度と言うのであれば、デモ隊への突撃はまさしく馬の速度を生かしている

多分あなたの中には「騎馬隊の衝撃力とは、馬慣れした強い相手に対し高速で突撃してなぎ倒すものだ」という絶対条件があるのだろう
それ以外のものは一切認めない
こちらは馬の機動力や心理的効果という古典的な要素を踏まえて、騎馬警官隊のデモ隊や群集に対する影響から、
昔ながらの「馬と人間の関係」に共通した要素を見出している
言ってみれば相対評価
またその古典的要素があるから、相手を傷つけずに少数で制御する威力もあるのでは、と考えている
この違いはあるかな

あと騎兵突撃の効果を弱めるのは、昔でも馬慣れした蛮勇じゃないと思うよ
騎兵の弱点である「防御力が低い」点をついて射程武器を使いこなせるか、防御陣地を構築できるかどうか
「昔は馬慣れした人が多かったから、馬の心理的効果はありませんでした」ってのは騎馬警官でも知らない

だから上にも意見があるけど、馬慣れした勇者によって突撃や威力相殺された、という具体例を知りたいと
545名無し三等兵:2010/12/13(月) 15:50:12 ID:???
>>543
閑居した小人なので
546名無し三等兵:2010/12/13(月) 16:22:25 ID:???
>>510
動画では馬に触ろうとしたデモ隊は特殊警棒で殴られてるよ
口とったら即殴打でしょ
547名無し三等兵:2010/12/13(月) 17:19:11 ID:???
むしろ勢いで相手の隊列?が崩れたところでさらに戦果を拡大するための追撃が必要なことがよくわかる
治安目的じゃそこまでできんが
548名無し三等兵:2010/12/13(月) 17:43:55 ID:???
>>546
しかも大分前にくつわ狙ったら馬上から狙い撃ちだろと指摘されてる。
549507=(キリッ =541:2010/12/13(月) 19:17:07 ID:???
>>546 口取りしている敵は殴打できない位置関係になる。

>>544 第二段落の疑問については、やってみてとしか言えないな・・・
間抜けな場合についての具体例を捜すのは無理でしょ。試しもしないから。
550名無し三等兵:2010/12/13(月) 21:44:19 ID:???
もしかして轡の人は、騎馬警官は敵を殺すために動いていないから、参考にならぬと言っているのか?
軍隊と警察では行動原則が違うからとか

でも比較と言うのは、大抵は異なる事例に類似点を見出してするもので
少なくとも騎馬突撃で相手の隊を分断・混乱させ、その後別部隊が前進して制すると言うのは、
殺す殺さないは別にして軍同士の戦いでもあることだし

>>549
というかね
平和な状況での乗馬で馬を引く人がコントロールする話と、
二つの勢力が対峙している状況で前進する騎馬隊の馬の口を押さえる話は、
全然異なるわけよ
それでも、歩兵やデモ隊が相手の馬の口を取って無力化したという話があれば別だけど、
そういう話が出てくるわけでもないし
あと軍や警察は相手一人一人とサシで勝負しているわけではないし
551名無し三等兵:2010/12/13(月) 21:58:01 ID:???
轡の人は、客観的証明にならない自分の乗馬体験、史料に基かない歴史的要素
この二つを元にして話をするから議論にあまり意味が無くなっていると思う。
552名無し三等兵:2010/12/13(月) 22:53:50 ID:???
語り手にとって「あまりに常識的なこと」は、あえて書かれない。

個人的な体験を言っているわけではなくて、馬乗りの常識を判ってと。
分速何mと書いたことがある。軍隊馬術でも速度は話題になっている。
「日本騎兵史」は編成重視、「遊佐馬術」はフィリスLOVEだしで、
入手しやすいまとまった論述は紹介できぬが(騎兵操典でも捜してよ)、
断片的な記述を拾っていけば、分速nメートルはこんな意図、と見えてくる。
馬術競技の分速規定が軍隊馬術の背景を持つこと、突撃の速度は、
敵に対する威力と、足下の不安との兼ね合いで変遷していること。
分速nメートルの際の、乗り手と徒歩者それぞれからみた馬の動きが
わかれば、意味が読める。今のエンデュランスの時速15〜18kmって
イメージわく? 常歩? 速歩? 駈歩? 歩度は?
障害で、分速280mぐらいから350mぐらいまであるが、差がわかる?

警官と兵隊とでは、むろん、ご指摘の行動原則の違いと、相手の違いの
双方からして、「実技」も異なる、と言いたい。
騎馬が「拳を血まみれにしつつ窓ガラスを割る」ように突き抜けて、
後続がつけいって・・・という構造は否定しない。差を言いたいのは速度。
「突撃」の速度はナンボか? ロンドンの「突撃」の速度は?
常歩? 速歩? 駈歩? 歩度は? 収縮、尋常、中間、作業、伸長?

なんども言うが、口を取られる間抜けな実例はしらん。誰が試す?
「押し包まれて」は例がないか?
平静な馬の口取りの話はしておらぬ。馬自身が興奮しているか、乗り手が
駆り立てているかはどうでもいいが、馬を御すには方法あり、頑張っても
御せない条件もあり、それらは私の個人的な体験云々な話ではなく、
馬乗りや馬子なら誰でも、改めて言うまでもない「常識」なわけ。

乗る側のつもりでも、阻止する側のつもりでもいい。時代も、スキタイでも
いいし中世の騎士でも永沼挺身隊でもいい。当事者の身になってみてよ。
常歩でひたひたと進むかい? それが怖いかい?
553名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:08:42 ID:???
歴史を語るなら文献史料出そうや、な?
554名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:23:18 ID:???
馬を語るなら乗れるようになってからおいで、な?
555名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:31:53 ID:???
>>551
もう轡太郎と命名しようず!w

>>552
すまんが全体的に何が言いたいのかよく分からん…
>常歩でひたひたと進むかい? それが怖いかい?
それが隊伍を組んで突き進んでくれば十分威圧感はあると思うが
そりゃ速度が出てた方が威力が出るのは勿論だが、馬の素人が多い現代人相手の治安活動なら
別に低速であっても有効ということを>>506の動画は示してるわけでしょ
556名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:43:38 ID:???
いや、馬に乗れるお方は偉いのう。
馬についての主張を補強する史料も無いというのが玉に瑕じゃが。
557名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:44:48 ID:???
治安維持における馬の利用スレはここですか?
558名無し三等兵:2010/12/13(月) 23:49:49 ID:???
ここまでの流れ

騎馬警官がデモ隊に乗り入れて威圧する動画が貼られる

お前ら「昔日の騎兵の役割を彷彿とさせる動画だな」

轡登場「こんなのデモ隊が素人だからだし、俺なら轡とって終了だから」

お前ら「うん、そうなんだスゴイね」←意外と反応が薄い

轡「こんなの昔なら轡とられて終了だから」←また言ってる

お前ら「いや実戦で取りに行ったら武器でやられるんじゃね?」←スレタイ通りの反応

轡「素人乙!轡取りは無敵だというのに!」←なんか言ってる事が極端になってきた

お前ら「なにいってんだこいつwww」←面白いので煽り始める

轡「素人乙!こんな事は経験者なら常識だというのに!」←だんだんヒートアップしてきた

いまここ
559名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:06:45 ID:???
るーぷするな。
>>馬の素人が多い現代人相手の治安活動なら(引用者略)有効
なのには全く反対しない。
>>威圧感はあると思う
のが、まさに、
>>馬の素人が多い現代人
の反応でしょ。それはある意味で、騎兵が騎兵でなくなり、かといって、
先進国で戦車を対デモ隊に出すのは角が立つし・・・なケース。
あなたは、たとえばカラ馬がそこらの空き地で草食っていたとしても、
怖いと思うんでないかい? 普通に寄っていって口取ってそこらに
繋いでから、「馬が放れてますよ〜どなたか飼い主いませんか〜」
と怒鳴る、とは思わないのでないかい? 馬に触ったこと、あります?

馬の素人が少ない時代、騎兵が戦車兵になる前の時代にはどうだったのか。
歩いてくる馬は誰も怖がらない。なんで怖がる必要があるの?
「遊佐馬術」に、馬は速度が速いほど余計なこと(乗り手を落とすために
跳ねるとか)が出来ないから、けんかになったら走らせてしまえ・・・と。
「馬術読本」にも同様の体験談がある。遅さの怖さ、があるのです。

あなたが地面、私が馬上で、支配権争いをしようか。あなたが手綱を放し
さえしなければあなたが勝つ。大暴れの後に放すのでもあなたが勝つ。
馬上の私が勝つためには、あなたに口を取らせないようにするしかない。
どうするか? 速く走らせる。突撃の望ましい速度を決める要因のひとつだ。
速いほどいいならみんな襲歩襲撃でいいじゃん、とはいかないのは、
人馬転リスクが怖いから。

戦闘機の速度と運動性の関係と似た折り合いの難しさがある。
文献? 数値を示すような「科学的な」書き方が普及する以前に騎兵は
滅びた。最近話題の秋山兄から始まり、山本、今村、遊佐、印南、木戸、
小松崎、西・・・著作のあるひともいるけれど、後代の検証に耐え得る
まとまった数字は残っていないよ。
560名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:09:30 ID:???
誰が何を主張してるのかさっぱりわからんw
561名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:09:40 ID:???
別に日本の史書に限らなくて良いと思うんだが。
そもそも>>506の動画からしてロンドンだしな。
日本でも中国でもモンゴル、イスラム、ロシア、東欧、西欧どこでも良いから
戦史に於いて実行され成功した例を示せば良いだけの話。
562名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:16:04 ID:???
ここまでソース民明書房
563名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:25:43 ID:???
近代日本の馬匹改良では、重輓馬、軽輓馬、乗馬の三系統に整理されるが、
乗馬の目標の一つが、突撃の速さを時速約20km/hから約30km/hに
したい、であったことは周知と思う。
騎兵が滅んだ後も、アングロノルマンの生産はしばらく続いていた。
乗用と肉用兼用で。今みたいに肉用は専用の重種になる前。
定義上は被るが、当時のアングロノルマンは今の競技用のセルフランセとは
大部違う。「あの」アングロノルマンが約30km/hで突撃したいという
日本歩兵の希望の答えだった。くそ重い(体重の話ではない)馬だったが、
大きく長く、タフだった。岬馬との馬格の差は一目瞭然。
よい馬が出来た時には騎兵が時代遅れになったけど。

常歩でいいなら岬馬や、もっと小さい在来馬で足りたんだよ・・・
日本馬政史上の努力が何のためだったてと思ってるんだよ・・・
去勢令で泣いた人たちが浮かばれないよ・・・
564名無し三等兵:2010/12/14(火) 00:48:01 ID:???
鉄砲で打ち合う時代の近代騎兵に求められる速度が
群集に対峙した時のクツワ取れるかどうかの速度と関連するのかよw

馬に慣れた人が多数居た時代であった
江戸時代以前の日本の在来馬が
近代の馬より遅いのはどうしてなんだ?
速いのが必要なら相応に工夫也したんじゃね?
565名無し三等兵:2010/12/14(火) 02:37:42 ID:???
轡取るのは現代のぬるい激突ならではアイデアだべ
566名無し三等兵:2010/12/14(火) 04:39:39 ID:???
しかし現代のぬるい激突では
騎馬警官の数に対抗できるだけの轡掴める勇者を集めるのが難しい。

なんだやっぱり馬ってつええんじゃん
567名無し三等兵:2010/12/14(火) 13:16:41 ID:???
勇者ならこのスレにもいるじゃん
568名無し三等兵:2010/12/14(火) 17:12:23 ID:???
轡取る勇者を集めても
何時、どのように、突撃を実施し圧迫して隊を解散させようとするかは、
警察の警備責任者が判断することだしな
その点ではデモ隊側は基本受身と言えるかも
デモ隊の結束を緩めて圧迫する隙を作れば全体としては目的を達するのだし、
騎馬隊と機動隊の連携相手に防御力は強くするのは厳しそう
元々烏合の衆なわけで
569名無し三等兵:2010/12/15(水) 01:50:08 ID:???
烏合の衆 vs 鵜飼の匠
570名無し三等兵:2010/12/16(木) 19:14:43 ID:???
よくわからんけどデモ隊ってつまり密集した歩兵でしょ?
そこに軽騎兵がゆっくり突っ込んでいったら轡とられようがとられまいが負けるのは普通じゃないの?
昔の合戦なら騎兵が前進する前に飛び道具で乱すとかするんでは?
571名無し三等兵:2010/12/16(木) 19:39:18 ID:???
デモ隊が密集した歩兵と同列であってたまるか。
572名無し三等兵:2010/12/16(木) 23:09:14 ID:???
普通のデモ隊が整然と方陣組んだりするとでも言うのか
573名無し三等兵:2010/12/17(金) 00:51:14 ID:???
デモ隊が整然と横隊を組んで前進してくる状況じゃ、デモや暴動じゃなくて。
蜂起とか内乱って言葉の方が相応しいよな。
574名無し三等兵:2010/12/17(金) 01:38:24 ID:???
>>572-573 
昭和も遠くなったねえ…いや俺も自分で見た訳ではないが。
今じゃ廃れた技術だが、手に手を取った一列横隊が次々続いて、密集行進で道を埋め尽くす手法のデモなら、
学生運動華やかなりし頃普通にあったぞ。ジグザグデモで画像検索してみるといい。
575名無し三等兵:2010/12/17(金) 20:00:08 ID:???
>>574
あのなぁ、ただ隊列組んで行進するだけが前提の話なんて皆してないよ。
攻撃を受けて犠牲者が出ても整然と射撃、前進前進するファランクス、テルシオ、17、18世紀の横隊歩兵
大陸軍の歩兵と英軍歩兵、これと同じことがで出来て初めて
>よくわからんけどデモ隊ってつまり密集した歩兵でしょ?
デモ隊即ち歩兵とみなせるんだよ。
576名無し三等兵:2010/12/17(金) 20:15:54 ID:???
警備側が手荒なことをするまでは隊列で前進するってだけなら確かに合ってるけどね。
577名無し三等兵:2010/12/18(土) 02:21:35 ID:???
デモ隊ってのは抗議のためとかにデモンストレーションをするのが本来の目的っしょ
それが攻撃されても隊列を維持して組織的に対抗できるとしたら
それは戦闘を前提にした訓練をしてるわけで最早反乱軍みたいなもんだわな…
578名無し三等兵:2010/12/18(土) 02:34:17 ID:???
固く方陣を組み、ゴム弾や放水で外周の仲間が倒れても顧みず
ゲバ棒の槍襖で機動隊のチャージを退け、投石器による一斉投石で
強力な打撃を加えつつ、整然と国会議事堂に前進する学生デモ隊...


あの世代の連中にそれだけの力量や意志が備わってたら日本の
歴史が変わってたかもな
579名無し三等兵:2010/12/18(土) 04:20:41 ID:???
どこまで行ったら銃撃していいかって境界線が明確になりそうだなw
580名無し三等兵:2010/12/18(土) 12:47:56 ID:???
>>578
当時の学生たちは「雑兵物語」を参考にしていなという話はある
それに放水車は大砲の水平射撃に近いからなぁ
片方が三兵戦術の1つがかけていたらそりゃ負ける
581名無し三等兵:2010/12/18(土) 21:58:02 ID:???
一方中国は戦車を投入した
582名無し三等兵:2010/12/19(日) 01:07:32 ID:???
だが、心ある戦車兵は
戦車の前に立ちはだかった男を轢くことができなかった。

民衆は、立ちはだかった男「のみ」を讃えた。
そして、自分たちも戦車の前に人垣で対抗しようとした。

しかし、次にやってきた戦車は別の部隊だった。
その戦車はあっさり人垣を踏み潰していった。
583名無し三等兵:2010/12/19(日) 01:46:44 ID:???
>>582
バリケードにぶち当たった戦車にバンバン火炎瓶を投げて蒸していたという話を聞いたことが…。
584名無し三等兵:2010/12/20(月) 01:27:54 ID:???
>>583
蒸し蒸しされていたのは装甲車じゃなかったかな?
まぁ全貌はいまだ殆ど不明だけど。
585名無し三等兵:2010/12/21(火) 21:43:44 ID:???
Mount & Bladeやってたら中世の騎兵に興味出ちゃったよ
つーことでお勧めの書籍教えてください
586名無し三等兵:2010/12/21(火) 23:03:02 ID:???
騎乗
587名無し三等兵:2011/01/04(火) 03:02:47 ID:???
>>511
細かいが、警視庁の騎馬警官は、警備部のいわゆる機動隊(治安部隊)じゃないよ。
交通部の第3方面交通機動隊で、白バイ警官と同じく交通取り締まりが本務の部署。
非常時には、交通部の警官も特別機動隊に編成されるのかもしれんけど。
588名無し三等兵:2011/02/03(木) 03:34:55 ID:???
エジプトでラクダ騎兵が投入されたそうだな
589名無し三等兵:2011/02/05(土) 17:01:00 ID:???
デモによる観光客激減にブチ切れた観光業者だけどな
590名無し三等兵:2011/02/06(日) 03:09:49 ID:???
インドにはラクダの部隊があるそうだ
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2315639/2382168
591名無し三等兵:2011/02/06(日) 10:58:20 ID:???
ちょうどポニーサイズの馬に乗ってる人もいるが
つかまって引きずり落とされちゃってるな
その点ラクダは強い。圧倒的じゃないか
ttp://livedoor.2.blogimg.jp/himasoku123/imgs/3/0/307e0fc9.jpg
ttp://livedoor.2.blogimg.jp/himasoku123/imgs/c/5/c52d4986.jpg
ttp://livedoor.2.blogimg.jp/himasoku123/imgs/d/9/d960dd5c.jpg
592名無し三等兵:2011/02/06(日) 13:03:07 ID:???
ラクダでけー
なんかちょっと悲しげな表情してる気がw
この写真に写ってるの同一人物か?
593名無し三等兵:2011/02/08(火) 07:44:40 ID:???
ラクダは怖いよな…
走ると結構スピード出るし
騎兵として使うなら、やはり動物の体躯の大きさそれ自体も重要だな
黒王ぐらいあったら不便かもしれないけど
ばんえい競馬の馬とか

ところでラクダの手綱を捕まえて口に食べ物を突っ込む場合、何を突っ込んだら良いんだ?
594名無し三等兵:2011/02/08(火) 11:10:47 ID:???
ラクダは下手に近づくと唾吐き攻撃で撃退されるぞ
595ハンニバル:2011/02/09(水) 00:36:47 ID:???
いい事思い付いた。
やっぱ、象が最強なんじゃね。

オレって天才。
596名無し三等兵:2011/03/02(水) 04:59:54.99 ID:???
ラクダが軍事利用されたのは概ね中東、西アジア地域ぐらい?
597名無し三等兵:2011/03/03(木) 10:35:10.43 ID:???
ソ連軍の中央アジア人部隊が、
ラクダに輜重挽かせてベルリンまで来て撮った写真も有ったなw
598名無し三等兵:2011/03/07(月) 00:40:57.44 ID:???
オラさベルリンだいぐだ
599名無し三等兵:2011/03/10(木) 16:57:43.45 ID:???
ぶちあげ!
600名無し三等兵:2011/03/10(木) 16:59:45.99 ID:???
そして600!
601名無し三等兵:2011/03/29(火) 22:49:06.02 ID:???
太平洋戦争中の近衛騎兵下士官兵が着用する近衛騎兵供奉服
とはどのようなものでしょうか
602名無し三等兵:2011/03/31(木) 14:19:15.59 ID:EpSRYynZ
ドルマン式ジャケット(肋骨服)らしいけど、
太平洋戦争中のは画像が見つからないね。
603名無し三等兵:2011/04/13(水) 00:33:51.23 ID:p6dEO/T4
>>601
こんなの
http://www.jp-military.com/vip/0706/78u-01.jpg

ただ将校准士官の正装・礼装(正位)と同じく、戦時の為昭和15年頃に「事実上」の廃止となったと聞くけどどうだろう
陛下が登場する観兵式とかのニュース映画や写真みてても近衛騎兵は通常の冬衣・夏衣みたいだし
上の写真は昭和15年前後のやつ
604名無し三等兵:2011/04/13(水) 09:17:26.93 ID:???
馬って特定の人にしかなつかなかったり
先頭走ってる馬がやられたりでもしたら大変なとになるらしい

ロバってよくね?
http://uproda.2ch-library.com/3630417Ku/lib363041.jpg
605名無し三等兵:2011/04/13(水) 15:15:26.54 ID:???
>>604
そのサイズの馬に関しては、>>591の画像から突撃時の効果について疑問が呈されている
606名無し三等兵:2011/04/13(水) 17:23:51.62 ID:???
ラクダとの比較なら馬自体疑問だ
607名無し三等兵:2011/04/14(木) 08:07:57.25 ID:???
1900年前後の小銃(歩兵銃)とか、馬上の騎兵を銃剣で倒す為のあの長さだしな
608名無し三等兵:2011/04/15(金) 16:36:53.63 ID:???
>>603
どうもありがとうございます!
609名無し三等兵:2011/04/16(土) 22:50:12.49 ID:DCuyGZXq
これが騎兵だ!ガチャン!秋山好古
610名無し三等兵:2011/04/16(土) 23:00:46.58 ID:???
教官入院により当講座は閉鎖となります
611名無し三等兵:2011/04/17(日) 03:16:09.61 ID:???
てかラクダでけえ
612名無し三等兵:2011/04/17(日) 09:42:59.42 ID:???
やっぱり暴徒の中にノソノソ入っていって鎮圧する用途なら
とにかくデカい方がいいんだろうな。
ゾウで乗り込めば、すぐに逃げ散るんじゃないか。
613名無し三等兵:2011/04/17(日) 13:05:31.93 ID:???
>>612
古代の戦象は正しくそれが存在理由
で、それに抗せる士気や練度のある軍隊には常に負ける
もっともそんな軍隊は戦象並に希少なんだけど
614名無し三等兵:2011/04/17(日) 13:42:25.50 ID:???
あんまり乗り物がでかいと、乗ってるやつの手持ちの武器じゃ足元へのリーチが足りないという
戦闘なら騎射メインでいいだろうが、鎮圧には使えない
615名無し三等兵:2011/04/17(日) 15:04:12.27 ID:???
つーかそんなことするくらいなら
車で乗り付けて威嚇射撃でもするほうがてっとり早いじゃないか
象なんてただ飼うだけでも大変だぞ
突撃の威力にしても車で跳ね飛ばしたり轢き殺したりするほうがまだ楽だろ
616名無し三等兵:2011/04/17(日) 22:28:25.21 ID:7tSdz1/k
道路事情も有るだろうけど、第二次大戦のソ連軍の騎兵部隊は多いねぇ!ドイツ軍は独ソ開戦時で一個師団。それも翌年に24装甲師団に編成変えだろ。
617名無し三等兵:2011/04/19(火) 21:51:06.47 ID:???
それでも軍全体の機械化率ならソ連のが上なのかな
618名無し三等兵:2011/04/21(木) 20:00:28.98 ID:???
そりゃ自前で造れなくても
米国からがんがんもらえるからな
造れる物だけ造ってりゃ機械化率は勝手に上がる
619名無し三等兵:2011/04/21(木) 20:03:43.42 ID:???
トラックもかなり作ってます。
元々戦前から巨大な機械化部隊を擁してたし。
620名無し三等兵:2011/04/22(金) 01:17:43.45 ID:???
戦間期の時点で米英に次ぐ機械化軍隊だからな労農赤軍は
陸軍が世界最大規模なことを考慮したら余計に

>>618
レンドリースで戦争勝てたとか思っていやがりますか
621名無し三等兵:2011/04/22(金) 21:24:02.10 ID:???
>>616 ドイツでも武装SSなら第8フロリアン・ガイアーをはじめ騎兵師団は結構あるがね。実在が疑わしいのも含めてだが。
国防軍については、ベーゼラーガー騎兵隊がある。突撃銃持った乗馬騎兵がティーガーUの随伴兵やってるんだぞ冗談抜きで。
622名無し三等兵:2011/05/10(火) 21:49:17.14 ID:???
kaki
623名無し三等兵:2011/05/24(火) 02:14:26.83 ID:+hzhCExE
737:05/24(火) 01:24 ao2S/4huO
オンリーワンになれば良い?
ちがうね
アンタ等男だろ?
イチバン。男に産まれたならば
三度の飯よりナンバーワンを目指すべき
冠番組は飾りかい?全身全霊で遮二無二、上を目指し、
王様にならないでどうする?
ようするに自信がないんだろ?
めんどくさがってんじゃねえよ
はっきり言ってオンリーワンなんて自分に保険をかけてるだけ
信じる気持ちがどれだけ強いかが問われるんだよ
子供達の目指すべき目標であれよな
624名無し三等兵:2011/06/07(火) 01:48:26.50 ID:???
汗血馬とか有名だけど欧州にも軍馬の名産地とかあったのかな?
625名無し三等兵:2011/06/07(火) 06:56:23.57 ID:???
ttp://www.geocities.jp/umanoki2004/zukan.htm
こういった品種名リスト(異名含)の中に散見される地名がヒントになるかと。
626名無し三等兵:2011/06/24(金) 01:25:33.10 ID:???
2010年の集計結果
腐敗認識指数(CPI)2010年ランキング
公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されてい るかアンケート調査によってその度合を比較したもの。
対象者はビ ジネスマンと国の分析専門家など。

http://www.ti-j.org/TI/CPI/CPI2010_table_sources_2010-10-20.pdf
1位:デンマーク、ニュージーランド、シンガポール
4位:フィンランド、スウェーデン
6位:カナダ
7位:オランダ
8位:オーストラリア、スイス
10位:ノルウェイ
11位:アイスランド、ルクセンブルグ
13位:香港
14位:アイルランド
15位:オーストリア、ドイツ
17位:日本、バルバドス

G8諸国の中では上から3番目で、以前は20位くらいだったというから改善はしている。

以下抜粋。リーマンショックで大きな打撃を受けた国で順位を下げたところが多いとのこと。
イギリス20位、ベルギー・アメリカ22位、フランス25位、スペイン・イスラエル30位、ポルトガル32位、台湾33位、韓国39位
この辺まではまだしも... イタリア67位、ブラジル69位、中国・コロンビア・ギリシャ・タイ等が78位
ロシアは154位と先進国中では仏恥義理状態。なお、最下位はソマリア。まあ、そりゃそうだ。
627名無し三等兵:2011/06/24(金) 01:26:34.14 ID:???
しまった誤爆した。
628名無し三等兵:2011/06/28(火) 21:45:19.72 ID:???
>>616
赤軍第1騎兵軍を率いたブジョンヌイは三国志あたりに登場してればすっげぇ活躍してたんじゃないかという妄想がががが。
世界最大の騎兵軍団とかロマンあふれる存在だと思うんだけども。

プロレタリアよ、馬に乗れ!
629名無し三等兵:2011/06/30(木) 01:08:09.35 ID:???
三国志って騎馬活躍したっけ?
630名無し三等兵:2011/06/30(木) 03:36:52.70 ID:???
馬が無ければ木馬に乗れ!!
631名無し三等兵:2011/07/01(金) 08:46:16.13 ID:???
>>630

乗ってどうする。
中に入らんと。
632名無し三等兵:2011/07/01(金) 23:11:31.10 ID:???
木魚で我慢しなさい
633名無し三等兵:2011/07/02(土) 09:12:44.72 ID:???
あっ痛い!木魚が僕を!
634名無し三等兵:2011/07/25(月) 11:54:11.97 ID:???
>>630
白い木馬はオーパーツじゃないか
635名無し三等兵:2011/07/28(木) 23:19:26.63 ID:???
白い木馬とか
改造木馬とか
改造木馬のようなものとか
新解釈木馬とか
もうプロレタリアハゲトミノの考えることはわけがわかりません
636名無し三等兵:2011/09/06(火) 02:51:54.47 ID:4q8ZTz3c
7月からレスがついてない…
この前のイギリスの暴動で騎馬警官とか出てなかった?
637名無し三等兵:2011/09/07(水) 01:42:06.16 ID:???
居たな、警察の馬

当局は当初過剰な暴力の行使を非難されることをおそれ、その投入を控えていたが、
暴動が激化し、これ以上事態が悪化することを防ぐため、ついに暴徒に対して放水銃、
プラスチック弾および切り札である三角木馬隊の投入を決定した。
その効果は劇的であった。
暴徒らは馬上に拘束された仲間の喘ぐ姿を眼にすると、皆思わずその場に立ち竦み、
内股で身を捩って(ry
638名無し三等兵:2011/09/07(水) 11:57:55.94 ID:???
>>636
これが今年の映像だろうか
http://www.youtube.com/watch?v=7vwkIjohsvw
隊列組んでパトロールしているだけだけど
http://www.youtube.com/watch?v=W-CFM4eHQLQ
こっちだと機動隊の隊列は見るけど、騎馬警官はいないな

こっちは学生デモのときの映像だと思う
http://www.youtube.com/watch?v=7YGVPKlLcSk
この角度からだと、錘形のような陣形で突撃してデモ隊を分断しているのが分かる
639名無し三等兵:2011/09/19(月) 22:30:59.37 ID:???
実際乗馬クラブで馬に乗ったことあるけど、重量も力も半端ないと思ったわ
馬で体当たりされるのはナナハンバイクで体当たりされるのと同じが少し上じゃないかと思ったぞ
640名無し三等兵:2011/09/19(月) 23:09:19.90 ID:???
でも一馬力でしょう?
641名無し三等兵:2011/09/19(月) 23:47:38.23 ID:???
1馬力の定義を決めた頃にくらべて馬の改良や育成技術が進んでいて、もはや成り立っていないとか

細いアラブやサラブレッドでも馬重500kgくらいで3馬力、農耕用や装甲騎兵の騎馬として開発された
ペルシュロンやシャイヤーなどの重ばん馬では、馬重1トン以上で10馬力からそれ以上にはなるそうな
642名無し三等兵:2011/09/20(火) 00:09:08.38 ID:???
原チャリよりはるかに重くて大馬力か
まあパワーウェイトレシオならかつる
643名無し三等兵:2011/09/20(火) 06:21:57.00 ID:???
輓馬の馬匹改良はさほど進んでいないよ。今の馬でも「継続して」なら一馬力ぐらい。

あーあ、馬飼いたいなー。
644名無し三等兵:2011/09/21(水) 03:20:33.53 ID:???
ベランダに馬
645名無し三等兵:2011/10/11(火) 19:17:37.97 ID:???
武田騎馬軍団というものはなかった、そもそも当時の馬はポニィ程度の大きさで(ドャ、
って言うなら、なぜ源平以降ずっと軍記ものにも絵巻にも馬から降りてする戦闘は描かれず、
逆に騎馬武者の絵は山ほど残ってるのだろ。かっこいいから創作したで全部説明する心算か。
646名無し三等兵:2011/10/15(土) 06:53:02.35 ID:???
その手の軍記物や絵巻物は日本中央競馬会がスポンサー。
647名無し三等兵:2011/10/19(水) 22:21:18.27 ID:???
ホース・ソルジャーをwktkしながら読んだ。
彼らの中では、騎乗出来る=戦士の伝統が生きてた模様。

そこに現れたアメリカ人。
馬に乗って戦場に行き、B-52からスマートボムを誘導。

これが現代版竜騎兵?なのかな。
648名無し三等兵:2011/11/13(日) 02:02:43.62 ID:???
保守
649名無し三等兵
吉宗評判騎兵